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第3話 |矛盾の化身《ファントム》

BAD END WORLDS それは矛盾の物語

毎日三種類投稿するのに同じ時間にするのもなんなんで21から変更しました

ちなみに21時にはレナとルナの異世界旅行記が投稿されるのでそちらも是非よろしく〜

毎日22時に更新予定!


作者Twitter https://mobile.twitter.com/atorietsubasa


是非フォロー宜しくお願いします!

作者の他の作品もよろしくね〜

第3話 矛盾の化身(ファントム)


街は混乱に陥っている、私が来てから1週間の間に襲撃は何度かあったので私の領民は比較的落ち着いて避難しているがここはアリスの領土も近い

彼らにとっては初めての経験だ慌てるのも無理はない


「街の人達に指示を出しなさい、領民は領主の指示になら従うはずよ」


「皆さーん、落ち着いて家に逃げてくださーい!」


アリスの叫びで彼らの大半は落ち着きを取り戻す、だが泣き叫ぶ子供達には彼女の声は届いていない


「私が矛盾の化身(ファントム)を相手してるから、あなたは今のうちに子供達を!」


「うん!」


アリスは街中へと消えていく


「さあ、一対一と洒落込もうじゃないの」


禍々しいオーラを纏った怪物がこちらを睨む、大きな1つ目に左右アンバランスに付いた漆黒の羽

今回の矛盾の化身(ファントム)の能力は見た目から推測すると雑魚でだろう

彼らの矛盾の度合いは見た目の残虐さと反比例する、つまり本来は街を襲う怪物であるのに矛盾を高めれば高めるほど私達と同じ人に近づくというわけだ


コウモリ型の矛盾の化身(ファントム)は不均一な羽を広げて紫に光る球を飛ばして来る


「なるほどね、これなら一匹で街を混乱させられるわけだわ、あなたに恨みはないけれどここで消えてもらうわ!」


アリスはガラスの剣を持って跳躍する


幻影(ピリオドキーパー)、それが私の名よあなたの矛盾は何だったのかしらね」


怪物が彼女を捉えた頃にはとっくに全てが終わっていた、真っ二つに切れた身体はチリのように細かく砕け消えていく


「終わったわね、忘却(メモリー)そっちはどう?」


「問題ないよ、ピリオドのお陰で無事に全員避難出来ました!」


「それなら良かったわ、さあ戻って授業の再開よ...」


その時天空に何かが出現した、とてつもない大きさの何かを私は理解出来なかった


いや、したくなかった、この街で突然現れるものなど1つに決まってる


ギョロリとした大きな眼、人と同じく二本の腕と足を持っているがその形状は怪物そのものである、そのドラゴンに近い出で立ちを私は記憶している


「ジャバウォック...、まずい忘却(メモリー)逃げて!」


「言われなくても!」


彼女は家の屋根を次々と跳躍して私の元に来る

幸い怪物はまだ思考を始めていないようだ


「ねえジャバウォックってあのジャバウォックだよね?」


「ええそうよ、別の世界のあなたがヴォーパルの剣で倒したと言われてるわね、今のあなたがヴォーパルの剣を出せるのなら戦ってもいいかもしれないわね」


「そんなに都合よく出せないよ、でも私は直接ジャバウォックと関係ないんだし力になれない?」


「ダメよ、仮に物語が決定的に違っていたとしても何かしらの繋がりを持っていればそれは矛盾の糧になりうるわ」


アリスはぷうと頬を膨らませる


「とにかくあなたはそこら辺の家の中にでも入ってなさい、あれは私だけで倒すわ」


とは言ったものの私だってこの世界に来てから雑魚以外の相手をした事はない


「グォーヴォー!」


どうやらお目覚めのようだ、これだけの規模だ身体を動かしても門に入れないのではないかと希望を持ってしまう


「まあ領土が荒らされるのを黙って見過ごすわけにもいかないのだけどね」


ひとまず奴に向かって飛ぶ、奴の戦闘能力を確かめてからでなくては話にならない


禍々しい口が裂けるように開き燃え盛る豪炎が吐き出される


「見た目ほどの火力じゃないわね、これならどう?」


ガラスの剣で炎を裂きながら肉薄し一閃、鱗を貫き血が吹き出るが核までは届かなかったようだ


「なるほどな、このでけえ図体を維持する為に矛盾の大半を使ってるのか、だったらこっちは火力で押し切る!」


近くの建物の屋上から誰かが飛ぶ、そしてその手についた鋭い爪で鱗を引き裂く


温厚(バーサーク)!どうしてここに?」


身体中を包む茶色の毛に立っている耳、彼は見ての通り獣人である


「新入りに挨拶の1つくらいしておこうと思ってこっちに向かってきたらこのザマだ、別に獲物を横取りする気はねえから安心しろ」


「助太刀感謝するわ、報酬の事なんて気にしてられる状況じゃないわよ」


ジャバウォックは私たちの攻撃に怯むこともなく街から門の方へと少しずつ移動している

不幸中の幸いなのは整備されている道の上を通っているお陰で領民に被害が出ていないくらいだ


だがこのペースでは私達の邪魔があったとしても後30分もあれば門まで辿り着くだろう


「仕方ないな、出来れば使いたくなかったが...」


彼は妖精の刻印が入った小さな小石を取り出す



どうも作者のつばさです

突然ですが皆さんの少しの感覚ってどんなもんですか?

ジャバウォックが後30分もすれば門に辿り着いてしまうという緊迫した状況ですが人によっては後ちょっとしたら辿り着くと言うかもしれないし

しばらくしてからという人もいるでしょう

感覚って不思議ですね(小並感)

ではではまた明日、ばいばい〜

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