デセプラ
スクロールか?これ世界地図だよな?
いくつか、光っている変わった文字がある。12個が光っているな。なんだかわからないけど…これも持って行こう。
少しずつ空間が歪み出している!そろそろ時間だな
空間の歪みが大きくなり、帰り道が現れた。
「ルトア…時間みたいだ!帰るよ。」
「この…研究室は、面白い!まだみたかったが仕方ない!帰るか!」
オレ達は、歪みの中へ入った…
「おかえりなさい。初めての時空の旅は、いかがでしたか?面白かったでしょ?では、さようなら…」
「あの…クロノス…さ…ま」
急に遺跡の外に移動していた!?もう一度…遺跡の中に入ると地下に降りる仕掛けが無かった…
「ロイよ!地下に降りられないでは、ないか!」
「そうだね…一度だけしか入れないみたいだね」
オレ達は、諦めてこれからについて、話し合いを始めた。
まずは、一つ目…オレの腕を治す
二つ目…世界に存在する光玉を発見する
三つ目…二つ目の続きで、世界樹に向かう!が期限付きルトアが貴族院に行くまで
四つ目…世界を一周すること見聞の為
五つ目…研究室が他にないか、クロノス遺跡が他にないかの情報集め
とりあえずの目的はできた。一度…西の帝国まで戻る事にした…が!ルトアが先に腕を治せと言うので、オレは、収納に入り研究室で手に入れた、体の部位を使って、腕を治せるか…考え中だ!
「さて…どうしたらいいかな?わからない…」
オレは、本棚へと目をやり、ヒントがないか調べた。
目を引いたのが…魔力について?と書かれた本だ
この異世界には、魔力というのが存在していない
が…魔法だけは、存在している。
なんでも…神々と契約することにより魔法が使用できるらしい…神々の試練を乗り越えた者だけが使用することを許されるらしい…
「神々の試練か!でも…神ってどこに居る?他にも魔法について載ってないかな?」……!?
魔法について、神々から許可された者だけが使用できる。火や風や土や水が4大魔法がある。
他には…空や治癒や時空…等変わった魔法もある。
「これだ!何処に行けば覚えられるんだ?」
神について…
神々の居場所は、私には…わからなかった…なので
錬成による空を飛べる靴の作り方を記す
まずは…初心者の靴と飛竜の翼で飛竜の靴を錬成すること。次に付与術を記す……
なるほど!これならすぐに錬成できるな!
確か研究室に…材料があったはず。
まずは、オレの初心者の靴と研究室で手に入れた飛竜の翼を錬成っと……ポン!
よし完成だ!次に付与術式を靴に描き入れる。
えっと…何々…特殊な円を描いて…後は文字を書いて…
これで完成かなぁ?
飛竜の翼:素早さ+1000 種類:靴
空を飛べる靴 帰属型 汚れない
靴を履いた状態で(デセプラ)と唱えると空中移動が可能になる
「よし…試してみよう!靴を履いてみてっと…デセプラ!」
身体が空中に浮かんだ!!どうやって動けば?
真っ直ぐ立ってみよう…意外と難しい!なんだか何も無い…空気の階段に乗っている様な感覚だな
あっ!こんな感じかな?空気の塊りを踏むイメージで足を動かしてみた…ううっ…面白い!
よし!次は…治癒について探してみよう…さっきの本の続きに書いてないかな?
この異世界は、治癒に関しての知識があまり無かった
身体の痛みや状態異常等の薬が乏しい!そこで…錬成による、ポーション作りを広めてみた…薬草を塗るのではなく、飲み薬にした。怪我や状態異常はこれで治るが、大きな怪我には効果が無かった。しかも作れる者が少ない為、高価な商品として販売されていた。
ポーション販売が失敗したので…この異世界に秘密に
回復の泉を作ってみた。万能の泉に
浸かれば、どんな怪我でも治る…しかし持ち帰るとただの水になる様にした。場所は西の帝国と南の王国の境目に一つ、北の王国と東の帝国の境目に一つ作ってみた。
!!これなら腕が治る…かも知れない!さっそく収納から出てみると…宿?ルトアがベッドで寝ている。
どれだけ経った?
「ルトア…ルトア…」
「あぁ…ロイか…1週間は経ったぞ」
「そんなに…経っていたのか」
「!!」
「ロ…ロ…ロイよ!お前!空に浮いてるではないか!」
「ルトア!ビックリした?空飛ぶ靴なんだ!」
「ビックリしたが…まぁよい…で…腕は、治ったか?」
「それがさぁ…」オレは、経緯を説明した。
「よくわかった!では、今から行くぞ!」
「じゃあ…西と南の国境近くまで行こう!」
丁度夕暮れ時だ!空を飛んでも…バレ無いだろう…
今は、西の帝国の東の街らしいから…南に向かって行けばいいな!街から出て、草原にやってきた
「これだけ離れたら、大丈夫だろ!」
「ルトア!肩に掴まって!行くよ デセプラ!」
軽く空中を蹴ると、ゆっくりと飛び出した!すげぇ
「ロイよ!いいではないか!我も欲しい!」
「ルトア…この靴は、オレ専用だからね!とりあえず、もう少し上に行ってから…南へ向かうね!」
飛び慣れてきたので、少し強めに蹴ってみた…
ブワッー!!息ができない!?やっぱり…ゆっくりだな…
かれこれ…1時間ぐらい経ったかな?南の国境が見えてきた。空を飛ぶとこんなにも早いのか!
「ルトア…そろそろ降りるよ!これ止まれないのが難点なんだよね…」
空中で逆向きに蹴ると、一瞬だが止まれる…が落ちる
そのまま↓下に落ち…ギリギリで少しだけ蹴ると綺麗に降りれる。「デセプラ解除」
地面に着いたので、ルトアを見ると…気絶してる!
「ルトア…着いたよ!」
「はっ!着いたのか?記憶が無いのだが…まぁいい!で…ここからどうする?」
「とりあえず、国境近くを歩いてみよう」
「では!行くか!泉とやらに」
国境を世界樹が見える方へと歩き出して1時間ぐらいかな?三角の建物が見えてきた。
「あの建物は、なんだろう?近くまで行ってみるか」
建物へと近ずくと、三角形の遺跡?に頑丈な門が付いており、ルトアが読めない文字が書いてある。
(ここは、回復の泉…エリクシールです)と書いてあった。ここだな!入ってみよう
門には、鍵が付いておらず、押しても開かない…どうしよう…
「ロイ!どうだ?開いたか?」
「駄目だ!ビクともしない!」
「我が開いてみせよう!こういう場合は、横に開くのだ!」ガガガ……
「おぉー!ルトアすごいな!」
「そうだろ!はっはっ!城にも似たような門があったからな!」へぇ!城にもあるんだ
門を開けて、中に入ると青白く光る泉が本当にあった
これで、オレの腕が治るのか?………




