【特別番外編4】毒ジャガイモの刺客を『7つのPのパスタ・エ・パターテ』で弟子に!帝国軍3万との最終決戦、2人のシェフが焼く揚げピッツァと四つ折りピッツァで『新ナポリ』に永遠の平和を!
【大好評御礼・特別番外編 第4弾!】
いつもたくさんのアクセス・ブックマーク・温かい評価を本当にありがとうございます!
特別番外編4は、アンジェロを暗殺するために送り込まれた刺客カイルと、猛毒を持つ『竜山岳のジャガイモ』、そして『新ナポリ』に侵攻してきた灰岩帝国軍3万との最終決戦を描く感動のグランドフィナーレです!
グラニャーノ産パスタ・ミスタ(10分ゆで)を「お湯で5分+ジャガイモの鍋で4分半」炊き上げ、最後に火を止めてから3種のチーズ(パルミジャーノ・ペコリーノ・燻製プローヴォラ)と黒胡椒、生オイルで仕上げる究極の『7つのPのパスタ・エ・パターテ』!
そして、アンジェロと新弟子カイルの「2人のシェフ」が戦場で繰り広げるピッツァ&揚げピッツァの大饗宴をお楽しみください!
王宮の大広間で『絶対魔法無効』を誇るマルファス黒公爵を俺の右手の平手打ち(スキアッフォ)一発で失神させ、手打ちの『シャラティエッリ』の香りでソフィア王女を永久氷眠の呪いから救い出してから、王都『新ナポリ(ネアポリス)』は毎日がお祭りのような賑わいを見せていた。
だが、北の山脈から冷たい秋の風が吹き始める頃になっても、隣国『灰岩帝国』の皇帝ゴルゴスは諦めていなかった。自国の市民や商人の半分以上が、俺の焼く485℃のピッツァを求めて新ナポリへ移住してしまったことが、よほど許せなかったのだろう。
その木曜日の午後。
外では冷たい北風が吹き、店内のテーブルではいつものように剣聖レオ、タンクのゴラン、聖女エレナ、大魔導士ヴィクトルの四人が薪窯の暖かさに当たりながら談笑していた時、扉の鈴がチリンと鳴った。
入ってきたのは、分厚い灰色の山岳マントを羽織った、頬のこけた目つきの鋭い青年だった。肩には、ゴツゴツとした塊がぎっしり詰まった大きな麻袋を担いでいる。
俺にはレベルも魔力感知スキルもない。だが、十五年間厨房のカウンター越しに何万人もの客の顔を見てきた俺には、そいつがマルゲリータを注文しに来た客じゃないことくらい二秒で分かった。肩はバイオリンの弦みたいに張り詰め、指先はかすかに震え、まるで処刑場に向かう囚人のような悲壮な目をしていたからだ。
「いらっしゃい、新ナポリへようこそ!」
俺はエプロンで手を拭きながら声をかけた。「外は冷えるだろ、薪窯の近くの席に座りな!」
青年は奥歯を噛み締めると、俺のカラーラ産白大理石のカウンターの上に、赤紫色の皮をした巨大なジャガイモを二十個ほどドサッとぶちまけた。
「客として来たのではない、新ナポリのアンジェロ!」
青年は張り詰めた声で叫んだ。「私の名はカイル、北の雪山脈の料理人だ! 貴様が大陸一の料理人で、どんな食材でも絶対に断らないと聞いた……だが、海の街のピッツァ職人である貴様に、我らの雪山で最も扱いが難しい秘宝『竜山岳のジャガイモ(ドラゴ・パタータ)』が調理できるかな!? このジャガイモを使って私と料理勝負をしろ! 山の掟は絶対だ、互いの作った皿を必ず一口食べる。もし私の料理が勝てば、貴様はこの店を畳むのだ!」
レオとゴランが即座に武器の柄に手をかけ、ヴィクトルの眼鏡が鋭く光った。だが俺は片手を上げて三人を制した。
俺は大理石の上の『竜山岳のジャガイモ』を一つ手に取り、掌で重さを確かめてから、鼻を近づけて匂いを嗅いだ。
その瞬間、俺の料理人の鼻は二つの事実を同時に捉えた。
一つ目は、赤紫色の皮のすぐ下と深い「芽」の奥に潜む、地球のソラニンを十倍凶悪にしたような「刺激的で苦い猛毒アルカロイド」の匂い。
そして二つ目は――俺の目が思わずハートになるほど素晴らしい、極寒の火山灰土壌でじっくり熟成された黄金色のジャガイモ特有の『圧倒的なデンプン質の重みと甘み』だった!
(なるほどな。灰岩帝国の皇帝め、俺がこの山の毒ジャガイモの下処理を知らないと思って、この哀れな若造に毒殺料理を作らせに送り込んできやがったな!)
