表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
16/34

過去からの依頼人(その16)

 佳央里はミツオが父のかつての同僚だと知った。

 佳央里は立ち上がると父の書斎に向かった。物置部屋にはなっているが、父の遺品はそのまま置いてあった。父は日記をしたためていたはずだと思い出した。しかし、いくら探しても見当たらない。

 佳央里は床に三十センチ四方の正方形を感じた。四つん這いになり顔を近づける。

「隠し扉だ」

 佳央里は指先を床に沿わした。一カ所くぼみのような感触を見つけた佳央里はそこを起点にどうにか扉が開かないだろうかと格闘した。三十分後、スライド式だった隠し扉が開いた。

 分厚い手記が数冊だけ入れられていた。間違いなく父の日記だった。どうして隠されていたのか不明だが、とにかく自分の部屋に戻る。

 日記には相棒という表記になっていたが、相棒とは、おそらくミツオのことなのだろうと佳央里は考えていた。父の性格を考えると、さきほどの写真に意味も無く映っていとは考えにくい。

 父の日記には相棒への憎悪が記されていた。

挿絵(By みてみん)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