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黒曜金剛石と護衛騎士

 「どうして?そう言う事言うんだ!」叫んで…地面に膝をついた……。

「ロイ…聞いただろ!仲間を助ける為に1人残ったと」

「聞いたが…」

「俺達の状況を見ろ!助かる訳ないだろ…」

「バカ王子!その辺にしておけ…ロイもいいな!私達でさえ、ケガ人多数だ!お前と同じぐらい強いのなら、なんとか生きているはずだ!」

「……」

「わかってます…わかってる…」

「ロイ!今回の件、王国に報告しなければいけない!お前も、同行してもらう。いいな!これは、命令だ」

オレは、仕方無く…同行することに決めた…。

騎士団も立て直して、王国へと帰還した。


………………………………………………………………………

「もう?大丈夫だな?」

「あぁ…もう行ったはずだよ」

「………」

「オレ達は、東の王国の国境まで行くか」

「わかった!早く行こうぜ」

「………」

…………………………………………………………………………


 一度、イルナの街に戻り…その間は、ギルドに寄る事もできず…軟禁だ!すぐに馬車の用意ができた様だ。

オレも騎士団達と一緒にグラン王国へと同行させられた。

馬車に揺られながら、アルトが無事か考えていた。そこへ、ルトアが乗り込んできた!


「ロイ…先刻は、悪かった…」

「いや…オレも悪かった…だけど!アルトは、無事な気がする!しばらくは、会えないけど」

「必ず、探しに行く!ルトア仲直りだな!」

「そうだな!ロイ…仲直りの証に何か貰ってやってもいいぞ!」

「お前、マジックアイテム持ちだろ?」

「なんで…!わかったんだ?」

「当たり前だ!騎士団は皆マジックアイテム持ちだからな!お前の強さは、マジックアイテムを使っていたからだろ?どんなアイテムを使っているんだ?」

そうか…王国騎士団だからな…

「ルトア、オレが今からする事を秘密にしてくれるなら…」

「わかった!さぁ…見せろ」

「じゃあ、ちょっと行って来るけど、1日ぐらいかかるかも!後は、頼んだよ!」

オレは、収納に入った…

「さてと、何か錬成してやるかな!ブロークの木とさっき手に入れた…キングタイガーの牙でやってみよう!何ができるだろうな」

錬成陣に材料を置き錬成した。試しにブロークの木✖️2キングタイガーの牙✖️2で錬成開始だ!

ボン!できた!


キングブロークソード✖️2さらに…クイーンから手に入れた!黒曜金剛石でさらに錬成っと!

ボン!出来上がりだ!

さて…能力は?


黒曜の金剛剣ブラックダイヤソード

:攻撃力+3000種類:長剣

世界一硬い剣 世界に2本しかない 帰属型    耐久力:♾️

弱点:刃が無いので斬る事が出来ない

付与術:なし


すごいのできたけど…刃が無い?殴る専門?

錬成もできたし、早く出ないと…外の時間がどれだけ進んだか!心配だ…


 収納から出ると夕刻になっていた。ルトアは?

周りを見ると…誰かが寝ている?ルトアか?

布をめくると、やはり…ルトアだ!

「ルトア!帰ったよ」

「ロイ!何処に消えていた!俺は、大変だったぞ!とりあえず!」ゴツんと頭を殴られた!痛ぇ!

「何するんだよ!」

「誰も馬車の中に入れなかったんだ!しかも丸1日とちょっとだ!」

「悪かった…そんなにたっていたのか…ルトア、これを作ってきた!仲直りの剣だ!すごいのができたよ」


 漆黒の宝石の剣をルトアに手渡した。

「帰属型だからルトアにしか使えない剣だ」

「ロイ!なんだこれ…刃が無いではないか!?」

「ウーン…そお!無いんだ。」

「無いんだ。ではない!モンスターが斬れぬではないか!」

「たぶん大丈夫!」

いい感じで馬車が急に止まった。

「モンスターが来たぞ!」騎士団が叫んだ。

「丁度いい!ルトア試し斬りだ!」

「よし!倒すか!本当に大丈夫か?」

王国に向かう途中に魔の森を抜けないと行けない

魔の森は、昼間は、モンスターが出ないが夕刻から夜には、モンスターが大量に出て来る。

オレ達は、馬車を降りると、騎士団がモンスターと戦闘中だ!魔の森には、ヴォルフ、ハイスパイダー、ハイオークがよく出てくる。上位種の他にもスモールドラゴン等もいる。

「ルトア!あそこに、スモールドラゴンが居るよ」

「俺が敵うはずないだろ!」

「大丈夫じゃない?」

「チッ!仕方ない…やってやる!そりゃー!」

ガゴン!鈍い音と共にスモールドラゴンを倒した!