「いいぜ、カイル! その勝負、受けて立つ!」
俺は満面の笑みで隣のコンロを指差した。「ちょうど外が寒くなってきて、熱々のジャガイモ料理が食いたくてたまらなかったところだ! まずはお前から先に作ってみな!」
カイルはごくりと唾を飲み込み、俺に気づかれていないつもりでこっそり解毒丸薬を舌の下に含むと、調理を始めた。
彼はジャガイモを三個取り出すと、わざと皮のすぐ下の「緑色の猛毒層」と「深い芽の毒腺」を残したまま雑に皮を剥き、包丁でツルツルとした綺麗なサイコロ状に切った。そしてそれをたっぷりの沸騰したお湯で十分間茹で上げたあと――なんと『茹で汁をすべてシンクの排水溝にジャーッと捨てて湯切りし』、バターと塩だけで潰して皿に盛り、俺の前に差し出したのだ。
「これが私の『雪山王のマッシュポテト』だ! さあ、掟通り食べるがいい!」
俺は腕を組んでその皿を見下ろし、一秒だけ湯気の匂いを嗅ぐと、一キロメートル分くらいありそうな深い溜息をついた。
「……おいカイル。お前、北の山で料理人をやってるって言ったが、本当はネズミ駆除業者かなんかだろ?」
カイルの顔から一瞬で血の気が引いた。「な、何を言う!?」
「一つ目!」
俺はビシッと人差し指を立てた。「この高山のジャガイモは、皮の下3ミリの緑色の層と芽の奥に『竜ソラニン』っていう猛毒の苦味成分が溜まってる! ペティナイフで皮を3ミリ厚めに剥き(トルネーラし)、芽の根元を深くえぐり取らなきゃ、食べた奴は三分で胃が麻痺してあの世行きだ! 2メートル離れた場所からでも、毒のエグい匂いがプンプンしてるぞ!」
カイルは雷に打たれたように二歩後ずさった。鑑定魔法すら使わずに、匂いだけで毒を完全に見抜かれたことに震え上がっている。
「そして二つ目! 料理人にとっては毒を盛ること以上に万死に値する大罪だ!」
俺は大理石のカウンターをバンッと叩いて怒鳴った。
「お前、こんなに素晴らしいジャガイモを包丁でツルツルに切って、大量のお湯で茹でてから『その茹で汁を全部シンクの排水溝に捨てやがった』な!? 正気か!? ジャガイモの魂は『デンプン』なんだよ! お湯で茹でてそのお湯を捨てたら、皿の上には味の抜けた水っぽい繊維しか残らねぇし、一番美味いデンプンと旨味は全部下水道へ流れて消えちまったじゃねぇか!!」
「だ、だがお湯で茹でて湯切りしなければ、どうやってこの硬いジャガイモに火を通すというのだ!?」とカイルが震える声で叫んだ。
「そこのレオとゴランの隣の椅子に座って、その目をひん剥いてよく見てろ!」
俺は袖を肘までまくり上げ、底の広いテラコッタの浅鍋とよく研いだペティナイフを取り出した。
「いいか、お湯を一滴も捨てずに、大地の最も素朴な食材を王様の料理に変えるナポリの家庭の最高傑作――『7つのP』が一つに溶け合う、新ナポリで一番美味いねっとり糸引く究極の『パスタ・エ・パターテ・アッツェッカータ(ジャガイモと燻製プローヴォラの濃厚パスタ)』を教えてやる!」
「な、7つのP……!?」とカイルとレオたちが同時に身を乗り出した。
俺はまず、『竜山岳のジャガイモ』を五個手に取った。
ペティナイフを滑らせ、猛毒のアルカロイドが含まれる外側の3ミリの層と芽の根元をミリ単位の正確さで完全に削ぎ落とす(もちろん削いだ皮は毒があるから、特殊な中和灰に入れて肥料にする)。手元に残ったのは、毒が1ミリもない、黄金色に輝く無垢で甘いジャガイモの芯だけだ!
そして、ここからが第1のプロの技だ。
俺はまな板の上でジャガイモを最後まで包丁で切らず、刃を半分だけ入れたところで手首をひねり、パキッ!と『手で割るようにして折った』のだ!
――パキッ! ボキッ! パキッ!
