条約締結
なんやかんやあって、条約締結当日になった。
町も巡るようなところはなかった。
ところどころ「SENSEI」と「センセイ」と読めそうな、文字が書いてあった、兵器が気になったぐらいだった。
詳しい話は聞けなかったので、本当に謎のままだ。
今日は、条約締結日なので警備することになっているの。
まあ俺は、入口もなく、隠れるところも特になさそうな、平凡すぎる場所を任命されていた。
まあ、俺の実力的に妥当な場所だろうな。
「平和だなあ。」
そう思えるぐらい静かだった。
「このまま終わってくれないかな。」
そんなこと思っていた時....
上空に何かが飛んでいるのを目にした。
結構な速さで飛んでいる。
「何だ?」
そう思った瞬間。
はっきりと姿が見えた。
”ミサイルだ”
まずい、と思ったときには遅かった。
グランドウォール内にミサイルが落ちた。
ざっとミサイルは10発ぐらい落ちているから、結構まずい状況だ。
幸いにも俺がいる場所周辺には命中しなかったので、とりあえずは無事だったが、
「嘘だろ。」
目の前には、崩壊した家々、悲鳴、などあの日を連想させそうな状況だった。
次の瞬間警報が鳴り始めた。
「最強じゃなかったのかよ。」
あっさりと攻撃を受けているグランドウォールの現状を見て、何が最強の要塞だよと思った。
まあでも、古代文明に作られているから対空用装備なんか無いか。
俺は近くにいるクラスメイトと兵士のところに走っていった。
近くに居るのは新也なので、なにか起こりそうなこの状況だと心強い。
そんな中、ミサイルの第二波がやってきていた。
やべ、
と思った瞬間迎撃されていた。
うお、すげ、
意外と対空性能がしっかりしていて驚いた。
「今はそんな場合じゃねえ」
とりあえず何が起こっているのか、情報が欲しい。
そんなことを思いながら新也の方へ走っていった。
「新也、どんな状況だ?」
「どうやら、特に何も起こっていないそうだ。」
「そうか、良かった。はあ。」
ミサイルを打ち込んできて何も起こらないってことがあるのか?
いや、あの時と同じ大罪使徒科学のせいか?
だったら内部じゃなくて外部に打ちそうだな。
どういうことだ?
「やあ、」
考え事をしていたら、いきなり聞き慣れない声が聞こえた。
「誰だ?」
「君たちが実験体さんたちなのかね?」
”実験体”じゃあ、こいつらは
『パンゲア教団』
今回の目的はいったい何なんだ?
「えっと、とりあえず僕から名乗っておこうかな。僕の名前は白殺パンゲア教団ナイツセカンドの白殺だ。」