「一撃だと!なんだこの剣は…?」

「ルトア!大丈夫だったろ?」

「ロイ?ちょっとこい!」

ゴツン!頭を殴られた!なんでだ?

「お前…この剣…他の奴に自慢できないでは、ないか!国宝級の品物だぞ!」

「なんで…国宝級なんだよ!」

「スモールドラゴンは、仮にも竜種!一撃で倒せる方がおかしい!騎士団全員でなんとか倒せるぐらいだ!これは、本当に秘密だな…だが俺は、喜んでやる!」

まぁ…喜んでくれたからいいか…

モンスター討伐も終わり、王国へと馬車は、動き出した。それから2日経ちグラン王国の城下街に着いた。


 さすが!王都だ!大きな建物しかない!馬車で通りを抜けて行き…王城の門まで着いた。

「はぁー!なんて大きな城なんだ…」

独り言が漏れていた…!

「ルトア!これが城なんだな…!」

「そうだ!いずれ俺の城だ!はっはっ!」

門で入城手続きを済ませて、馬車でさらに城へと近づいて行く。城の扉まで辿り着くと、ルトアが先に城に入って行った。オレは、騎士団達と別の扉に向かった。騎士団の一人バングルさんが話しかけてきた。


 「ロイ君、ここが騎士団寮と訓練所だ!王の謁見までしばし、時間が有る…どうだろ?マジックアイテム無しで、一戦稽古をおねがいしたいのだが…?」

「いいですね!オレも自分の強さがどれだけ上がってるか知りたいので、お願いしていいですか?」

「じゃあ、用意をしよう」


 訓練所で木剣と木の盾を借りて、全ての装備を収納した。師匠と手合わせ以来だ…動けるかな?

「じゃあ!始めようか?」

「おねがいします!」

「では!始め」審判は、ダンイルさんだ

バングルさんの猛攻撃!さすが!王国騎士団だ!けど…手は抜かないよ!体が隠れる様に盾で突進した!

盾で攻撃を受ける瞬間に離し、バングルさんの攻撃が盾に当たると同時に後ろを取った!

「そこまで!」ダンイルさんが叫んだ!

「参りました…」

「ありがとうございました」

「ロイ!やはり…騎士団に入れ!」

「考えておきます…」

「バングルは、こう見えて…副団長補佐の1人だ」

しまった…!手加減したらよかった…

騎士が走って現れた。

「ダンイル副団長!」

「どうした?謁見は、可能か?」

「はい!王の謁見の準備が整いました。」

「わかった!すぐに参る!」

「では、皆!謁見に行くぞ!団長にも連絡入れておけ!」

「「はい」」


 謁見の間、王が大きな椅子に座り、周りに大臣?と騎士団長?ルトアが居る!

「ダンイル副団長、話しは、聞いておる、詳しく説明を頼む…」横に居る騎士団長が声を掛けた。

副団長が、これまでの経緯を説明した。(ルトアの事も)北の洞窟での戦闘、神和級の出現等…

「しばらくは、洞窟の立ち入り禁止と調査、警備等が必要かと思われます」

「よぉ、わかった、大臣よ!詳細は、任せておく!

ロイと申す者よ!そなたは、ルトア王子の護衛騎士を命ずる!今この時からだ!よいな!」


なんで…オレがルトアの護衛騎士なんだよ!?

ルトアを見ると…メチャクチャ笑ってる…!!

あっ…!絶対にルトアだ!アイツ王様に頼んだな!

王命だと、断れないの知っているから…

「はい!グラン王、しかと…承りました…」

「よい、返事だ!」


これから、どうなる?でも!騎士団の情報が入るから

アルトの行方もわかるはず!しばらくの間お世話になりますか!前向きに考えよう。




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