「この音が聞こえるか?」
俺は不揃いな塊に割れたジャガイモを見せて言った。「ナポリじゃこれを『ア・スキオッコ(音を立てて割る)』って呼ぶんだ! 包丁でスパッと綺麗に切ると断面が閉じてデンプンが出ないが、こうやって途中でパキッと割ることで断面がザラザラに荒れ、煮込んだ時に通常の3倍もの天然デンプンがスープの中に溶け出して、生クリームなんか使わなくても極上のとろみが生まれるんだよ!」
そして俺はコンロにテラコッタの鍋を乗せ、伝説の『7つのP』の交響曲を開始した。
■【第1のP:パンチェッタ(Pancetta)と極みじん切りのソフリット】
俺はまず、少量の『玉ねぎ、セロリ、ニンジン』をまな板の上で包丁を高速で動かし、文字通り「金とルビーの砂粒」のように『極めて細かく、極限の極みじん切り』にした。
パスタ・エ・パターテでは、香味野菜が歯に当たって邪魔をしてはいけない。煮込んでいる間に完全に溶けて消え、見えない甘みとコクだけを残すためだ。
鍋に少量のエキストラバージン・オリーブオイルを引き、その極みじん切りの野菜と、1つ目のPである『角切りのパンチェッタ(塩漬け豚バラ肉)とグアンチャーレ』、そして香り付けのローズマリーの枝を1本入れて弱火でじっくりと炒める。豚の極上の脂が透き通って甘い香りが立ったところで、ローズマリーの枝を取り出した。
■【第2・第3のP:パターテ(Patate/ジャガイモ)とポモドーロ(Pomodoro/トマト)+パルミジャーノの皮】
そこへ2つ目のP――先ほど手でパキッと割った『竜山岳のジャガイモ(パターテ)』を投入し、パンチェッタの脂とソフリットの旨味を3分間しっかり吸わせる。
続けて3つ目のP――『サン・マルツァーノの濃縮トマトペースト大さじ1と、手で潰したミニトマト数個』を加えた! 赤いトマトソースにするためじゃない、ナポリの夕焼けのような美しい「琥珀色がかったオレンジ色」と、トマトの優しい酸味とグルタミン酸を加えるためだ。
そこへ熱々の野菜ブロードをジャガイモが浸るくらいまで注ぎ、さらに俺が絶対に捨てない宝物――表面を綺麗に削った『24ヶ月熟成パルミジャーノ・レッジャーノの硬い皮』をサイコロ状に切って放り込んだ!
「よその店じゃこのチーズの硬い皮をゴミ箱に捨てるが、俺の鍋じゃこれが最高の宝石になる! ジャガイモと一緒にコトコト煮込むと、この皮がトロトロのお餅みたいに柔らかくなって、爆発的な旨味を出すんだ!」
蓋を少しずらして弱火で十五分。
手で割ったジャガイモの半分が自然に煮崩れて溶け出し、鍋の中は黄金色の濃厚なベルベットのようなクリームへと変わっていた。
■【第4のP:パスタ・ミスタ(Pasta Mista)――黄金の「5分+4分半」の法則!】
俺は進化した【無限食材庫・極】から、ナポリの伝統パスタを取り出した。
4つ目のP――太さも形も違う様々なショートパスタが最初から混ざり合った『グラニャーノ産・ブロンズダイス製法のパスタ・ミスタ(混合パスタ)』だ! このパスタの袋の表示ゆで時間は『10分』である。
「いいかカイル、ここが病院のシャバシャバのスープと、新ナポリで一番美味い『アッツェッカータ・アッツェッカータ(超ねっとり濃厚)』なパスタ・エ・パターテを分ける最大の秘密だ!」
俺は目を輝かせて宣言した。
「このグラニャーノ産のパスタ・ミスタは『10分ゆで』だ! 俺はこれを、まず隣の沸騰した塩湯の鍋で『きっちり5分間(半分の時間)』だけ茹でる!」
俺はタイマーが5分を刻んだ瞬間、まだ芯がバリバリに残っているパスタ・ミスタを網杓子で引き上げ(茹で汁は絶対に捨てない!)、そのまま隣のグツグツと煮立つ『ジャガイモの鍋の中へと直接ぶち込んだ』!
「お湯で『5分』茹でたパスタを、残りの『4分半』はジャガイモのクリームの中で絶えず木べらでかき混ぜながら直接炊き上げるんだ! 合計『9分半』――最後の30秒分だけアル・デンテの歯ごたえを残して、パスタの小麦のデンプンとジャガイモのデンプンを鍋の中で完全に結婚させるんだよ!」
カイルが息をするのも忘れて鍋の中を見つめた。
俺が木べらを動かし続ける4分半の間(必要に応じてデンプンたっぷりの茹で汁をお玉半分だけ足す)、グラニャーノ産パスタ・ミスタのザラついた表面から溶け出したデンプンがジャガイモのクリームを極限まで吸い込み、9分半が経過した瞬間には、鍋の中からサラサラした汁気は完全に消え失せ、木べらにねっとりと絡みつく「黄金の溶岩」のような状態――究極の『アッツェッカータ(密着状態)』が完成した!
「そして最後だ! いいか、チーズは『必ず火を完全に止めてから、すべて最後に一度に入れる』のが鉄則だ! 火にかけたまま100℃の鍋にチーズを入れたら、タンパク質が分離してゴムになっちまうからな!」
■【第5・第6・第7のP:パルミジャーノ、ペコリーノ、燻製プローヴォラ、ペーペ(黒胡椒)――そして仕上げの生オイル!】
俺はコンロの火を完全に消し、テラコッタの鍋を木の台の上へと下ろした。
そして、その熱々のジャガイモとパスタの溶岩の中へ、残りの『3つのP』を一気に投入した!
・5つ目のP:すりおろした『24ヶ月熟成パルミジャーノ・レッジャーノ』を雪のようにたっぷり!
・6つ目のP:すりおろした芳醇な『ペコリーノ・ロマーノ』をひと掴み!
