第一章 十年十色 第十二話 心
お久しぶりです!
はじめましてのかたははじめまして!!!!
最後まで読んでくれたらありがたいです
よろしくお願いします
石本由奈はなにかが起きそうでしょうがなかった。心がザワつくようなそんな感情に襲われていた。
「なんでだろう?」
朝起きてからバイトに言っていつも通り宏と会話し、いつも通りに過ごしていた。のにも関わらず、この感情はなんだろう。
明日は日曜日。バイトは休みだし武田響に会う約束がある。でもなんでだろう。会ったらいけないような気がしてならない。
その日はあまり寝付くことができなかった。
次の日。
あまり寝付けなかったから待ち合わせの時間ギリギリまで布団に潜っていた。髪はボサボサ。オシャレもなにもしてないままラフな格好で待ち合わせ場所に向かう。
いつからだろう。宏くんに会う時には服選びに時間を使うようになったのは。
「お待たせ」
「おう。もしかして寝付けなかった?」
宏に会うなり言われた言葉はあまり触れてほしくない言葉だった。少しムッとしながら、
「そんなにクマがある?」
すると彼は
「くっきりとね。大丈夫。僕も寝れなかったから。」
彼は少しニヤッとしながらそう言う。
多分、本当なんだろう。彼にもクマがあった。
清水宏も同じくなにか触れてはいけないことに身を呈していると感じてしまう。
そんな会話をしたあと、武田響と会話した喫茶店にはいる。店内にはこの前のようにフードを被っていた響がこちらを見つけるなり手を少しだけ振った。
ぎこちない笑みを浮かべながら出迎えてくれる。
「お久しぶりですね。2人は仲がいいのですね。」
彼は少し暗い顔でそういう。それに対して2人は
「よく喋る友達ですから。」
「バイトが同じだから。」
と別々で答える。
別にそう言う回答を待っていた訳ではなくただ、仲良しこよしで運命に立ち向かうなんてすごいなと思ったからである。
「それでは本題にはいりたいと思います。」
響はそう告げると1回深呼吸をしたあと
「僕もあなた達のやろうとしてることに協力したいと思います。」
それを聞いた時、宏と由奈は安堵した。協力するって言葉にではなく、自分たちが抱いていた感情はこれとは違っていたと思ったからだ。
「わかった。とりあえず説明すると僕達は特異体質を持った人達を探して治す方法を見つけるというのが目的なんだ。そこでなんだけど、なにか有力な情報をもってないかな?」
宏が淡々と説明する。それに対し響は
「いえ、特異体質を使って楽しんでいたので治そうとは思っていなかったから知らないです。」
苦々しい顔をしながらそう返事する。
「そっか。分からないのなら私たちで見つけよう。まだ特異体質をもった人達いそうだもん
ね。」
由奈がそう言ったあと、これからどうしていくかを話し合っている。響は右耳からはいった言葉を左耳に受け流し、左耳からはいった言葉を右耳に受け流す。
彼にとってはどうでもいいことなのだ。友達以上に大切なのは家族である。
それを改めて知った彼が今、1番しないといけないことは彼らについていって特異体質を治すことだ。自分から調べたりするのではなくあくまで彼らについて特異体質を治すこと。
でも、何故だろう。彼らのことを知っていた。
曖昧だったけど確信をもったのは卒業アルバムとある人物に出会ってからである。
そこには石本由奈、清水宏、武田響が載っていたから。
その後にある人物からあることを教えてもらったからだ。
でも彼らには伝えない。2人がいつ気づくかを待ちたいと思ったから。
そう、2番目にしないといけないことは彼らとまた仲良くすることだ。これでも大切に思っているから。友達だと思っているから。
「久しぶりだね。ゆなちゃん、ひろくん。」
響は下を見ながらそうぼそっと呟く。彼らも気づいたらしい。
「へ?」
当然な反応を示す。まさか聞かれたと思った響は慌てながら
「ち、違うからね!その、なんだろうな〜。なんであんなこといったんだろうな〜。」
と下手な嘘をつく。それを聞いた2人はなにか大切なことを忘れていることに薄々ながら気づいていた。
(危なかった〜。2人とも本当に覚えてないんだな。・・・さんのこととかも)
そう思った響は嫌な笑みを浮かべながら2人の話を聞く。
由奈たちにまたいいことが起きた。けど、これから起きるのは不幸なこと。それも今まで体験したことのないような。
最後まで読んで頂きありがとうございます!!!!
これで響は仲間になりました。完全なではないですけどね
彼の行動に乞うご期待!!
評価付けてくれたらありがたいです!
来週また更新します




