第11話:過激派宙域ガイア・ゼロと、覚醒した相棒
【前書き】
お越しいただきありがとうございます!
第1章ではたくさんのPVをいただき、本当にありがとうございました!
たくさんの方々に読んでいただけると大変励みになります。
ご意見やご評価なんでもコメント頂けると更に要望に応えたくなっちゃいます。
いよいよ本日より【第2章:過激派星系ガイア・ゼロの構造改革編】が開幕いたします!
1万の生命分類と大整頓を完了し、正式に航の専属助手(兼・最強のパートナー)となった”フィア・ノア・レティ”。
人類種をベースに、遺伝子デザインと身体組成強化の血統を宿す彼女のハイスペックな才能が、航のプロのコンサルティングと組み合わさって大爆発!
武力と魔力だけで全てを解決しようとする過激派宙域「ガイア・ゼロ」へ、無保険・完全バニラな男と最強のヒロインが乗り込みます!
第2章もテンポよくスカッとお届けしますので、ぜひお楽しみください!
「——見えてきたわ、ワタル。あれが連邦最大の『不祥事と赤字の巣窟』、過激派星系『ガイア・ゼロ宙域』よ」
連邦最新鋭の高速巡航艇のコックピット。
コンソールに繊細な指先を走らせながら報告してくれたのは、俺の専属助手であり、第一号パートナーとなった女性——**フィア・ノア・レティ**だ。
銀プラチナのショートボブを揺らし、透き通るような肌と知的で美しい瞳を輝かせる彼女。
人類種をベースとしながらも、古代の最先端遺伝子デザイン(コーディネーター)の譜系と、極限まで最適化された身体組成強化種の特性を宿した彼女のスペックは、まさに銀河最高峰の美と才気を誇っている。
フロントガラスの向こうには、真っ赤に燃え上がる小惑星帯と、互いにビームや暗黒魔導を打ち合い続けている巨大な戦艦群が広がっていた。
「相変わらず酷いな……。あそこまで行くと『戦争』じゃなくて、単なる『コンプライアンス無視の殴り合い』だ」
俺はホログラムに表示されたガイア・ゼロ宙域の損益計算書(P/L)を見ながら、苦笑混じりにため息をついた。
「毎月の軍事費が歳入の800%オーバー。損害保険は全社から引き受けを拒絶された完全無保険状態。挙句の果てに『武力で勝った方が正しい』という古代の野蛮なロジックで対立し続けている……。典型的な『破綻寸前のブラック現場』だな」
「ええ。でも今の私たちなら、一瞬で現状把握できるわ!」
フィアが頼もしく微笑む。
彼女の瞳が鮮やかな電脳モードの光を帯び、頭脳の中の『DW-QCS(次元波動演算システム)』が俺の思考とリアルタイムで高度同期していく。
「ワタル、相手の主力戦艦二隻の通信回線を強制確保したわ! いつでも『お説教』を叩き込めるわよ!」
「素晴らしい手際だ、フィア。さすが俺の最高の相棒だな」
俺が彼女の美しい銀髪を優しく撫でると、フィアは「ん……ふふっ、もっと褒めてもいいのよ?」と、顔を真っ赤にしながら嬉しそうに目を細めた。
かつては完璧なハイスペックゆえに周囲から孤立し、自分に自信を持てなかったフィア。
だが、俺のプロの褒めちぎりコーチングによって「愛される自分」と「唯一無二の役割」を完全に肯定された今の彼女には、一切の迷いがない。
「さあ、戦火の渦中へ突撃だ!」
「了解よ、ワタル!」
無保険で暴走し、自滅しかけている過激派宙域ガイア・ゼロ。
ギフトなし・完全バニラの前生元コンサルタント・四条航と、完全覚醒した美しき最強のパートナー、フィア・ノア・レティの、第2章の怒涛の改革劇が今、幕を開ける!
【あとがき】
第11話(第2章第1話)をお読みいただきありがとうございました!
人類種ベースの美しさと、コーディネーター×身体組成強化種のハイスペックな魅力が合わさったフィア。
航との相性も完璧で、二人のイチャイチャ(?)と息の合ったコンビネーションが光る出撃回となりました!
次回、爆撃が飛び交う過激派宙域の旗艦へ、全裸ならぬ「スーツ姿のバニラ」が堂々と直接乗り込み(乗り込みヒアリング)、暴走する巨頭たちをロジックで叩きのめします!
第2章も少しでも「面白い!」「応援したい!」と思っていただけましたら、ページ下部の★評価やブックマーク登録をいただけますと大変励みになります!
次回もお楽しみに!




