野盗は素早く倒しましょう!
翌日、オレ達は、冒険者ギルドにやってきた。
探索者ギルドと違い2階建てだけど、横に凄く長い…
冒険者ギルドの隣りに解体作業場も併設されている。北の洞窟までの地図と南の遺跡までの地図を探しに受付で聞く事にした。
「あのぅ…地図を探してるんだけど?手に入ります?」アルトもっと丁寧に聞こうよ!?
「在りますよ!何処までの地図が欲しいですか?」
「北の洞窟と南の遺跡だけど!」
「両方とも在ります。銀貨2枚です。」
なんと簡単に手に入った!地図を見ると…街と場所までしか載ってないんだけど…?
「もっと詳しく載っている地図は、在りますか?」
「はい、在りますよ。こちらが地形入りになります。1枚銀貨10枚になります。」
うわー!10倍もするよ!アルトしてやられた顔をしてるよ!
「わかった!そっちの方を下さい。2枚でおねがいします。」
「はい、合計で銀貨20枚になります。」
渋々と銀貨を支払った。
「すみません、道中のモンスター情報は、ありますか?」
「現在は、危険なモンスターの情報は、入ってきてません。どちらの道中も、Rウルフ、ゴロン、Rスネーク、Rスライムぐらいですが!モンスターは、危険なので気をつけて下さいね」
「「ありがとうございます」」
「アルト、ロイちょっといいか?」
ライスさんが依頼掲示板の前で呼んでいる。
「これから時間あるか?このクエストやらないか?
パーティ4人以上の限定クエストで街近くの調査なんだがどうだ?」
「大丈夫だよ!明日からの準備もできたし、今からなら時間平気だよ」
「クエスト内容は、街の郊外のモンスターの確認とモンスターが居たら、個体数と種族の確認だ。なるべく戦闘は、避けることだ!」
「了解!リーダー!」
「えっ!俺がリーダーか!そうだよなランクがブロンズなの俺だけだ」
「受付で依頼受けてくるからちょっと待ってな」
ライスさんは、受付で手続きを済ませてさっそく郊外へ行く事にした。
「郊外って言っても、街から出てちょっとだな」
「そうだな、何もないだろうが気は、抜くなよ」
「「ハイ!リーダー!」」
「ちょっと…バカにしてないか?アルト、ロイ?」
「「していません!リーダー!」」
はぁぁ…とため息が聞こえた。
森の中を少し、進み、周りを索敵を数回繰り返して
丁度、森の中腹辺りまできた。
「この辺りまでで大丈夫だ!今のところ、周囲に異変は、無いな!」
「ライス!ここに足跡があるぞ!」
オッドさんが足跡を見つけた。モンスターか?動物か?ライスさんが調べようと近寄ると…!
すると、後方の茂みからガサガサと音がする。一斉に振り返った!!と同時にオッドさんが倒れる音がした!!
後方には、オトリの音だけで、足跡が付いた辺りに気配を感じる!
「お前たち誰だ!!冒険者か!」
野盗の連中が4人現れた!オッドさんの意識が飛んでいる!オッドさんが捕まる前に倒す!と同時にアルトも飛び出した!左右の野盗を二人倒した。
中央の二人は、ナイフを構えている!落ちていた、石で、ナイフの手に投げつけた!すかさず、アルトが中央の二人を倒した!ライスさんを見ると固まっていた。そうなるよね…苦笑
前に師匠が、野盗と遭遇した場合は、仲間を呼ばれる前に倒せと教わった、野盗は、20人〜30人の集団で行動することがあるから、すかさず倒せと…
「よし!終わった!」
「アルト!いぇーい!」
とハイタッチした。ライスさんが元に戻ったみたいだ
「オッド!大丈夫か!アルト、ロイありがとな」
「とりあえず、オッドを担いで戻るぞ!」
「コイツら、どうするの?連れて帰る?」
「そうだな!街の警備に突き出すか!」
野盗の服を脱がして、ロープぽいのを作った。引きずりながら街の門までたどり着いた。
「おい!門兵は、いるか?野盗を連れてきた」
「野盗だと?後ろの担いでいる者は、大丈夫か?医務室に連れて行け。この奥だ!」
門兵に野盗を引き取って貰い、医務室へオッドさんを運んだ。意識は、戻っていたので傷だけ手当てしてもらい、オレ達は、ギルドに報告に行った。
ギルドの受付に情報と状況を伝えた。すぐにギルド長がやってきた。
「イルナのギルド長のダンだ!情報感謝する。」
「今から緊急クエストを発令する!場所は、郊外の森中腹付近に野盗が現れた!すぐに殲滅する!ブロンズ以上で腕に自信が在る者達で組んで行ってほしい。街の治安の為に、素早く殲滅してくれ!報酬は、銀貨500枚出す」
ギルドに居た、冒険者達がうぉおーと雄叫びを上げてギルドから出発した。オレ達は、ギルドに残り手続きを済ませた。後は、任せておけば大丈夫だろ。
ライスさんは、明日の朝に北の門で集合だ!とアルトに伝えてから、オルドさんと一緒に帰って行った。
オレ達もポッポ亭に帰る事にした。
ポッポ亭に帰ると、酒場が繁盛している。モモさんが明日出発するなら、お弁当作っといてくれると、酒場が忙しいのに呼び止めて話しかけてくれたので、
お願いします。と一言伝えてオレ達は、各自部屋に戻った。
ハシミ村への手紙を書き終えたオレは、フワトにご飯をあげながら、地図を見ていた。南の遺跡に行く途中に村が、2ヶ所あるのか…
各村で、1日ずつ宿泊できるかな?野宿の用意も在るけど、やっぱりベッドの方が眠れるしなぁ…?あれ?
