大罪使徒科学討伐隊
「で、その大罪使徒科学ってどこに居るのかわかるんですか?」
「ああ、その点は問題ない。連邦と帝国の国境の上にある浮遊大陸テクノジリアに居るはずだ。」
「浮遊大陸!」
思わず俺は口にでてしまった。
急に異世界ファンタジーから、SF風になっているため、驚くのは普通だろ。
「ああ、そうだテクノジリアは上空にある。」
「上空にあるものをどのように攻略をするつもりなんですか?」
これには高柳も反応した。
「私たちの技術でどのように空中に行くことができるのでしょうか?」
「その点だが、問題ない。賢者プレリュード様が作られた。スプリングバードという空を飛べるものがある。」
「飛行船ってことでしょうか?」
「いや、武装しているので、戦艦、といった方が正しいだろう。」
「宇宙戦艦かよ。」
俺は小声で呟いていた。
が新也の耳には入っていたようで。
「そうだな。」
と新也に言われた。
「でも、未知のものにいきなり突っ込んで行くのは危険がある。最初から上陸はしないほうがいいでしょうね。」
「そのとおりだ。」
高柳の案を騎士団長は使うつもりのようだ。
まあ、新也奪還作戦の前例があるしね、信頼はできる。
ひとまず俺達は周辺の町に行くことになった。
先発部隊が俺達勇者一行。それから本軍が合流し、スプリングバードを使用して上陸するつもりのようだ。
「勇者様もわかっているだろうが、やつは遠距離から理不尽な攻撃を行える存在だ。やつの拠点の周辺に行くということは死地に踏み込むようなものだ。それなりに覚悟してくれ。」
「「はい。」」
大罪使徒との戦いか。いい思い出は無い。毎回悲劇が起こっている。
最悪の場合仲間から死人が出てくるかもしれない。
それから俺も複数回連続で死ぬことになるかもしれないな。
怖いだけどやるしかない。




