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咲瀬町の小さな物語  作者: しょーたろー
第二章 Re:Member
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第二章 Re:Member エピソード8 Battle of Ben Ben

お久しぶりです!!

遅れてしまい申し訳ありません!

最新話です!

是非、見てください!

役決めが済んだ次の日から文化祭の練習に入った。俺と綾瀬さんは教室の後ろの方の隅っこで木や草などをダンボールとかで形作る裏方の仕事をしている。

背景の子達は廊下で作業をしていて、役者の子達は俺らの目の前、黒板側の方で練習をしている。

俺らが文化祭でやるのは『咲瀬町の小さな物語』という咲瀬町限定の昔話だ。だからなのか脚本はと言うとこれまた簡単にできてしまった。なにせオリジナルの作品ではないし咲瀬町立図書館に行けば置いてあるし咲瀬町に住んでいる人達なら誰もが知っている話だからだ。

だがしかし、この劇において木崎さんと大輔くんは主演を務めることになったのだが・・・


「なんでいつも同じところで間違えるのよ!またやり直しじゃない!」


「うるせぇな!ここの部分は悔しくて悲しくてっていう表現に限るんだよ!なんでわかんねぇかな。」


このとおり喧嘩三昧である。


「いつも喧嘩してるね。」


綾瀬さんがそう話かけてくる。俺はその言葉に対し


「やっぱりこの提案持ちかけるべきじゃなかったのかな」


と言うと綾瀬さんはワハハと笑いながら


「私はこの提案に賛成だったよ?だって2人ともなんか楽しそうだもん。最初はダメダメだったけど次第に良くなっていってるし。それにさ私は対立している友達の方がいいと思うんだよね。」


「なんで?」


俺がそう問掛けると綾瀬さんは笑顔でこう言った。


「対立するってことはそれだけ集中しているってことだと思うの。だって目標は同じなわけじゃん。その目標をいかに達成するかの対立だよ?この人のやり方では達成できない、この人の意見だとお客さんを楽しませることは出来ない、色々な意見が対立して競争していたらいつの間にか目標は達成していたってことになると私は思うの。自分たちがいかに努力して互いに高めあっているとも知らずにね。それってさものすごーくいいことだよ。そういうふうに競い合える存在がいるのだから。だから私は蒲池くんのこの提案に賛成したんだよ。」


互いに競い合える存在。それは自分達にとって物凄く大事な存在だとは思う。けど、それだったら

大輔くんと木崎さんは友達のままなんじゃないか?と俺はふと思った。


しばらくすると後ろからボソボソとした声で


「かまっちょ、かまっちょってば!」


この変なあだ名で呼ぶのは俺の知っている人の中でも1人しかいない。


「なに?三宅くん。普通に話しかけてればいいのになんで小声なんだよ。」


「いやー、大きい声でかまちょかまちょって言うの恥ずかしいじゃん?それよりも!秋ぴょん中々苦戦してて、すーやに励まして貰うように言ったんだけどすーや言う事聞かなくってさ。」


すーやって言うのは鈴友誠也くんのことだ。俺らは他クラスの何人かにも協力を頼んでおり特に音響係の人達は1からBGMを作らないといけないために他クラスでBGMとかのサウンドトラックを作るのに長けている秋田さんに依頼をしていたのだ。結果はあまり良くないみたいで秋田さんに全てを投げ出した音響係はどこで流すのかのタイミング練習をし秋田さんは自分に納得のいくまで追求するタイプの人らしくまだ2曲しか作れていない。


「三宅くん、あとどれだけの曲数が必要なの?」


「あと8は必要っすね。心ちゃんは知ってると思うけどこのままじゃ・・・」


そう三宅くんが口走った瞬間、綾瀬さんがそれ以上はしーっ!と言って喋らせなかった。ん?何が起きるんだ?


「ね、ねぇ。このまま言ったらなにか・・・まずいことでも起きるの?」


恐る恐るそう尋ねると綾瀬さんは少し暗い顔をし三宅くんは「あれは・・・あれは・・・」と言って震えていた。何が起きるんだ?


「ま、まぁ簡単に説明するとあの紅葉ちゃんが暴走する。物凄い程の暴言を浴びせる。その暴言に対抗できるのが鈴友くんなんだけど。」


「すーやはすーやで『いざとなったら止めるが事の発端はお前らにあるんだから自分たちの力で何とかしろ』って言うんだよ。」


あー。ストイックな人って爆発した時恐いもんね。そんな話をしている時に2人の女子の言い争いが隣のクラスで鳴り響いていた。これはもしかして・・・。

俺と綾瀬さん、三宅くんの3人で声のするクラスに向かった時には遅かった。秋田さんと音響係の小野山さんが口喧嘩していた。


「私はね!あなたみたいな人が大っ嫌いなの!何でもかんでもできると思いやがってて口ばっかり!出来ないって気づいた瞬間には人に押し付けて!自分の地位が上だからってね何でもかんでも押し付けるんじゃないんだよ!」


「あんたがやるって言ったんじゃない!私がやりますってオドオドしながらさ!言っとくけど私もあなたのことが嫌いなのよ!いつもオドオドして学年一の人気者である大輔の近くにまとわりついていざとなったらかっこいいかっこいい幼なじみの誠也くんが助けに来てくれるしね!」


「あんたね、人のこと悪く言う時くらいその人の悪いところしか言えないの?本当の悪口って言うのはね、羨ましい妬ましいと思う部分を根こそぎ言うことなのよ!さっき私はあなたの地位のことを言ったのになに?さっき私は私が羨ましいと思っていることを言ったのになに?私の周りには人気者が沢山いるって?笑わせないで。あなたみたいな弱者相手にしか強くでれない小心者なんか大輔くんも誠也も流星も相手になんかしねぇんだよ!!」


こ、こ、こわっ!これが女の喧嘩だと言うのか?

相手の女の子現実叩きつけられて泣いてるぞ?容赦ないのがそのあとにも暴言を吐き続ける秋田さん、ガチで恐いし同じグループに入ってて良かったぁ。


「と、止めるぞ!このままじゃやべぇことになる!」


そう言って喧嘩に割って入っていった三宅くんに対し後を追いかけるかのように俺と綾瀬さんもその喧嘩を止めに入っていった。


最後まで見てくださりありがとうございます!

モチベーション云々よりも頑張りますので応援の方頂けたらなと思っております!

感想など頂けたら作者うれしいです!

よろしくお願いします!

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