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転生したら蟻だった件

 主人公は天寿を全うして逝きました。次の人生を決めるためによくある"転生ガチャ"をやるのですが小説や漫画で見る俺ツェぇえ!!!みたいなものを引き当てることは出来ず、なんとも地味ぃなものばっかに転生します。


 地味ぃなもの達なんですけど逝き方は派手で美しいのでぜひ最後まで見ていって下さい。


 多分あなたも含めて私たちは豪運を持ち合わせていないと思うので99.9999%の人は死後にこの本に共感することでしょう。

三度目の転生。ガチャを回す。ころんっ。石ころ(小)


天使「君は蟻だね。あっちへ」


眩い光に入る。


 辺りを見渡すとそこは巣穴だった。きっと働き蟻として生まれたのだろう。働き蟻って結構残酷な生態だったような気がする。仲間の働き蟻が女王アリにエサを運んでいた。寝る間も惜しんではたらいているのだろう。目が死んでいる。

 今回の俺の仕事はこれか、乗り気にはなれないが頑張ろう。アリたちの隊列に続き外を目指す。お、明るくなってきた。外の空気を吸うのも久しぶりだ。思いっきり深呼吸をする。黒い影が近づく。じゃあエサでもさが


プチッ。


今回の俺の人生は、16歳田中結衣の登校中の足によって逝った。




早すぎるって?殆どの人生こんなもんだよ

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