ラプラスになるまでのお話④
ありもしない国家反逆罪でサーズは獄中にいれられた。
「ああ、終わりか。」
自分の人生はここで終わるのか。牢屋に入ってからはそう思っていた。
そんな時
「可哀想なお方。」
「誰だ?どうやってここに入ってきた。」
「私は大罪使徒改変の■■■です。あなたは選択肢があります。。」
「選択肢?」
「1つ目はこのまま運命を受け入れるということです。2つ目は私たちに利用されるという2つです。」
「随分とひでえな。その2つ目は具体的にはどうなるんだ?」
「権能という力をあなたに授けますが、今のような人間で居続けることはできなくなってしまいます。」
「ああ、そうかよ。」
「決断ができましたら■■■とつぶやいてください。何も言わずにいますと選択肢2を選んだこととします。では。」
「権能なんだそれ、そんなものあるわけねえだろ。大罪使徒?誰だそいつら。聞いたことねえな。」
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「大罪人サーズ・リール貴様は国家反逆を企てた。それでいいな。」
どうせ無駄だ何を言っても有罪になる。
もうどうでもいい。
「よってサーズ・リールには死刑の判決を言い渡す。」
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「あ〜あ、終わりだよ。」
ほんとくだらね。
本当にもうどうなったっていい
『決断ができましたら■■■とつぶやいてください。』
へ、もういいや、それに乗っかってやるよ。
「■■■」
「決断ができたのでしょうか?」
「ああ、そうだ。お前らに利用されてやるよ。」
「そうですか、では権能について
「いい、いいそういうのはいい。とっととやってくれ。」
「本当によろしいのですね。」
「はいはい、どうぞどうぞ。はやくやってくれ。」
「『反転がここに居る』」
■■■がそういった瞬間この場にいなかった黒服の男が現れた。
「見つかったのか?」
「ええ、それではやりましょう。」
「改変『あなたは加護を持っている。』」「反転その加護を反転す。」
二人がそう唱えた瞬間、サーズの体に黒紫色のオーラを放つ何かが入っていった。
「それでは、後はあなたに任せます。それと今日からあなたの名前はラプラスです。」
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そうして権能を手に入れたサーズはその日のうちに共和国を滅ぼしてしまった。