フワトなんだが?大きくなってない?ご飯を食べたからかな?まぁ…明日早いから寝よう。
翌朝、モモさんにお弁当を貰い…オレ達は、北門へ向かった。冒険者ギルドの近くを通って行くと、ギルドが騒がしかった。昨日の野盗の件だろうな。
北門に着くとライスさんとオッドさんが待っていた。
「「ライスさん、オッドさんおはようございます」」
「アルト、ロイ、昨日は、助かった!まさか野盗に出くわすとは、思わなかった。ホント助かった!」
「アルトくん、ロイくん昨日は、ありがとう。おかげで…命拾いした。ありがとう…」
「こちらこそ、野盗相手でも勝てるのが、わかったからいいよ!」
「オッドさん、今日は、大丈夫ですか?無理しないでくださいね。」
「ロイくん、ありがと!でも俺も冒険者!大丈夫だ!」
「まぁ…オッドも大丈夫だろうし…とにかく北の洞窟まで行くか!」
「リーダー頼んだ!」笑
「任せておけ!俺がリーダーだからな!」
「じゃあ!アルト頑張ってね!ライスさんアルトの事おねがいしますね!オレも遺跡行ってきます。」
「ロイ!俺が帰ってきたら、もりもり亭で飯だからな!なんか遺跡で見つけてこいよ!」
「ロイもがんばれよ!無理は、するなぁ!」
「はい!無理は、しませんよ!行ってらっしゃい」
オレは、みんなを見送った…南の遺跡まで、一人か…
まぁ!フワトもいるし気楽に探索してこよう。
南門に着いた、そうだハシミ村に手紙出さなきゃ!
ハシミ村行きの馬車を見つけて、お願いした。
オレも、南門を出て遺跡に向かう事にした。
イルナの街を出て、半日ぐらい経ったかな。途中の街道までは、Rウルフ数体ぐらいだから、順調に進んでいたのに…街道から森の中に進んでくると、モンスターと遭遇確率が高い!!
現在も目の前に、GウルフとGスパイダーが数匹いる!Gスパイダーの糸に気をつけながら、Gウルフを3体倒した、素早くGスパイダーも5体倒した!
魔石を壊して、悪気が抜けるのを待っている間に
モモさんからお弁当を食べる事にした。
誰かが近付いてくる!?南の村から来たのか?おじいさんと僕(間違えた)オレと同じぐらいの歳かな?が歩いてきた。
「ミナイ村にいきなさるのか?」
「そうです。南の遺跡へ行く途中に寄ろうかと…」
「ミナイ村には、寄らない方がよいぞ!」
「野盗に襲撃されているからやめとけ!ここも危ないから街に戻った方がいいぞ!俺とじいちゃんは、逃げてきたんだ!街に行って、この金で討伐隊を依頼する予定だ」話しが終わった時、誰かが歩いてきた…
野盗だ!今の話し聞かれた!
「隠れて尾行して、正解だなぁ!」
「その金!俺達が使ってやるよー!」
そう言うと、1.2.3…10人か!ワラワラ出てきた!
「この金は、お前らなんかにやらねー!お前らの討伐報酬だから!」
「どうせ!俺達の金になるんだ!命が欲しけりゃさっさと渡しな!」
「嫌だね!」
「じゃあ!バイバイだな!」とナイフを振り上げた!
と同時に…倒れた。オレの一撃ですけど!
はぁ…弁当まだ途中なんだけど!オレは、丈夫な棒で素早く…全員倒した。もう一人いるな!近くの石を木の上に居た奴に当てた。コイツだけ意識があるな!
「おい!お前たちの情報を出せば、命は、助けてやる!」とナイフを出して、お芝居ぽく言ってやった!
「命だけは、お助け下さい。話しますから…」
こういう話しだった…ミナイの村を占拠した野盗どもは、イルナの街に先行部隊30人程出して、情報を集めてから夜襲を仕掛ける予定らしく、中々戻って来ないので、様子を見に行く途中におじいさんと少年を見かけたらしい。100人の大規模な野盗の集団(紅の翼)
って名前らしい。情報を聞いたのでこの野盗もしばらく寝てもらった。ロープがあったから木にグルグル巻きにしておいた。
「おじいさん達は、街まで行って下さい。門兵に言えば、話しは、通じるはずです。」
「わかりました…君は、どうするのか?」
「オレは、このまま…ミナイ村まで行きます」
と伝えてから、全力で走る事にした。
はぁ…まさか、朝のギルドのザワザワは、ミナイ村の事だったのか。だとしたら応援が来るのは、早いだろう。オレも出来る限り先行して倒しておこう!
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