浮遊大陸テクノジリア
「全速前進だ」
高柳の合図とともに戦艦スプリングバードは空に飛び立った。
正直言って戦艦が空を飛んでいるということがかなり衝撃だ。
わかっていても、衝撃を受けるものだ。
「10分程度で浮遊大陸テクノジリアに上陸する計算だ。途中敵の迎撃システムがあると思われるため、総員は衝撃に備えられるようにしてくれ」
艦内アナウンスが鳴り響いた。
高度は浮遊大陸テクノジリアと同じぐらいの位置にもういるそうだ。
「やはりあるか。」
高柳が予測していた通り迎撃をするべく浮遊大陸テクノジリアは弾幕を張ってきた。
「この程度なら、戦艦にあるバリアシステムでなんとかなる。」
艦長が言ったとおりに弾幕の中戦艦は何事もなかったかのように進んでいる。
「バリアシステムの限界は5分だ。」
「それはまずいですね。多少は被弾するのか。」
「そうなるが、この戦艦の装甲的に問題ないはずだ。」
スプリングバードは恐ろしい弾幕の中突き進んでいた。
「アレは何だ?」
目の前に映る浮遊大陸テクノジリアが何かをためている感じになっていた。
「総員衝撃に備えろ。」
高柳が言った次の瞬間、波動砲らしきものが飛んできた。
多少の衝撃はあったものの、バリアシステムのおかげもあり、戦艦には傷は一つもついていない。
「頼む持ってくれ。」
「また何か来ます。」
今度はレールガンのようだったが、問題はなかった。
しかし、もうバリアシステムを発動させて5分ぐらいたつ。
「バリアシステムが終わってしまう。」
操縦士がこの言葉を言った瞬間バリアシステムが解けた。
「総員衝撃にそなえろ。」
恐ろしい弾幕の嵐が戦艦スプリングバードを襲った。
大半の弾幕は装甲で弾けているが、いつくかの弾丸は装甲に傷を与えてきている。
「あと1分なんだ、持ってくれ。」
操縦士がそういた時
「嘘だろ。」
目の前に波動砲を打ったときと同じようにエネルギーをためているのが見えた。
「総員衝撃左に行け。」
その瞬間、戦艦スプリングバードの右サイドに波動砲が直撃した。
幸いにも装甲を蒸発させただけだったため、内部被害はほとんどなかった。
だがしかし、
「エンジン出力低下。不時着をするしかありません。」
「仕方がない最初からこうなると思っていたんだ。」
「総員衝撃にそなえろ。」
そうして戦艦スプリングバードはギリギリのところ浮遊大陸テクノジリアに不時着をすることができた。
もちろん不時着する時ものすごい衝撃を艦内を襲った。




