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咲瀬町の小さな物語  作者: しょーたろー
第一章 十年十色
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第一章 十年十色 第二十六話 さよならのデート

お久しぶりです


初めましての方は初めまして!


最後まで見たくれたらありがたいです!

よろしくお願いします

日曜日の正午。

宏は待ち合わせの場所である咲瀬神社に向かう。

神社には由奈が待っていた。


「遅くなってごめん。待った?」


「うんうん、そんなに待ってないよ。」


由奈は下を見ながらそう答える。

今日は由奈と宏の2人でデートに行く日であるのだ。宏がエスコートし咲瀬町の思い出の場所を回ることにする。


「まずは、ご飯にしようか。場所は『color-game』でいい?」


由奈はコクっと頷き宏について行く。

向かっている場所は由奈と宏が初めて出会ったレストラン『color-game』だ。


由奈はあの時のことを思い出す。宏から言われた言葉。何を言ってるのか分からないと思っていた。いきなり失礼な人だと思っていた。けれど本当の気持ちは初めて自分のことを理解してくれる人と出会えたと思ったのだった。


「いらっしゃいませ。あら、由奈ちゃんに宏くんじゃないか。どうぞこちらへ。」


2人は導かれるがままに席に座りまかないの時に食べていた料理を注文する。

店長の優しさでジュースは飲み放題だった。


食事を終えた後、咲瀬公園に向かう。

その公園には願いを叶える木がある。そこに願い事をしたが故に不幸な特異体質を持ち、そこで願い事したが故に色々な人達に出会えたのだった。


公園に着くと小さい子供達が遊んでいた。


「私達もこの子達みたいに小さい頃に仲良かったんだよね。」


「うん。不思議なことに記憶はないんだけどね。」


そう、由奈、宏、響、まな、仙人、康介、良太郎の7人は小学生の頃仲のいい友達だったのだ。

でも、その時の記憶はない。康介は全てを知っていて仙人は康介から聞いただけでうろ覚えらしい。由奈も宏も康介から聞き全てを聞いたのだった。


2人は公園を後にしていつも行っていた喫茶店に向かった。

ここの喫茶店で沢山話た2人。時には口喧嘩もしたし楽しい話をして笑ったりもした。

いつしかいつもの場所がここになっていた。


2人はそこでくつろぎ、思い出話をした。これからのことも話た。


「僕は先生になろうと思う。中学校か小学校の先生に。大学まではここに住むけど、それからは多分引っ越すと思う。」


「私は美容師になりたいかな。私は専門学校を卒業したあともこの町の美容院に就職しようと思っている。」


離れ離れになることを知った由奈は1つ決心をする。


「宏くん、話があるの。大事な話なんだけどいいかな?」


宏は大事な話をする由奈のために喫茶店を出て人目の少ない場所にいく。


「何?話って。」


「宏くん。私...」


由奈はそう言って目の前にいる宏を見る。自分の顔がどんな顔をしているのかは充分理解している。

逃げずに伝えたい言葉があるから。宏に伝えたい言葉があるから。


「私、宏くんのことが好き。返事を聞かせてください。」


由奈からの思いがけない言葉に宏は正直な気持ちを伝える。偽りのない気持ちを由奈に伝える。


「僕も好きだよ。だから...」


続きの言葉をいう前に由奈が宏に対してキスをする。

そのキスは甘酸っぱかった。好きという気持ちを1番に表せれる行動だ。だけど由奈の目からは涙が流れていた。


「またね。」


そう言って由奈は宏に手紙を渡して帰っていった。

手紙の表紙にはこう書いてあった。


『これを机の引き出しの中にいれといてください。』


そして涙の意味を知ったのは2ヶ月後の5月10日だった。


「...分からない。」


机の引き出しの中にあった手紙の裏に書いてある名前の人。

石本由奈。彼女は一体誰だ?




最後まで読んでいただきありがとうございます。


十年十色の最終話は来週投稿します!

是非見てください!

よろしくお願いします

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