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野盗のボス?は雑魚でした

 オレは、確認の為ミナジ村へと立ち寄った。5年前は、村には立ち寄らなかったが…野盗の情報があれば…過去になっているはず。

「村の入り口で話しを聞こう!」


村の入り口には、兵士らしき人物が立っていた。

「すみません。ここは、ミナジ村でしょうか?」

「そうだが…冒険者?か?」

「そうです。ギルドカードもあります。」

「!!シルバーⅢの方でしたか!申し訳ありません。ですが…ご用は?」

「この辺りで…野盗の情報は、ありますか?」

「知っているのですか!最近、この辺りの森で野盗が見かけられたらしいのですが…ミナイ村の方から旅人が来なくて…それ以降情報がありません。」

「そうですか…ありがとうございます。」

「ルトア…やっぱり…現在(いま)は過去だね。」

「そうなのか!いつからだ!…もしや…先程の光が原因か?」

「おそらく…じゃあ急がないと、オレが危ない!ルトア急いで、ミナイ村まで行くよ!後…オレの前では、イーロって呼んで!バレたら強制終了になる!」

「では!野盗の次は、アルト救出作戦だな!」

「そうなるね!街に寄れば、正体がバレるから…一度東の帝国でマジックバックと必要な物を買って用意して、アルトに渡さないと駄目だね。…時間が無いね?

あっ!それで…時間が無いと言っていたのか!」

「はっは!正体バレ禁止と時間制限付きか!面白いではないか!」

「とにかく…走って行くよ!」

「走って行くのか?…わかった…」

オレ達は、ミナイ村まで急ぎで走って行った。


 「ルトア…そろそろ、歩いて行くよ」

「やっと、着いたか!我は、疲れたぞ!」

「これから、野盗狩りだけど、峰打ちだけにして!これ渡しておくよ、刃が付いていない黒曜の剣だ。」

「うむ!で、ロイよ!野盗の数は、どれくらいか覚えているか?」

「ウ〜ン…たしか100ぐらいだっけかな?」

「まぁ!…なんとかなるよ!そろそろ村に着くよ」

しばらく歩いて行くと、草むらで…ぶつぶつ言っている自分が居た。こちらに気づいたようだ。


「あー!君は!!ハシミ村の少年じゃない?」

「えっと?誰でしょうか?」

そうだ、こんなやりとりしたっけ…笑


「君に釣り竿を渡したの覚えてる?」

「あっ!シルバープレートのお兄さん!?」

「思い出してくれた?忘れてたら、お兄さん泣いちゃう…」ゴツンとルトアに殴られた。

(真面目にしろ、バレるだろ!)


「で!お前は、ここで何してるんだ?」


「実は、野盗の集団があの村を占領しているのですが…今のオレ…一人じゃ無理な気がしてどうしようか?悩んでいました。」


「そうだろな!ガキにはまだ無理だな!」

(ルトア!酷い事言うなよ!)

「オレ達が、討伐してくるから、君は、待っていなさい」

袋がガサガサ動いて、フワトが出てきた。

(うっ…フワトだ…嬉しいなぁ…オレの事わかるのか?)

「ピッ」「ピッピッピッ」

「かわいいね」「名前は?」

「フワトっていいます」

「フワトちゃんか…かわいいね」グスッ

頭をよしよしとされて、嬉しそうにしている。

「じゃあ、フワトちゃんは、戻ってね」

「少年!名前は?」

「はい」「ロイっていいます」

「ロイ君か、フワトちゃんを大事にするんだよ」

「オレの名前は、イーロ!相棒はルトアだ」

「おい!ガキ!野盗に同情はいらない!あいつらは容赦なく倒せ」

「俺達が始末するから、ちょっとだけ待ってろ!狼煙が見えたら来い!いいな!」

「わかりました!」

「じゃあ…ルトア行こうか」


 オレ達は、剣を構えて、最速で入り口から突入した。

まずは、入り口にいる二人から!ドン…まず二人…

「ルトア!左右に別れて蹴散らして行くよ!」

「はっ!我に任せておけ!では、後で合流だな!」

「じゃあ、任せたよ!」

オレは、左側から中央へ、ルトアは、右側から中央へと進んで行った。


 村に散らばっている野盗を撃退しながら、中央へと着いた。

「なんだ!お前ら!」幹部らしき人物が声を上げているが…ドン!一撃で倒れていく。

「まぁ…だいたい片付いたな!」後は、頭領だけか?

