友達…伝説の…
本当に驚いた!まさか…アイツが王国の王子だったなんて!そもそも…なんで一人で行動してる?
片眼に眼帯を付けた騎士がきた!
「おい!王子!どうして鉱山に来てるんだ?北の洞窟に行く予定だっただろう!」
何!王子にタメ口は、駄目だろ!
「ダンイル!お前たちが!ノロノロ歩いているから、先に行ったのだ!俺が間違えたのか!いや地図が間違ってる!見ろこれを!」
騎士団が…ポカーンとしている。
「「王子!!地図逆じゃないですか!!」」
完璧に王子が間違ってるな!
「ふん!まぁいい、ロイ!お前強いな!俺の側近になれ!いいな!」
「いやです!王子の側近なんて、お断りします」
「おい小僧!王子様の命令だ!素直に従え!」
「だから、いやですって!」
「なら…力ずくで連れて行く!」
いきなり!騎士団が襲いかかってきた!仕方ない…
対応させていただきます。ごめんなさい!
やっぱり強いな!手加減できないかもしれないな!
一応、寸止めで全て対応させてもらったけど!
最後の一人がダンイルさんだ!本気でいきます。
やっぱり!強い!隙が無い!これは…オレの負けだ
「はぁはぁ!ダンイルさんは、強いです。オレの負けでいいです!」
「ロイと言ったか、大した者だ!殺意があったら、私の負けだ!素晴らしい闘いだった!君の剣筋は、騎士団に似ている!誰に習った!」
「はい、私の村のゲイル先生に教わりました。」
「フッフ ゲイルか!なるほど!私の弟だ!」
「ええ!!ゲイル師匠がダンイルさんのお兄さんですか?」
「あぁ…そうだ!バカ王子の側近なんかにはならなくていい!騎士団に入れ!そんなに強いのだ、王国の為に働け!」この人も…めちゃくちゃだ!
「ダンイル!…バカとはなんだ!」
「バカ王子にバカと言って何が悪い?」
「ぐぬぬっ」
「はっ!いい返せまい!だが、ロイ…気が向いたらルトア王子に仕えてもらえぬか?騎士団もな!考えておいてくれ…」
「わかりました。気が向いたら、王国へ訪ねるかもですね?」
「じゃあ、王国で待っている!いくぞ!お前たち!王子も行きますよ!」
なんだか…ダンイルさん、落としどころを探してだんだね。
「あの!ダンイルさんは、何者ですか?」
「私か?私は、王国騎士団副団長兼王子の教育係だ!」
「ロイ!必ず王宮へ来いよ!約束だからな」
「ルトア王子、わかりましたよ。約束しますよ。」
「これからは、ルトアだ!ルトアと呼べ!許す!
では!さらばだ!」
「王子ぃ〜早く来て下さい!急ぎますよー」
慌ただしく来て…去って行った。
オレは、静かになったのを確認してから…坑道を隅から隅まで観察して、鉱石が取れるか確認した。
モンスターも現れてこないし、鉱山の権利を買っても大丈夫だろう!ガンザスさんに報告だな。
鉱山から出て、街道の方へ歩いて行くと…血まみれの冒険者達がやたらと歩いている、何かあったのか?
「大丈夫ですか??」と声をかけた!こちらを振り返るのは、ライスさん達ではないか!
「ライスさん!!どうしたんですか?」
よく見ると、ライスさんとオッドさんは、血まみれだ!
「ロ…ロイ!どうしてこんなところにいるんだ?」
「あれ?アルトは?」
「アルトは、俺達全員を逃がす為に残ってる…強いモンスターが出て…やられた奴もいるが…」
「わかった!!今から向かう!みんなは、街に戻ってて、途中で、騎士団に会わなかった?」
「騎士団副団長に説明した、俺達の後方と前方に二人居る。お前が行っても邪魔するだけだ!やめておけ」
「オレは、行くよ!」すぐに、北の洞窟へ向かった!
洞窟の手前まで全力で走った!騎士団達がモンスターの群勢と戦闘中だ!加勢する?状況見る?両方だ!
