表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
今宵薬局  作者: 蟷螂
37/63

第7話 恋の解熱剤 7−4

4


ある日、斉藤からメッセージが送られて来た。


「今度、お茶でもいかがですか? 客としてではなく、友達として」


小和は、少し驚いた。


キャバクラの客が、プライベートで誘ってくるのはよくある。


でも、桐人の誘い方は下心が感じられない誠実さがあった。


小和は、承諾した。


カフェで斉藤と会った。


斉藤は、いろんな話をしてくれた。


学術的な話もすれば、仕事上のエピソードも面白おかしく話してくれた。


どれも斉藤の人格がにじみ出る話であり、小和はこの人は信用できると思った。


小和は斉藤と話していくうちについ自分の事も話しようになった、もう4年キャバクラで働いていること、恋愛運が悪く、ろくでもない男ばかり惚れてしまう事。


多分、こんな事は客には話せない内容、でも斉藤には話せた。


斉藤は、否定せずに聞いてくれた。


「今野さんは、素直で優しい人だと思います」


「え?」


「だから、人を簡単に信じてしまうんでしょうね。それは悪いことじゃない。でも、相手を見極める目は必要かもしれません」


斉藤の言葉が、小和の胸に響いた。


小和は、斉藤への好感が強まった。


これは……惚れたのかな?


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