「イーロ!こっちも片付いたぞ」

「ルトア、頭領は、居た?」

「居なかったな!」

扉が開く音がした…ギィ

「お前ら、何者だ?アタシの部下が伸びてしまってるじゃないか」

「あなたが、頭領?」

「アタシは、4凶の一人、紅(くれない)この紅の翼の頭領だ!」

「あっ…だから…3凶になったんだ…」

「何か?言ったかい?」

「いえ…何も…じゃあ、倒させてもらいます。」

相手は、元冒険者だ!手加減無しで…ドゴォ…あれ?

不意打ちとはいえ…一撃?で吹っ飛んだよ…

「わっ!ごめん!まさかの弱さ…」

もしかして…口だけの頭領なの?

後ろの、家に吹っ飛んだ、頭領に近寄る野盗の一人…

なんだか見覚えがある…

「お前ら!よくも…頭領を!許さないよ」

「くらいな!秘技:悲劇!」真空派が飛んできた。

この子、レグザか?

だけど…過去の威力は、まだまだだね!

こっちも、真空派を撃ちかき消した。

「なに!!アタシの技が…消えた。」

「はい、ごめんね」と言い気絶させた。

「よし片付いた。」

「ルトア!狼煙をあげよう!」

「うむ」

倒れている、頭領を見ると光玉を落としていた!

やっぱり…持っていたんだ。

野盗を倒した、合図の狼煙をあげた。

ロープで縛られている、村人達を解放していった。

しばらくすると、過去の自分がやってきた。


「イーロさん!すごいです!あっという間に片付けてしまうなんて!」

「おい!ガキ!俺もいるけどな!」

「ロイくん!後は、任せてもいいかな?もうすぐ助けもくるだろうし…ちょっと急ぎの用があるので」

「最後に…フワトちゃん!おいで」

「ピッピー」「ピッピッ」

「よし!ルトア!行こうか!時間も無いし!」

「そうだな!急がねぇと!」

「あれ使おうか?」

「まじかよ…!わかった…」

「じゃあ…ロイくんまた何処かで!バイバイ」

オレ達は、「デセプラ」を使い東の帝国へと、飛び出した。

「これで、二つ目だなぁ」

「まだまだ、急がなきゃ」


時間があまり無いので、急いで東の国境近くまでやってきた。

「ロイ!飛ばしすぎだ…飛ばされるかと思ったぞ」

「ルトア、ごめんごめん!」

「ここから一番近い村か街へ行こう」

「近場では、帝国の北の街ホッカイが近いな。」

「じゃあ、急いで行こう。マジックストアと雑貨屋が在ればだいたいは、揃うはず」


 国境からしばらく歩いて行くと、村が見えてきた。

「国境近くの村かな?少し休憩して行く?」

「我は、休憩がしたい」

「わかったよ」

村の入り口まで行くと…変わった髪型と服装の門番がいた。

「なんだ…お前たち!」腰の剣?刀?に手をあてながら聞いてきた。

「冒険者です。これがギルドプレートです」

「わかった!確認する!」念入りに確認している…

「よし!大丈夫だ!」

「この村に何用だ?」

「旅の途中で、物資と休憩の為立ち寄りました」

「わかった!雑貨屋ならすぐ右の建物、宿と酒場は、左の建物だ」

「ありがとうございます」


厳重な警備体制だな…ある程度の雑貨が有ればいいから、一度立ち寄ってみよう。







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