・7つ目のP:サイコロ状に切った新鮮な『水牛の燻製プローヴォラチーズ(プローヴォラ・アッフミカータ)』を山盛り! さらに挽きたての『黒胡椒』をたっぷりと振りかけ――
・最後の最後に、『生のエキストラバージン・オリーブオイル』を鍋の縁からぐるりとひと回し(ジーロ・ドーリオ)注ぎ入れた!
俺は木べらを握りしめ、鍋の底から上へと空気を含ませるように激しくかき混ぜて乳化させた!
――チャッ、チャッ、チャッ、チャッ!!
火を止めた絶妙な温度の中で、パルミジャーノとペコリーノと生のオリーブオイルがジャガイモのデンプンと溶け合ってシルクのような艶を生み出し、角切りの『燻製プローヴォラチーズ』がトロトロに溶けて、俺がお玉を持ち上げた瞬間――ねっとりと濃厚なパスタ・エ・パターテの間から、真っ白な燻製チーズの糸が50センチ以上も美しく伸び上がったのだ!!
店内に、暴力的なまでに甘く、香ばしく、食欲を狂わせる香りが爆発した。
雪山のジャガイモの栗のような甘い香り、燻製プローヴォラの藁のスモーキーな芳香、ペコリーノとパルミジャーノの濃厚なコク、ピリッとした黒胡椒、そして最後に回しかけたフレッシュな生オリーブオイルの香り!
俺は湯気を立ててチーズが糸を引く深皿を、ガタガタと震えている暗殺者カイルの目の前にドンと置いた(もちろんレオ、ゴラン、エレナ、ヴィクトルの前にも大盛りで並べた)。
「食えよ、雪山の料理人」
俺はスプーンを差し出して言った。「本物のナポリのパスタ・エ・パターテは、スプーンを逆さまにしても落ちないくらい濃厚なんだ。お前の故郷のジャガイモが、人を殺すためじゃなく、人を愛するために料理されたらどんな味がするか、その舌で確かめてみろ」
カイルは震える手でスプーンを握り、長い燻製プローヴォラの糸を巻き取りながら、いろんな形のパスタ・ミスタと黄金色のジャガイモ、そしてトロトロになったパルミジャーノの皮を一緒にすくって口へと運んだ。
カイルの唇がそれを閉じ、ひと噛みした瞬間。
冷酷な暗殺者の目から、堰を切ったように大粒の涙がボロボロと溢れ出した。
それはスープでもなければ、ただのパスタでもなかった。
お湯で5分、そしてジャガイモの鍋で4分半炊き上げられたグラニャーノ産のパスタ・ミスタは、完璧なアル・デンテの弾力を保ちながら、手で割った雪山ジャガイモの濃厚なデンプンのクリームと完全に一体化していた!
噛むたびに、極みじん切りにして溶け込んだ野菜とパンチェッタの深い甘みが広がり、そこへ火を止めてから入れた『燻製プローヴォラ』の伸びるミルクのコクと燻製香、『パルミジャーノとペコリーノ』の塩気、お餅のように柔らかいチーズの皮の旨味、そして黒胡椒と最後の生オリーブオイルの爽やかな香りが押し寄せ、凍りついていたカイルの心と胃袋を、母親の毛布のように温かく包み込んだのだ!
「う……ううっ……美味い……! なんて温かくて、優しい味なんだ……!!」
カイルはテーブルの上に涙をポタポタとこぼしながら、狂ったようにスプーンを動かし続けた。隣ではレオとゴランも「うおおおっ、この伸びる燻製プローヴォラとジャガイモの絡みつきが最高だァッ!!」と1メートルもチーズの糸を伸ばしながら夢中で平らげている。
そしてカイルが最後の一口まで皿を鏡のようにピカピカに食べ尽くした瞬間、俺のスキルがまばゆい黄金の光を放った。
【ユニークスキル発動:『ゼロ・ウェイストの錬金術(出力300%)』――体内の全毒素浄化および生命力の完全覚醒を確認!】
カイルが二十年間、雪山で毒薬の研究を続けるうちに自分の体内に蓄積させていたすべての毒素が一瞬で消滅し、青白かった頬に健康的な血色が戻った!
カイルは空になった皿を見つめ、ゆっくりと立ち上がると、俺の小麦粉のついた安全靴の前に両膝をつき、床に額を擦りつけて号泣した。
「……最高の最期の晩餐を、ありがとうございました、アンジェロ師匠!!」
カイルは声を振り絞って叫んだ。
「私は料理人ではありません! 灰岩帝国の皇帝に命じられ、竜山岳のジャガイモの毒であなたを暗殺しに来た毒殺部隊のカイルです! 私は生涯、故郷の冷たい山の作物を『人を殺すための道具』としてしか見たことがありませんでした……まさか、私たちの山のジャガイモが、こんなにも人を幸せにする太陽みたいな料理に変わるとは知らなかったのです!! 私は任務に失敗しました。これより帝国へ戻り、失敗者の掟通り、皇帝の処刑人に私の首を差し出して死んで参ります!!」
カイルは涙を拭って悲しげに微笑むと、立ち上がって死ぬためにピッツェリアの扉を開けようと背を向けた。
だが、俺がそんなことを許すはずがなかった。
俺は一歩踏み出すと、カイルの灰色のマントの襟首を後ろから鷲掴みにし、片腕の怪力で店内へとグイッと引き戻した!
