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異世界召喚された、落ちこぼれの俺にできること  作者: ヨッシーだ
第二部サンステファ連邦編第一章
70/101

あまりにも未知な敵

『あなたは死にました』

はいはいわかっているって。

立ち上がった時まだクラスメイトたちはこの場にいた。

俺が起きたとき新也がこちらに近づいてきてこう言った。


「わかっていても、怖いな君の加護。」


「はは、」


「どうしますか。アストレアさん。」


「ひとまず町に帰還する。そして作戦を建てようと思う。高柳今回のでなにかわかったか?」


「今言えることは、大罪使徒科学は名前から推測するに『ラプラスの悪魔』を実現できていると思う。」


「「ラプラスの悪魔?」」


「簡単に言ったら、全粒子の位置と運動量を完璧に把握・計算できれば未来を予測できるって感じのことだ。でもそれだと科学の能力はよくわからないな。」


「なんでだ?」


「今までは、ラプラスは何らかの科学をモチーフにした武器のみを使っていたが、今回は演算器を使っていることになる。ラプラスの能力は科学そのものなのかも知れない。」


騎士団長は話についてこれていなさそうな感じがした。


「ラプラスはいわば現代科学を凌駕する科学を持っている敵となる。」


これには新也は


「それはまずな。」


と言っていた。


「もしラプラスが『ラプラスの悪魔』を実現できているとしたら。討伐は不可能だ。」


「なぜそういいきれる?」


「騎士団長、ラプラスは全ての未来を擬似的に見える存在です。それは戦ったあなたは身を持ってわかっていると思います。」


「確かにそうだ。だが何か穴があるのではないのか?」


「騎士団長。それにはお答えできません。」


「なぜだ?」


「第一本当に未知の領域だからです。私では何一つわからない領域にラプラスは踏み入っているため、考えてもわかりません。」


「そうか。」


「騎士団長。」


「なんだ?」


「相手はあまりにも未知です。だからこそ挑まなければならない相手です。」


「そうか。期待しているぞ。高柳。」


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