表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
23/34

過去からの依頼人(その23)

「安藤刑事はお前に恨みがあったと言っている」

 相手もミツオの問いかけを無視してもう一度同じ事を言う。仕方なくミツオは返答した。

「心当たりはない」

「いや、何度も安藤刑事の邪魔をしているはずだ」

 ミツオは首をかしげる。

「君は何か勘違いをしているらしい。俺と相棒は何度も事件を未然に防いだ。それは、俺と相棒、両方の推理があって初めて防いだと理解している」

 野太い声に動揺が走るのがミツオ達には分かった。

「じゃあ、どういうこと」

「こっちが聞きたい、お前はどうしたい。連続事件の犯人はまだ捕まっていない。俺への恨みの前に、犯人逮捕が先じゃないのか」

 車内に沈黙が支配する。ミツオは続ける。

「第一の犯行現場では、当時存在しなかったテクノロジーで解析を行った。その結果があと数時間で出る。どうだ共有しないか」

「また連絡する」

 どうしたらいいのか分からなくなった佳央里は一方的に通信を切った。父の日記には恨みが書き連ねられていた。誰の目にも触れないようにわざわざ隠してあったのだ。

それは父の本心と考えて間違いないはず。

挿絵(By みてみん)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