手前の騎士に加勢し、状況を聞いた
「お前は、ロイか!よく来たな!状況は、悪いぞ」
「俺達が来た時には、タイガーウルフの上位種のタイガーヴォルトになっていた!副団長は、更に上位種のキングタイガーウルフと戦っている。それよりも倒しても倒しても…洞窟から出てくるんだ!」
「なんですか!?それ!初めて聞きましたよ!」
タイガーヴォルフを次々と倒しながら、ダンイルさんの場所まで来た。
「ダンイルさん加勢します!」
「ロイか!キングを何体も倒したが、まだくるぞ!」
3体がいきなり、襲ってきた!すぐに左右を倒して中央を同時に斬りつけた!まだまだきそうだ!
「おそらく…女王が居る!グランド・クイーンタイガー伝説級だ!私も文献でしか見た事がないが…ロイ?洞窟の中へ突入するぞ!でないと騎士団が持たない!」
「ダンイルさん…ルトア王子は?」
「はっ!あのバカ王子!まさか洞窟に入ったんじゃないだろうな!?もし入ってたらヤバイなぁ」
「急ぎましょう!」
洞窟の中へ進み、広い空間にそいつは…居た!
なんて言う大きさだ!キングタイガーの10倍以上ある
「おいおいおい!世界の終わりか?これは、無理だろ!」ダンイルさんどうしたんだ?
「ロイ…静かに下がれ」
「はい」
「こいつは、神話に出てくるグランド・クイーン・タイガーの最上位種だろうな…クイーンより大きすぎる…」「どうして、こんな事になってるんだよ」
「ダンイルさん…でも無理なんですか…?」
「はっきり言って、近づく事すら出来ない」
「どうすれば?」
「王国の魔術なら封印できるかもな!だが、間に合わないな」
そうこうしていると、ルトア王子が近づこうとしていた。「あっ!王子!何しようとしてるんだ!」
ダンイルさんが、すぐに王子を止めに入った…!が
見つかってしまった…!
グァァ!すごい雄叫びが響きわたる。耳を押さえているが…!頭が割れそうだ!ヤバイヤバイ…
立ちあがろうとしている…そこに黒いフードの2人が突然現れた!
「あぁ!やっぱり!強いだろうな」
「大丈夫だよ!そこの騎士団達下がっておいてねー」
「おっ!ロイ君?また会ったね!下がっておいてねー!今から片付けるからさ!!」
二人とも黒い剣を構えた!と同時に「光炎」(フラム・レイ)解と叫ぶと黒い剣に光の刃と炎の刃が出てきた!二人同時に前右足と後ろ左足斬り落とした!
体制を崩した瞬間に、左右から首に斬りつけ、斬り落とした。凄まじい叫び声を上げながらクイーン上位種は倒れた!
ダンイルさんもルトアもオレも口を開けたまま…ポカーンとしてる。
二人は、クイーンが消えた後の光玉を拾っている。
なんだろ?あれ?…あの剣(刀)は、アルトのに似ている。フードのお兄さんが刀を持って泣いている。
「か……う……よ…と」と微かに聞こえた。
二人は、立ち上がると…突然姿を消した!
一体何者なんだろう?そうだ、ダンイルさんとルトア
は、と見るとルトアは、呆然としている。
ダンイルさんは、すぐに洞窟の外へ走って行った。
オレ達も後を追いかけた…!外に出るとモンスターは、居なくなっていた!騎士団に話しを聞くと二人組が風の様に片付けていった!と報告していた。
「みんな無事か?無事な者は、ケガ人の手当てを頼む!王子も無事ですね?」
「俺は、なんともないから!ダンイルは、騎士団を立て直せ!ロイは、大丈夫か?…北の洞窟に何しにきたんだ?」
「オレは、幼馴染を探しにきた!道中には、居なかったし洞窟かと思ったけど…さすがに居ないし…何処にいるんだ?」
「ロイ…もしかして?同郷の者か?来る途中の者から…話しを聞いたが…仲間を助ける為に…」
「何がいいたいの…そんな…アルトに限ってそんなこと、ない!」
えっ!どういう事!どうしてそんなこと言うだ…
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