「おいコラァッ、どこへ行く気だこの大馬鹿野郎がァッ!!」
俺はピッツェリアの窓ガラスがビリビリと震えるほどの雷鳴のような大声で、カイルの顔面に怒鳴りつけた。
「俺のパスタ・エ・パターテを腹いっぱい食った直後に、あのアホ皇帝のところへ帰って首を斬られて死ぬだと!? ふざけるな!! 俺が死人に食わせるために、大事な24ヶ月熟成パルミジャーノと燻製プローヴォラを使って、4分半も腕が痛くなるまで鍋をかき混ぜてやったと思ってんのか!?」
カイルは目を丸くして、涙でぐしゃぐしゃになった顔で俺を見上げた。
「で、ですがアンジェロ師匠……私はあなたを毒殺しようとした犯罪者です! なぜ私を止めるのですか!?」
俺はカイルの襟首から手を離すと、カウンターの奥から『真っ白な新しいエプロン』と『鋼の皮むき器』を取り出し、カイルの胸にドンと押しつけた。
「耳の穴をかっぽじってよく聞け、カイル! そしてその石頭に一生刻み込んでおけ!」
俺はカイルの目をまっすぐ見据えて言った。
「『食(食べ物)』っていうのはな、人を殺したり、国と国で戦争をしたりするためにあるんじゃねぇ! 『食』は愛を分かち合い、冷えた体を温め、昨日までの敵だろうが何だろうが同じテーブルを囲んで笑うためにあるんだ!! お前の故郷のジャガイモは毒の武器なんかじゃねぇ、大地がくれた最高の恵みだ! それに、もしお前が今日死んだら、来週から誰が北の雪山からこの最高に美味いジャガイモを俺の店に運んでくるんだ!? 誰が俺の隣で皮を剥くんだよ!?」
俺は親指で厨房の奥の洗い場と、山積みになったジャガイモの麻袋を指差した。
「いいか、暗殺者のカイルは五分前、最初のスプーン一口を飲み込んだ瞬間に死んだ! 今俺の目の前にいるのは、うちのピッツェリアの新入り見習い兼・山岳ジャガイモ仕入れ担当の『料理人カイル』だ! お前の罪を許す条件はただ一つ――絶対に死なずにここで生き続け、人を笑顔にするための本物の料理を俺から一から学ぶことだ! 分かったか!?」
カイルは自分の両手に抱えられた真っ白なエプロンを見つめ、次の瞬間、子供のように声を上げて泣き崩れ、白いエプロンを胸に強く抱きしめて魂の底から叫んだ。
「は、はいっ!! アンジェロ師匠ォォッ!! 私の一生をかけて、人を幸せにする料理を学びます!! ありがとうございます……本当にありがとうございますっ!!」
◇ ◇ ◇
それから三日後の朝だった。
白いエプロンを着けたカイルが、驚くべき器用さとスピードでジャガイモの皮を剥き、ピッツァ生地の仕込みや180℃の落花生油での『モンタナリーナ(揚げピッツァ)』の揚げ方を俺から猛特訓していた、まさにその時だった。
――ゴォォォォン! ゴォォォォン!
『新ナポリ』の街全体に、敵国の総攻撃を知らせる緊急の鐘の音が鳴り響いた!
