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第三十七話 はるかが変更

「リーチ一発ピンフ・・・・裏無しか、3900」

エリカは一発で木下に振り込んでしまったが運よく裏ドラが乗らなくて少ない出費で済んだ。これで点差は

沢野38400、エリカ19700、はるか28500、木下33400

になった。

 エリカが振り込んではるかの親が流れたのにはるかはエリカに対して怒ろうとしなかった。しかしはるかは

「里奈さんは言ったわ!水面に立てば同期も親兄弟も無い、誰もがただの競争相手だと」

他の三人がはるかの言動に驚いているとはるかが

「エリカ、もう連携なんか必要ないから、遠慮なく私からも当たりなさい」

とエリカに言い放った。しかしエリカは何も言えない。はるかから当たっても点差が縮まるわけでは無いので、はるかから当たれないと言いたかったが、言える雰囲気じゃなかった。しかし、このはるかの一言がワルキューレチームの連携を切り崩すことになった。

「おっと、松山選手が連携を放棄する発言に出ましたね」

「麻雀はあくまでも個人プレイですから、連携プレイをしない方が本来の持ち味を出せます」

 木下は自分の手が早く無かったから、いつもなら手を崩してでも沢野に鳴かせて沢野にあがってもらい、はるかやエリカにあがるチャンスを与えないはずだったが、今回はそのまま手を進めだした。その結果、木下だけでは無く沢野も手が遅くなり、はるかとエリカにチャンスが訪れることになった。

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