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二度目の南の遺跡

 ロイとアルトと別れた後、我は、国境警備と話しを

しようと、警備隊に近づき腕の腕章を見ると

東の帝国グシルの腕章を着けていた。

「国境警備隊よ!我は、北の王国グラン第一王子…ライラス・グラン・ルトアだ!グシル帝国、国境警備隊長を呼んでもらいたいのだが!」

「申し訳ございませんが、あなたが北の王国の王子だと言う証明をしていただけますか?」

「証明していただければ、隊長に報告致します。何分…モンスターと野党が近くに居る状態」

「よい!わかってる、これでいいか我が王家の家紋の短剣だ!」

「確かに、北の王国の家紋で御座います。では、こちらに」


 国境警備隊と少し森の奥に進んで行くと、警備隊のテントが見えてきた。

テントの中に入ると、隊長らしき人物が座っていた。

「これは、王子様では、ございませんか」

「うむ、其方が国境警備隊長か?」

「そうでございます。東の帝国グシル北方国境警備隊隊長ヤバンでございます。」

「では、本題に入る!我は、見聞の為、旅をしている最中だ!王国に帰還途中である為、国境を通過したいのだが?よろしいか?」

「王国の家紋をお持ちなら…通過は、許可致します。ですので、明日の早朝にお立ちになっていただきたい。現在…野党とモンスターが道中を塞いでいますので!」

「構わん!このまま通過させていただく!

「それよりも…お主…どうして我が王子だと、すぐにわかった?」

「………チッ!」

「やはり…誰に雇われた?」

「申し訳ございません。契約上、言えないのです。

致し方ない…荒っぽいのは、嫌いですが…お前ら!囲め!」

十人ぐらいに囲まれた。

「はっは!そうきたか!どうせ…改革派の連中だろ?王家を引きずり降ろす為の浅はかな連中だ!」

「それより…どうして場所がわかった?」

「最後に教えてあげますよ。西と東の国境は、既に我ら改革派が潜入している!どちらから来ようが…命は、無かったですね」

「そうか…今の会話は、録音?させてもらっている。」「録音?」

「そうだ!ロイが作ってくれた、録音?水晶?だ!」

「何訳のわからない事言ってる!」

「お前ら殺る(やる)ぞ」

「はっは!我もそれなりに強いぞ!」

一斉に剣で貫いてきた!ガン!ギン!ガン!?

攻撃が効かないな!さすがは、聖王のマント!

「なんだ?」「剣が通らない!」

「我は、最強だ!今なら…牢に入るだけでよいが…これ以上…無礼を働くなら容赦なく制裁する。」

「な…何してる!王子一人だ…ビビることは、ない。」

「そうかなら…」(我は、どうすればいい?この状況だと…捕まるな!ロイとアルトが居ればなんとかなるが…?)(ガサガサ…)

「仕方ない…お前たち!捕まえてよいぞ!」

ヒュンと現れた!

「はっ!」

「王子!こ奴等を捕まえればよろしいのですか?」

「うむ!制裁せよ!」

「はっ!ご命令のままに」

ボカ!ボカ!ポカ?ボカ!

「王子!全員拘束致しました。」

「うむ!よくやった。ご苦労であった」

「さて…お前たちの雇い主は、誰だ?話せば処罰せぬ!約束しよう。」

「王子よ!本当だな?俺の部下も助けてくれるか?」

「真実ならば、助けてやる!しかし、部下全員となると条件がある!」

「条件とは?」

「お前たち…我の部下になれ!我が王になれば、よく思わぬ連中も出てくるであろう。その時、我を助けてくれ!」

「王子!何を言ってるのか、わかってますか?王子の命を狙った我々など…」

「うるさい!わかっておる。これでこそ、王に相応しいではないか!はっは」

「王子様、わかりました。我々が助かる道は、王子の配下になるしかないです。我々を雇ったのは、改革派の右大臣であります。」

「そうか…ガガンか!よくわかった!お前たちは、先に王国に帰り、城下町で潜伏しておいてくれ、我も遅れて城に帰る」

「では、我々は、先に王国に戻ります。何かあれば…

路地裏の雑貨屋ベンチを探してください。」

国境警備隊に変装していた、暗殺部隊は森の中へと進んで行った。


「なんだか、大変な目にあったね!」

「うむ…本当に助かったぞ!ロイとアルトが見えたから、なんとか乗りきれたが…危なかったでは、ないか!もう少し、早く来てくれ!」

「悪かった!野盗共は、パラディンナイトが来てくれたから、なんとかなったよ!」

「俺も、ロイが来てくれたから…モンスターを退治出来なかったが…なんとかなった」

「そうだな…休憩をしたい所だが…すぐに出発しよう!北の王国に入れば、南の遺跡まで後少しだ!」


 オレ達は、国境を越えて北の王国の南の遺跡の前に辿り着いた。

「やっと着いた!」

「以外に時間が、かかってしまったな!」

「とりあえず、遺跡の中に入ろう」

「もう入るのか?休憩ではないのか?」

「いや…休憩無しだ!…何処かの王子が、疲れたから休憩する!と何回も言ってたからね!時間がかかったんだ!誰だろう?ね?」

「…我のせいではないな!」

「では、行こう!休憩は、無しだ!」

「はいはい…行きますか!」


 遺跡の中を進んで行くと、前と同じで変わりは、なかった。地下に降りて行き…オレがモンスターと戦闘した場所までやってきた。

「ここまでは、来たことがあるんだ!モンスターの大群と戦った場所だ!」

「では、この三つの穴だな!」

「おそらく…そうだな!」

「三つの道だから、別れて探そう!」

「我は、真ん中に行く」

「じゃあ俺は、右側に行くぞ」

「最後は、左だな。じゃあ又後で合流しよう」

「「わかった」」

オレは、、左側の道に入って行き…すぐに奥まで着いた。

すると…扉があった!そこへ…ルトアが別の道から現れた。

「ルトア!道が繋がっていたみたいだね」

「ロイか!」

オレ達が、扉の前に立つと…急に光に包まれた!

「なんだったんだ!今の光は?」

「わからない…とにかく…一度、広間に戻ろう!アルトが待っているかもしれない」

「そうだな!」

オレ達は、通路を戻り広間に出た。

まだ、アルトは、居なかった。


「アルトの通路を確認してくる!」

オレは、急いで奥まで辿り着くと、広い空間に出た!

広間の中央には、台座が置かれており…こう書いてある、侵入者は、排除する。

しかし…何も起こらない?アルトも居ないし、オレは、ルトアの待つ広間に戻った。

「ロイ?アルトは、どうした?」

「奥まで見てきたけど、居なかった!」

「一度外に出てみるか?」

「そうだね!外で待っているかも」

オレ達は、入ってきた通路を戻って行き…遺跡の外に出た。

外に出て、しばらく待っていたが…アルトの姿が見えない!

「ルトア…丁度近くにミナジ村があるからそこまで行こう!」なんだか…違和感がある…もしかして…戻ってるかもしれない!


オレ達は、村まで急いで行く事にした。




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