決戦テクノジリア⑧
高柳が死んだ。
自分の死は受け入れられるが、クラスメイトが死んだ。
ここは戦場だ、人の死があることは当然の環境だ。
それなのに、心の何処かで仲間は死なないと思っていた。
「ラプラあああああすうううううううううう。」
俺はラプラスに向かって突撃した。
ラプラスは
「君は、確かあの時死んだ...ん?」
とどうやら少しの間思考してしまったようだ。
絶好のチャンスだ。京坂はこの隙を見逃さなかった。
が、当たらなかった。いや正確に言えばラプラスにいる場所には当たっていたが。
白の塔の時と同様に無効化されていた。
「私に白の塔と同じことができないと誰が言ったのだ。そこの君の能力も非常に厄介だ。」
京坂に集中して攻撃を仕掛けてきた。
ラプラスの攻撃を京坂はなんとか避けていた。
俺は京坂さんがいる場所に走っていっていた。
そんな時京坂さんは拘束されていた。
「避けれたほうだ。誇れ。」
ラプラスはそう言って京坂の頭を撃ち抜いた。
「やめろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお。」
「静かにしてくれ。」
そう言って俺の頭を撃ち抜いた。
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「新也、下がってくれ。」
「アストレアさんどうしたんですか?」
騎士団長アストレアはラプラスの方に向かいながら新也にこう言った。
「これは私たちの問題だ、勇者様たちにはこれ以上犠牲者を出してもらうと困る。」
「アストレアさん、僕はそうい─
「いいんだ。これは私たちの世界の問題だ。これ以上関わりのない子どもたちが戦って欲しくはない。」
「アストレアさん。」
「⋯アルセリア王国王国騎士団騎士団長アストレア・バース。」
「そうくるか。ならばこうしよう。」
そう言って銃から剣に武器を変えていた。
「何のつもりだ。」
「敬意の現れだ。」
「エンゼル教大罪使徒科学ラプラス。」
数秒の間、二人は止まっていた。次の瞬間二人が動き出した。
「武人では無いのに強い。」
「何百年も生きているのだ。これぐらいできる。」
そうして騎士団長アストレアとラプラスの戦いが始まった。




