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咲瀬町の小さな物語  作者: しょーたろー
第二章 Re:Member
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第二章 Re:Member エピソード9 Lay yourself in love!

お久しぶりです

初めましての方は初めまして。


最新話です。是非見てください。

放課後。

紅葉さんはまだ落ち着かず三宅くんが声をかけ続けている。それでも彼女の怒りは沸騰したままだった。

俺はというと自分の作業を終え、三宅くんのところに向かおうとしたが綾瀬さんに止められた。


「一緒に帰ろう。その方が彼女の・・・うんうん。彼のためになるから。」そう言って俺は(やや強引に)一緒に帰ることになった。



「このままでいいのかな。」俺がそう呟くと彼女は「大丈夫とは言えないくらい大きな壁だよね。でも乗り越えないといけないのはいつだって私達人間なんだよ。」


続けて彼女はこう言った。「自分にとって大きな課題でも他の人にとっては他人事か器用にこなせるかのどちらかに別れる。誰にだってあるじゃん?こんなことできたらいいのになっていうのが頭の中に浮かんではいるのに失敗することって。できる人はできる。そういう人ほど出来ない人の気持ちを分かろうとしないじゃん?でもさ失敗って不器用な人間の証拠でも負け組の証拠でもないでしょ?失敗は失敗でも次に繋げるための経験なんだから。」


綾瀬さんはさらに俺に注意するかのようにこう続けた。


「それに大きな壁にぶつかってどうしていいのか分からないと思っている時にあの場に行くのはダメな時だってあるんだよ。女子はみんなそうなんだけど、あの場にいて欲しいと思う存在って結局友達でも家族でもなく好きな人なんだよね。」


彼女の最後の言葉を聞く限り俺にはまだ知らないことがあるのではないかと思ってしまった。

それから直ぐのこと。俺らの後ろの方から「心ちゃ〜ん!かまっちょ〜!」と俺らを呼ぶ声がした。振り替えって見ると笑顔で手を振る三宅くんがこちらの方に走って向かってきた。


「俺も混ぜてよ。いいでしょ?かまっちょ、心ちゃん。」俺は嫌だけど綾瀬さんは「うん。いいよ。大勢の方が楽しいしね!」と嫌な顔せずに直ぐに承諾した。彼女はどんな人にでも合わせられるのだろうか?


「そう言えば秋田さんは大丈夫だったの?」俺がそう唐突に質問すると彼は一瞬間が空いたあと「いや、それがさ〜秋ぴょん怒りが収まった途端に1曲完成させたんだよね!凄いよな〜。しかも調子が良いみたいでまだ学校で作り続けているところなんだよ。」


彼は嬉しそうに秋田さんのことを話していた。まるで我が子供を自慢する親みたいに。

それからというもの三宅くんは帰り道が別々になるまでずっと秋田さんの話をしてその場を盛り上げてくれていた。彼はその間もずっと笑顔で話していた。


♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢

帰り着いた俺は自分の部屋に入って直ぐにベッドに横になって眠ってしまった。今日の疲れが一気に睡魔に変わり身体中に直ちに深い眠りに着くようにと伝達していっていた。


『ねぇ、知ってる?ここの木って何でも願いが叶うらしいよ。』


『そうなんだ。じゃあさ***は何を叶えて欲しい?』


『うーん、そうだね。』

『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・かな?』


目が覚めた。いつも見るこの夢。彼らはあの咲瀬町にある木によく似た場所にいつもいてたわいもない会話をしている。夢だからだろうか?誰かは分からないし大体の身長も分からない。けどいつも見る夢の中の風景は決まってあの木の下であった。どこか懐かしい感じがするのはきっと気のせいなんだろうと思いながらまた眠りについた。


♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢

あの日からしばらく経ち本番前日になった日のこと。大輔くんと木崎さんは喧嘩をしながらもセリフはちゃんと覚えてるし演技も上手であった。俺がいうのもなんだけど本当に上手い。秋田さんもあの日から直ぐに残りの8曲を完成させあとのことを小野山さん率いる音響係に全て投げ出し逃げるかのように俺らの劇に関わろうとしなかった。秋田さんはやられたらやり返すタイプなんだなと知ることができたし、大輔くんと木崎さんの2人の関係も良くなっていると思う。


放課後、最後のチェックを全て終えた俺達のクラスは明日に備え準備をした後、皆帰ったのだった。俺はというといつも通り綾瀬さんと一緒に帰っていた。

2人でたわいもない会話をしていると俺と綾瀬さんをまた呼ぶ声が後ろから聞こえる。変なあだ名で呼ぶところをみると三宅くんで間違いがない。

三宅くんは足早にこちらの方に来ると「明日、俺は秋ぴょんこと秋田紅葉に告白します!振られたら慰めてくれよな!」と伝えて颯爽と帰って行った。へぇー。告白するんだ・・・告白!?


「綾瀬さん!み、三宅くん告白って・・・。」俺がそう聞くと綾瀬さんは「一大決心をしたねぇ。三宅くんファイト!」と俺に聞こえるかくらいの声で三宅くんの後ろ姿を見ながら応援していた。

綾瀬さんから聞いた話によると三宅くんは秋田さんのことがずっと好きでついに告白するみたいだ。


家に帰りついた俺は明日の文化祭が楽しみでしょうがなくなっていた。だって、友達の恋が叶うかもしれないからだ。三宅くん、ファイト!





本当にすみませんでした。

嘘ばっかついてもうわけない。


来週投稿するので有言実行するのでまた見てくださったらありがたいです。よろしくお願いします

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