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025●門外不出の秘伝

この切れ味!

すばらしい!・・・まさか、これがボレリアで庶民が使っているナイフとは!

うーむ、恐ろしい。

停戦合意から、わずかな期間で国力を盛り返している象徴のようだ。


ラベンダーの、’凍てつく時間’の呪い。

意識は数日経っているが、実はほんの一瞬のことだったという、あの不可解な現象は、よくわからぬ。

兵が夢でも見たのではないか?


しかし、この刃物を見れば、我が直属の軍団の1つが殲滅させられたことにも納得がいく。

秘密はこれか?

ヴラドルフ公爵が、7倍以上の兵力差を撥ね返されたのも道理だ。

恐らくボレリア兵の剣や槍は、さらに鋭いものなのであろう。


外交関係を保っているように見せかけている、今が好機だ。

穀物も安価で提供するとは、無能なやつらよ。

技術提携の項目に、鉄の鍛錬方法を加えよ!

やつらが束の間の平和という夢を見ているうちに、次の戦いに備えるのだ!



戻ってきた鍛冶職人たちの、最初の仕事がこれか。

ふーむ、外見はよく似ておる。

ややっ!何だこれは!切れん!あの切れ味ではない!

職人たちを呼べ!余、自ら問いただし、罰を与えてやる!


門外不出の技があると?

それを習得してくるのが、役目ではないか!

ええい、牢に放り込め!

その秘伝を、何としても手に入れるのだ!


鍛冶職人のみならず、農業や医術においてもボレリアは育成者を派遣してもよい、だと?

お人好しどもだな。

秘伝秘術の伝授は、単に技術だけではなく、気構え・心構え・精神鍛錬も含むのか。

構わん!

やつらの技術を盗めるものなら、騎士道の真似事をさせてやれ!

見ておれ、ボレリア。

直ぐに後悔させてやる!


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