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咲瀬町の小さな物語  作者: しょーたろー
第二章 Re:Member
35/50

第二章 Re:Member エピソード7 Hit it and break it.

大変遅くなってしまい申し訳ありませんでした!

最新話です。

最後まで見てくれたらありがたいです!

よろしくお願いします!!!

次の日。

俺は大輔くんに放課後一緒に帰ろうと声をかけてみた。

大輔くんは「いいよ。」と一言だけ返してそれ以降は俺と話そうとしなかった。


昼休み。

俺は綾瀬さんと一緒にご飯を食べていた。


「浮かない顔だね。大輔くんのことでしょ?」


綾瀬さんが俺にそう話しかけてきた。そんなに顔に出てるかなと疑問に思ったが、それよりも放課後になにか嫌な予感しかしないので綾瀬さんに相談しよう。


「実はさ、なにか嫌な予感がするっていうかさ。その、もしかしたらお節介になるんじゃないかなと思うんだよね。」


俺がそう正直に話すと綾瀬さんは何か言いたそうな顔をしながら


「もし、その嫌な予感が当たったとしたらあなたならどうする?」


と俺の顔を見ながら言ってきた。さながら予感がどういう事なのかは察しがついているし綾瀬さんの言っていることはわかる。どうしようにもない事だろう。それを壊してでもとは言えない。

俺なら、俺なら、俺なら。


「答えに戸惑うかもしれない。もしかしたら間違ってるかもしれない。そうなった時には私が一緒に謝ったり手助けしたりするから。だから難しく考えずに誰もがうんと言えることを言うべきだよ。」


綾瀬さんは本当にすごい。相談ごとで大事なのはその相談を持ちかけた人を尊重すること。例えば相談をされた側の意見を相談した側の意見にしたとして、解決したとしてもそれはその人自らが考えて導きだした意見ではない。あくまでもアドバイス、つまり答えにたどり着くためのレールをしくことしかできない。

それを徹底している綾瀬さんの相談教室。恐るべし。


そして迎えた放課後。俺は大輔くんと一緒に帰ることにした。


「実はさ、まだお前に言ってないことがある。」


大輔くんは教室を後にしてすぐに俺にそう言ってきた。

なんでもこい。どんなことでも動揺せずに返事してやる。


「大河ってさ、付き合ってるんだよね。」


やっぱかぁ。そうだとは思ったけどやっぱりそうだったかぁ。


「へぇ。そうなんだ。それで、大河くんの相手って誰なの?」


「英里奈だよ。」


聞かなければ良かった。え?グループのメンバー内での恋愛なの?しかも、生徒会長と副会長じゃん!


「へ、へぇ。そ、そうなんだ。」


やばいやばい。動揺しすぎた。ど、どう答えればいいんだ。


「ぷ、何動揺してんだよ。聞いてんだぞ?綾瀬に相談したんだろ。気を利かせるんじゃねぇよ。」


「で、でも」


「いいんだ。大河と英里奈が付き合ってるのを知ってるのは俺と綾瀬のみ。あ、あとお前な。知った時はびっくりしたけど、グループ作った時にお願いしたんだ。グループのメンバーと一緒にいる時だけはそういう素振りを見せないでって。そしたら馬場の野郎なんて言ったと思う?『当たり前だ』だぞ?俺さ、笑っちまってよう。最初は引き裂こうとも考えたけどこの2人のお互いの気持ちを引き裂いたとしたら罪悪感しか残らないなって思ってさ。だから、俺は俺なりに頑張ってみるよ。」


清々しい顔をしていたけどやっぱりこの前の顔が頭から離れない。どうしたら・・・。あ!


「そうだよ!今度の文化祭で劇やるじゃん。『咲瀬町の小さな物語』だっけ?俺らのクラスがやるあの劇。あれの主役2人をさ大輔くんと木崎さんがやればいいんだよ!」


「え?なんで、俺が。演技力ねぇし。」


「欲をだしなよ。もしかしたらこれがきっかけで好きになってくれるかもしれないよ?」


大輔くんは少し考えると言ってその日は別れた。


次の日。劇の役決め。大輔くんは主役をすると挙手し事前に大輔くんから誘われていた木崎さんも主役をやることになった。

最後まで見てくださり本当にありがとうございます!


次の投稿は来週になると思います。

頑張ります。

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