第一章 十年十色 第二十話 私の友達
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次の日。
その日はどしゃ降りの雨の日で傘をさしても濡れてしまうくらい。
まなは少し濡れた体のほうがだいぶ楽だった。
由奈に会うのが怖かったから。由奈に対してどんな顔をすればいいのか分からなかったから。
だから目の前にいる由奈が遠くにいる感じがした。
今まで約束を破ったことがなかった由奈が約束を破った。たった1人しか友達がいないまなにとってそれは苦痛でしかなかった。
その日の由奈はまなに話しかけることはなかった。気まずくなったから話かけなかった。そう思うしかまなには出来なかった。そう思うしか方法がなかった。友達でいるためにはそうするしかない。裏で悪口を言われていたとしても目を瞑るしかない、いつまでも楽しい時間がつづくわけではない。お互いがずっと友達でいるためにはお互いを認め合うしかない。
どうしたらいいのか分からない。そう思っていたら放課後になっていた。
「あ、あの・・・」
みんながまたねと言って帰る中、まなは由奈を引き止めた。
「な、なに?」
由奈は視線を合わさずに返事をする。
「昨日はどうしたの?」
言えなかった重い言葉を伝えた。
その後のことは覚えていない。そんな事だと思っていなかったから。いや、気づいていたのかもしれない。本当はこんなことだろうと。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
家に帰りついたまなは自分の部屋に戻るやいなや泣き崩れてしまった。
たった1人の友達だったからこそ聞きたくなかった言葉を聞いてしまったという悲しみが帰りつくまでに積もってしまい泣いてしまった。その涙はいつしか怒りに変わっていく。
許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない!
そうだ、あそこに行こう。
そう思うがままにまなはある方法で由奈に怒りをぶつける。
バタンっ!勢いよくドアを閉め家を飛び出す。
怒りがなくならないように由奈が言った言葉を思い出し続ける。
「着いた・・・」
勢いよく飛び出したせいで自分が疲れていることに気づかなかった。
願いが叶う木の存在。都市伝説だと思ってた。小さい頃に誰かが教えてくれたこの町に伝わる都市伝説。それに頼るしかない。この思いをぶつけるにはこれに頼るしかない。
時間になるまで待っている間にも思い出し続ける。
初めてかもしれない、こんな思い。
こんなにも怒ったのは初めてだ。こんなにも虚しいのは初めてだ。
そして時間になり始めることにする。
「どうか石本由奈にとって1番の不幸が起きますように。この願い咲きますように。」
やり終えて帰っている時、まなは少しだけ後悔し泣いてしまった。
やっぱりどんなことをしようと私は悪役にはなれないんだ。
だって・・・こんなことをしたとしても友達だという気持ちは変わることがなかったから。
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