ピッツェリアの扉が勢いよく開き、完全武装した剣聖レオ、タンクのゴラン、聖女エレナ、大魔導士ヴィクトルの四人が駆け込んできた。
「アンジェロ師匠、カイル! ついに来ましたぞ!」
レオが白銀の大剣を握りしめて叫んだ。「灰岩帝国の皇帝ゴルゴスが、自ら『三万人の帝国大軍団』を率いて新ナポリの北門平原まで進軍してきました!」
カイルがハッと息を呑んだ。「皇帝自らが三万の大軍を……!? そうか、私が三日前にあなたを毒殺したと思い込み、混乱した新ナポリを一気に武力で踏み潰して市民を連れ戻す気なのです!」
「その通りだ」と大魔導士ヴィクトルが眼鏡を光らせた。「我々『白銀の暁』の四人と、アルデバラン国王陛下率いる新ナポリ防衛隊が今から北門の平原で迎え撃つ! だが相手は三万の大軍だ……アンジェロ師匠、我々と兵士たちが限界を超えて戦えるよう、戦場での『料理支援』をお願いできますか!?」
俺は作業台の上の小麦粉をパンッと手で払い、隣でピーラーを握りしめている新弟子のカイルを見た。
「聞いたか、カイル。お前の元雇い主の皇帝様が、俺の葬式を見に三万人も客を連れてきたらしいぞ。……お前はどうする? 怖いなら店の奥に隠れててもいいんだぜ?」
カイルはエプロンの紐を腰で強く結び直し、これまでで一番力強く、誇り高い料理人の目で俺を見返した。
「まさか! 私はもう帝国の暗殺者ではありません、新ナポリのアンジェロ師匠の弟子・料理人カイルです! 私たちの料理で、あの愚かな戦争を終わらせましょう!」
「ハッハッハ、最高だ! よしレオ、ゴラン、エレナ、ヴィクトル! お前らは先に行って敵を食い止めてろ、すぐに俺とカイルの『2人のシェフ』で戦場に店ごと乗り込んでやる!」
◇ ◇ ◇
十五分後、新ナポリの北門に広がる大平原。
黒い鉄甲冑に身を包んだ灰岩帝国の三万の大軍団が地響きを立てて行進し、その先頭の黄金の戦車の上で、傲慢な皇帝ゴルゴスが拡声魔法で高笑いを上げていた。
『フハハハハ!! 新ナポリの愚民どもよ、観念して降伏せよ! 貴様らが崇めていたピッツァ職人のアンジェロは、三日前に我が帝国の毒殺料理人カイルが『竜山岳の毒ジャガイモ』でとっくに地獄へ送ったわ! もはや貴様らに力を与える料理は存在せん! 剣聖レオたちもろとも踏み潰してくれるわァァッ!!』
最前線では、レオ、ゴラン、エレナ、ヴィクトルの四人と新ナポリの近衛兵たちが盾を並べて構えていたが、その顔には絶望どころか、今にも吹き出しそうな笑みが浮かんでいた。
「おいゴルゴス皇帝!」
タンクのゴランが大盾を叩いて大声で叫んだ。「アンジェロ師匠が死んだだと? 寝言はそこに出てる煙突を見てから言えよ!!」
――ゴォォォォォォォンッ!!!
最前線のすぐ後ろ、平原のど真ん中の空間が激しく揺らぎ、485℃の銅張りの薪窯が唸りを上げる【伝統のナポリピッツェリア】がドォン!と出現した!
そして、大きく開け放たれた店の正面カウンターの窓には――腕まくりをした俺と、なんと真っ白なコックコートとエプロンを着た『毒殺部隊のはずのカイル』の2人が、肩を並べて仁王立ちしていたのだ!!
『な、な、なんだとォォッ!?』
黄金の戦車の上で、ゴルゴス皇帝の目玉が飛び出さんばかりに見開かれた。『あ、アンジェロが生きているだと!? しかもなぜ我が帝国の暗殺者カイルが、エプロンを着けてあいつと一緒に玉ねぎを刻んでおるのだァァッ!?』
「うるせぇぞゴルゴス! お前が送ってきたカイルはな、今や俺の最高の右腕シェフだ!」
俺はパーラ(窯ベラ)を帝国軍三万に向けて突きつけ、腹の底から吼えた。
「昨日までは俺一人だったが、今の『新ナポリ』にはシェフが2人いる! カイル、火力全開だ! 戦場の全員にナポリのフルコースを叩き込むぞォォッ!!」
「はいっ、アンジェロ師匠!!」
そこから始まったのは、歴史上誰も見たことがない『2人のシェフによる戦場の大饗宴』だった!
俺一人でも四百枚を焼いた厨房が、下処理の天才であるカイルが加わったことで、文字通り「神速の工場」へと進化したのだ!
左のコンロでは、カイルが2つの巨大な鉄鍋に【180℃の高オレイン酸落花生油】を張り、俺が伸ばした生地にリコッタと燻製プローヴォラと豚皮のチコリを包んだナポリの巨大揚げピッツァ『ピッツァ・フリッタ(Pizza Fritta)』と、黄金の『モンタナリーナ』を次から次へと目にも留まらぬ速さでカラッと揚げていく!
中央の大鍋では、お湯で5分・ジャガイモの鍋で4分半炊き上げ、火を止めてから燻製プローヴォラとパルミジャーノとペコリーノを大量に溶かし込んだ『7つのPのパスタ・エ・パターテ』と、大鍋の『ナポリ風ラグーのパスタ』がグツグツと湯気を立てている!
そして右の【490℃】の薪窯の前では、俺が一度に八枚ずつ、王道の『マルゲリータ』と、戦場で片手で食える四つ折りの『ピッツァ・ア・ポルタフォリオ』を45秒サイクルで猛烈に焼き上げ、保温紙で次々と包んでいった!
「レオ! ゴラン! エレナ! ヴィクトル! そして新ナポリの兵士たち! 俺とカイルが作った熱々のフルコースだ、食って暴れてこい!!」
レオたち四人と新ナポリの兵士たちが、揚げたてでチーズが飛び出す『ピッツァ・フリッタ』と四つ折りの『ピッツァ・ア・ポルタフォリオ』、そしてカイルがよそった熱々の『パスタ・エ・パターテ』を一気に頬張った!
――パリッ、モチッ、ジュワァァァァァッ!!
