決戦テクノジリア
「総員上陸せよ。繰り返す。総員上陸せよ。」
そのアナウンスと共に最初にテクノジリアに踏み込んだのは新也だった。
「これがテクノジリアか。」
目の前に広がっている光景は白色の風景だった。
建造物らしきものはあるが、真っ先に気になったことは白色ばかりという点だった。
「SF感すげえな。」
「君の言う通りそうだな。」
浮遊大陸と言われるだけあって、テクノジリアはかなり大きい。王都の4倍以上はありそうな感じだった。
「でもなにか変だな。」
俺達が上陸してきたというのに当の大罪使徒科学は姿を現さない。
色々と考えていた時、目の前にはロボットが見えた。
「警備用ロボットといったところか。」
警備用ロボット2体に新也は向かって走っていっていた。
そして銃弾を華麗にかわして、2体とも切り落としていた。
倒したロボットの方に高柳は向かっていった。
ロボットの横には『Grau』と書いてあった。
「グラウか。これは今後グラウと呼称する。グラウはテクノジリア内部では弱い部類に入ると思う。そしてかなりの数がいると思う。」
さすが高柳だな。確かにレールガンなどを作れるぐらいすごいのがラプラスなのに、この程度のがテクノジリアの上位戦力のはずがない。
高柳の予想どおり、さらにグラウはやってきた。
両サイドに銃を構えてるため、俺のような人間だとあっさりと倒せる感じだ。
今はじっとしておこうかな。
騎士団長や新也は次々に来るグラウを倒していっている。
魔法も効くようなため、なんとかなっているが。
「きりがないな。」
倒しても倒しても次々に現れてくるためこのままだとジリ貧で負けてしまいそうだ。
「こちら側に道があるぞ。」
そう言われ俺達はその道に向かっていった。
「しつこいな。」
そう言って高柳は土魔法を使い壁を作った。
土壁ができた途端グラウは来なくなった。
「よし行くぞ。」
走って中心部に向かっている途中轟音が鳴った。
大砲を打った時に鳴る音と似ている。
「バリアをはれ。」
高柳に言われた通り魔法隊はバリアをはった。
次の瞬間、バリアに大砲の砲弾が着弾していた。
「これは本格的にまずいな。」




