決戦テクノジリア⑦
何も打つ手がなくなった時、
この場にずっとなかった最初の違和感の正体がやってきた。
そう、大罪使徒科学ラプラスだ。ラプラスはこの戦いが始まった時ここにはいなかった。
そのため、今までの戦いは防衛システムで行ってきたことだった。
初めからなにか抜けている感じがしたのは、ラプラスがいなかったからだ。
「で、ここに来た理由はなんだ?」
「聞くまでも無いだろ、お前を倒すためだ。」
「はあ、白の塔すら落とせぬ君等では私に勝つなど無理な話よ。」
「不可能だって決まっているわけじゃない。」
「では証明してみせよ。」
ラプラスとの戦闘が始まった。
しかし、前回から学んだ通り普通に戦っても到底勝てる相手ではない。
しかもまだラプラスがどのような攻撃をしてくるのか知らないため、よりいっそう相手が強大に見える。
「はああああああああ。」
意味がないと知っていてもやるしかない。と判断した新也は効かないとわかっているが攻撃を仕掛けた。
もちろん避けられた。
「今回は手を抜く理由がない。私の領域に勝手に入って来たわけだしな。」
そう言って白衣のポケットから銃を取り出していた。
両手に銃を持ち攻撃を仕掛けてきた。
咄嗟に避けようとしたが、それも計算のうちにいれられていたのか正確無慈悲な弾丸は目の前にいた兵士を二人撃ち抜いた。
「攻撃をしろ。」
そう言われて魔法隊は魔法を放っていったが。
「鬱陶しいな。」
何故か一瞬で背後を取っていた。ものの数秒で魔法隊は全滅した。
「強すぎる。」
今までの大罪使徒とは比べ物にならないぐらい強い。
ここに新也はそう思った。反転のような理解が追いつかないタイプではない、目に見えて強さがわかる。
このままだと負ける。だが、打つ手がない。
「怯むな、攻撃を仕掛けろ。いつかは限界がくるはずだ。仲間との距離を取ったほうがいい。」
そう指示を出す高柳の方をラプラスは見ていた。
「司令塔を落としたほうが良いか。」
そう言って高柳の背後に回った。
「それぐらい対策している。」
銃弾は高柳がはっていたバリアで防がれていた。
「なるほど。では。」
そういった瞬間、スナイパーライフルのような長いライフルを取り出していた。
そしてそれを高柳に向かって放った。
発射されたのは弾丸ではなくレーザーやビームのようなものだった。
それは、高柳の展開していたバリアのを破壊して高柳の心臓に当たった。
高柳は死んだ。




