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異世界召喚された、落ちこぼれの俺にできること  作者: ヨッシーだ
第二部サンステファ連邦編第一章
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大罪使徒『科学』

作戦が立案されてから1~2日後、俺達は周辺の町のレゴリスというちょっとした都市にやってきた。

ここはあんまり大きな町ではないが、日本で例えるなら普通の市って感じだ。

要するにちょうどいい感じの町だ。


「これから我々と勇者様たちでテクノジリア周辺に向かう。もし大罪使徒科学が現れてもむやみに戦おうとはするな。戦うになりそうなら撤退しろ。いいかこれは戦略的撤退になるため、恥じることではない。くれぐれも戦いはしないように。」


騎士団長は念押しをしていた。この話は結構重要だと思うから、仮に遭遇したら逃げることとするか。

今回は地上から観測するためスプリングバードは使用しない模様。

本軍がスプリングバードを輸送するため、そもそも無い。


「ではゆくぞ。」


騎士団長がそう言って俺達は歩きで観測する地点に行くことになった。


「騎士団長その浮遊大陸テクノジリアはどのぐらいの位置にあるのでしょうか?」


高柳は歩きながら騎士団長に質問をしていた。


「あくまでも推定の話だが普段は高度3000~4000キーロの地点にあると言われているが、日によって目視できたりできなかったりと言われているため、あまり高度の情報は役に立たないと思うぞ。」


「そうですか。」


上空3~4km地点ぐらいに普段は居るって感じなのか。そりゃ飛行船がいるわけだ。

ふと空を見てみたら普通になにか大きいものが浮遊しているのが見えた。


「あれですか、騎士団長。」


「ああそうだ、あれが浮遊大陸テクノジリアだ。」


目に写ったのはとてもメカメカしい見た目のものだった。

この世界だととても違和感を覚えるようなものだった。

そしたらクラスメイトの誰かがこう言った。


「本当にあんなのを攻略するのかよ。」


「⋯ああ、そうだ。」


騎士団長は重い口取りで言っていた。


「勇者様といえどこの作戦で全員無傷で終わるということはないと思っていてくれ。」


その場にいた全員がその言葉を聞いた途端、場の雰囲気は絶望とかそういった悪い感じの雰囲気になった。

先程までも不安などの感じはしたが、その時の雰囲気がよりいっそう悪くなった感じだ。


「だからこそ、僕達がやらなければならないんですね。」


「ああ、


次の瞬間なにかとても嫌なオーラが襲ってきた。

初めて大罪使徒と出会った時のあのオーラに近い感じのだ。


「まさか、」


後ろを振り向いたとき白衣を着た男がたっていた。


「まずは名乗っておいた方が良いかな。私の名前は大罪使徒『科学』ラプラスだ。」


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