【師弟連携スキル発動:『新ナポリ・ダブルシェフの奇跡(全能力+500%・無敵化)』!!】
――ドゴォォォォォォォンッ!!!
レオ、ゴラン、エレナ、ヴィクトル、そして新ナポリの兵士たち全員の体から、天の雲を突き破るほど巨大な黄金と真紅の光の柱が噴き上がった!
片手に四つ折りピッツァと揚げピッツァを持ったレオとゴランが前へ踏み出し、剣と盾を一振りしただけで、帝国軍の先鋒部隊の槍と攻城兵器が紙くずのように吹き飛んだ!
だが――本当の奇跡が起きたのは、その直後だった。
北風に乗って、俺とカイルが焼き上げた『何千枚ものマルゲリータと揚げピッツァの香ばしい小麦の香り』、『お湯で5分・鍋で4分半炊き上げたパスタ・エ・パターテと燻製プローヴォラの甘い香り』、そして『ニンニクとサン・マルツァーノのトマトソースの暴力的な芳香』が、灰岩帝国の三万人の兵士たちの陣営へとまともに流れ込んだのだ!
帝国の兵士たちは、何日もの強行軍で冷たくて硬い黒パンと泥水しか口にしていなかった。
その彼らの鼻腔を、この世の天国をすべて煮詰めたような『新ナポリの香り』が直撃した。
――ガシャンッ。
帝国軍の最前列にいた槍兵が、自分の槍を地面に取り落とした。
続いて、三万人の兵士たちの腹が同時に「グゥゥゥゥゥゥッ……!!」と地鳴りのように鳴り響いた。
その時、ピッツェリアの屋根の上に登った新弟子のカイルが、白いエプロンを風になびかせながら、自分の故郷である帝国軍の兵士たちに向かって魂の限りに叫んだ。
「灰岩帝国の兄弟たちよ、武器を下ろしてくれ!! 見てくれ、私は死んでなどいない! この『新ナポリ』には、人を殺すための毒ではなく、人を笑顔にして生かすための最高の料理がある! 寒い泥の中で腹を空かせて死ぬために戦うのはもうやめろ! 武器を捨てて列に並んだ者には全員、私とアンジェロ師匠が焼いた熱々の『ピッツァ』と、私たちの故郷のジャガイモで作った『パスタ・エ・パターテ』を腹いっぱい振る舞うぞォォッ!!」
一秒の沈黙のあと――。
――ガシャアアアアンッ!!
三万人の帝国兵たちが、一斉に手にしていた剣と槍と盾を地面に投げ捨てた!
「「「うおおおおおっ!! 俺たちも新ナポリのピッツァとパスタが食いたいぞォォッ!! 戦争なんかクソ喰らえだ、列に並べェェッ!!」」」
なんと三万人の敵兵が一人残らずその場で武器を捨て、俺のピッツェリアの前に整然と「世界一長い客の行列」を作ってしまったのだ!
ただ一人、戦車の上に取り残されたゴルゴス皇帝が「ま、待て貴様ら! 反逆だぞ!」と叫んだが、進化したゴランに戦車ごと指先ひとつでひっくり返され、自分の兵士たちに縄でぐるぐる巻きにされてしまった。
俺は窯の前で汗を拭いながら、隣で目を輝かせて新しいピッツァ・フリッタを揚げ続けているカイルの肩をバンッと叩いて、豪快に笑い飛ばした。
「見たかカイル! 大砲や剣じゃ人は征服できねぇが、熱々のピッツァとパスタ・エ・パターテがあれば、三万人の敵だって一瞬で家族(客)に変わるんだ!」
俺は485℃の薪窯に新しいブナの薪を放り込み、店の外で皿を構えて笑っているレオ、ゴラン、エレナ、ヴィクトル、アルデバラン国王、ソフィア王女、さらには空から降りてきた魔王と海神、そして三万人の新しい客たちに向かって高らかに叫んだ。
「よしお前ら、新ナポリの平和記念パーティーの始まりだ!! 俺とカイルの2人で夜明けまで焼き続けてやるから、一人も腹を空かせたまま帰るんじゃねぇぞ! ――ボナペティート(召し上がれ)!!」
【全8話+特別番外編4話・大団円(完)】
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■ 今夜お家で再現できる!アンジェロ&カイルの本場ナポリ秘伝レシピ ■
【究極のねっとり糸引く!『7つのP』のパスタ・エ・パターテ・アッツェッカータ(4人前)】
(※7つのP=①Pasta[パスタ・ミスタ]、②Patate[ジャガイモ]、③Pancetta[パンチェッタ]、④Pomodoro[トマト]、⑤Parmigiano[パルミジャーノ]、⑥Pecorino[ペコリーノ]、⑦Provola[燻製プローヴォラ]&Pepe[黒胡椒]!)
