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咲瀬町の小さな物語  作者: しょーたろー
第二章 Re:Member
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第二章 Re:Member エピソード10 A demon laughs when I say things tomorrow

お待たせしました!

最新話になります。

最後まで呼んでくれたらありがたいです

よろしくお願い致します

文化祭当日。

校内は文化祭を楽しもうとする者で溢れていた。その裏で楽しんでもらえるように一生懸命働いている人がいるっていうことを誰も気にもとめずに。

俺は今、体育館裏に舞台で使う小道具やセットを運んでいた。今頃三宅くん達は何をしているんだろう。


ふー。やっと終わった。これからどうしようかと考えていたその時、後ろから「だーれだ?」といって俺の目を両手で隠してきた。その声は・・・


「あ、綾瀬さん!は、恥ずかしいからやめてよ!」


俺の人生の中でそんなことしてきたのって小学生時代の友達だけだ。しかも男。異性からそんなことされるだなんて。

俺も思春期を迎えているんだなと思いながら自分の体温が心配でしょうがなかった。うぅ・・・。まだ恥ずかしくて顔が赤いかも。


「えへへ。びっくりしてくれてなにより。それよりもさ文化祭、一緒に楽しも?」


そう言って彼女は俺の右手を引っ張ってどこかに向かった。その時俺は今のこの状況がなんだか懐かしくて悲しく思えた。


「どこに行くの?」俺がそう問うと綾瀬さんは「君も気になることがあるでしょ?」と質問に質問で返してきた。「三宅くんのところ?」俺がそう返したら彼女は振り向いて笑顔で「正解。」と言った。

はぁー。なんだか最近、彼女のことが段々と分かるようになってきた。


三宅くんは馬場くんと同じクラスで3年3組だ。俺と綾瀬さん、大輔くん、木崎さんの4人は3年2組で鈴友くんと秋田さんは4組で南さんは1組だ。南さんの在籍している1組は特進クラスなんだそうだ。


でも残念なことに1組は勉強のスペシャリストであっても他のことに関してはからっきしなクラスなのだ!


俺は綾瀬さんと一緒に三宅くんのクラスに向かいながら他の学年の催し物を思い出していた。

1組は教室全体を使った脱出ゲームだった。でも成功率が低いらしい。なぜなら脱出のために必要な3つの鍵を手に入れるためには3つの問題を解かないといけないみたいだ。しかもその3つの問題、明らかに1組じゃないと解けない問題だし制限時間内に解けなかったらその時点で終了だ。しかもこの脱出ゲーム思いついたのは1組の誰かではなく綾瀬さんなのだ。あまりにも酷い案しかなかったため南さんが綾瀬さんに何かいい提案はないかを頼んだみたいだ。

2組は言うまでもなく舞台だが3組は確かライブハウスだったはず。三宅くんは趣味でDJをしているらしい。それでライブハウスになったみたいだ。

4組はジャズハウスで演奏をしているのを聞くもよし聞かないで休憩するも良しの空間を作るって言っていたはず。

なぜ三宅くん達3組がライブハウスにしたのかは理解できると思うが秋田さんを真似ただけだ。


催し物がなんだったのかを考えていたら三宅くんのクラスに着いたみたいだ。外に音が漏れるくらい盛り上がっている。こんな中に入りたくねぇ・・・ちょっと嫌だったけれど、綾瀬さんが「大丈夫。行こ?」と言った時の上目遣いに俺は惨敗しそのライブハウスの中に入ってしまった。




最後まで読んでくださりありがとうございます。


次の投稿は来週になります。

どうぞよろしくお願いします

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