<材料>
・①パスタ・ミスタ(グラニャーノ産など、ゆで時間10分の混合ショートパスタ/なければ普通のショートパスタを数種類混ぜるか折ったスパゲッティでも可):320g
・②ジャガイモ(デンプンが多い男爵やキタアカリなど):正味700g
・③パンチェッタ(またはベーコン・グアンチャーレの角切り):100g
・④トマト:濃縮トマトペースト大さじ1(またはミニトマト4〜5個/パッサータ大さじ2。赤くするのではなく琥珀色に色付けする程度!)
・【極みじん切りのソフリット】玉ねぎ、セロリ、ニンジン:各少量(※煮込んで完全に溶けるよう、極めて細かくみじん切りにする!)+ ローズマリー1枝
・【ゼロ・ウェイストの秘宝】パルミジャーノ・レッジャーノの硬い皮(表面を削ってサイコロ状に切る):適量 + 熱い野菜ブロード(または熱湯):適量
・【必ず最後に火を止めてから入れる仕上げの3つのP+胡椒&オイル】
⑤すりおろしたパルミジャーノ・レッジャーノ:50g
⑥すりおろしたペコリーノ・ロマーノ:30g
⑦燻製プローヴォラチーズ(または燻製スカモルツァやモッツァレラの角切り):200g
+ 黒胡椒、仕上げの生のエキストラバージン・オリーブオイル(ひと回し)
【黄金の作り方(お湯で5分+鍋で4分半の極意!)】
1.【ジャガイモを手で割る】ジャガイモの皮を剥き、包丁を半分入れて手首をひねり「パキッ!」と割るように一口大にする(断面が荒れてデンプンが3倍出ます!)。
2.【極みじん切りのソフリットと煮込み】鍋に少量のオイルを引き、極めて細かく刻んだ玉ねぎ・セロリ・ニンジンとパンチェッタ、ローズマリーを弱火で炒める。香りが出たらローズマリーを取り出し、ジャガイモを入れて3分炒め、トマトペーストを加えて熱いブロードをひたひたに注ぐ。パルミジャーノの皮の角切りを加え、蓋をして弱火で約15分、ジャガイモの半分が煮崩れてとろみが出るまで煮る。
3.【パスタ・ミスタの黄金法則(5分+4分半)】ゆで時間10分のパスタ・ミスタを、まず別の塩湯の鍋で『きっちり5分間』茹でる。5分経ったら湯を捨てずに網杓子でパスタを引き上げ、直接2のジャガイモの鍋へ入れて『残りの4分半』、木べらで絶えずかき混ぜながら直接炊き上げる(水分が足りなければ茹で汁を少し足す)。合計9分半で汁気がなくなり、ねっとりと絡みつく「アッツェッカータ」の状態になる!
4.【チーズはすべて最後に火を止めてから!】コンロの火を「完全に止め」、すりおろしたパルミジャーノ、ペコリーノ、角切りの燻製プローヴォラ、黒胡椒、そして最後に「生のエキストラバージン・オリーブオイルをひと回し」加え、底から手早くかき混ぜて乳化させる。プローヴォラがとろけて長く糸を引いたら熱々を召し上がれ!
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特別番外編4(グランドフィナーレ)までお読みいただき、本当にありがとうございました!
ナポリの冬の王様『パスタ・エ・パターテ』を本場の「アッツェッカータ(ねっとり濃厚で糸引く状態)」に仕上げる最大の秘訣は、①最初の香味野菜は極みじん切りにして溶かすこと、②10分ゆでのグラニャーノ産パスタ・ミスタを「お湯で5分+ジャガイモの鍋で4分半(計9分半)」直接炊き上げてデンプンを一体化させること、そして③「必ず火を完全に止めてからすべてのチーズ(パルミジャーノ・ペコリーノ・燻製プローヴォラ)と黒胡椒、仕上げの生オリーブオイルを入れて混ぜること」です!心も体も芯から温まりますので、ぜひお家で作ってみてください!
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■ あわせて読みたい!同作者のランキング受賞&大人気シリーズ ■
▼【本作のアンジェロが現代の香港&東京で大活躍するレシピ物語!(連載中)】
『香港30階の三つ星店でピンセット料理に飽きたVIPが『イタリア人シェフのおまかせで』と注文したら~ナポリ出身の現役シェフが教える、世界一美味しくて家でも作れる本場の秘密レシピ物語~』
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▼【パニック〔SF〕日間・週間・月間 第1位(三冠達成)!(1話完結)】
『『カテゴリーD(廃棄物)』と切り捨てられたコンビニ店員のリアル・ゾンビサバイバル ~ゲーム脳を捨てて無人島を開拓したら、俺を見捨てた『カテゴリーA』の上級国民たちが食料を乞いに来たけれど、もう遅い~』
https://ncode.syosetu.com/n8187mw/
▼【各部門ランキング上位の短編・完結シリーズ】
・ローファンタジー短編上位:『『名無しのゴミ』と蔑まれた最弱ゴブリン、盲目の老鍛冶師に『ルズ』と名付けられ自慢の孫になる』
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・ホラー:『冬季限定ホテルの『神々の秘酒』』
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ボナペティート&グラッツェ!




