表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
竜眼のハーフエルフ  作者: 二砂音
二章 湖の街編
130/133

126話 処刑

 シュトレイ「ちょっと待て、人数が足りんな、他の囚人はどこだ? おいっ、オーク共っ……」


 帝国の炎使いが戸口に立ってる牙が片方折れたオークに話しかけている。


 人語を喋るオーク「囚人だべか? ブゥ、牢屋は空だったべ、今ブロンコス様が逃げた奴を探してるべ」


 レックス「なっ……オークがシゃべってるゾ!」

 驚いてるな、だが、彼ぐらいか?

 少年クリオスは怯えてるだけだし。


 ゼラ「え? まぁオークとあんまり会わなきゃそうですよね。喋る奴もいるんですよ旦那」

 そうなのか。

 ブラッダー「呪術士等、格上の個体に居ますよね」


 レックス「ソうだったのか……」

 ふむ、小鬼ゴブリンの呪術士も、女王の近くに居たり、頭が良さそうだったな。あれも喋ったのかもしれない。


 レックス「シかシ、何故ブラッダー殿はソんなに落ち着いていられるのでスか!? 街も、我々も一大事なんでスぞ!?」

 それに今から処刑されるみたいだしな。


 ブラッダー「ねぇ、大変なこと聞いちゃいましたよね」

 ゼラ「まぁまぁ旦那、焦ると出られるもんも出られませんよ」

「出られるのか?」

「ええ!? ルーナさんがそれ言っちゃうんですか?」


「いや、すまん。頑張って出るぞ」


 ブラッダー「頑張って出られるなら苦労はしませんよ、僕なんて身体が全然動かないんですけどね」

 彼はレックスを見上げて、そして私を見たな。

 ああ、実はちょっと動ける。


 ベル(あたしもだめぇ~)

 ゼラ「僕もですからね」


 ヴァイン「……だから、囚人プリズナーならここに居るだろうが!」

 ギャレス「うん? こ奴らは黒頭巾殿に転移されて来て捕縛されたのではないのか?」


 シュトレイ「そうではないヴァイン、衛兵の言うように、転移から漏れた、他の連中のことを言ってるのだ」


 ヴァイン「ったく、あのオークロードは何やってやがるんだ!」

 喋るオーク「だから、族長が探してるべ」

「違ええ馬鹿豚ピッグ! お前ら豚共がちゃんとしてねぇから逃げちまったんだろうがぁ! ぶっ殺すぞ役立たず!」


「ブヒィ、だって、皆スライムに餌やってたし、族長は帰って来たばっかだべぇ~」

 このオークを庇うつもりはないが、牢屋では敵の方が多かったけどな。


 あ、遊んでたか? ブラッダーで。


 リゾット「おい、変異丸は餌じゃねえぞ豚っ」


 あぁ、戦将とやらは、食堂を探してるのかもしれない。

 隠し扉が見つからないといいが……。


 あと、ブラッダー球で遊ぶのは、拷問の一種だったのかもしれないな。

 本人は寝ていたが。


 とにかく私達は、柱を壊すなりして拘束を解かないと、動けないし処刑される。

 カチャ……。


 ギャレス「おい盗賊! 貴様も貴様だ! あの魔族を手伝ってここで働いていながら、こ奴らの侵入に気付かなかったのか!」


 リゾット「うぇっ!? い、いや、俺も用事を言付ことづかって外に出たり、これでも忙しかったもんで……」

 お前、ずっとこの拠点に居ただろう? 途中で消えたが……。


 しかし、何だか仲の悪い連中だな。


 揉めている集団の中から一人、抜けてこちらに歩いて来た。


 リコア「はぁ、あんたももう終わりだねぇ、ざーんねん……?」

 何かまた、挑発するようなことを言いに来たようだな。


「……?」

 何故だろう、彼女から下水道に囚われていた、リスの子供、ルッコの臭いがするぞ。

 彼女も鼻をヒク突かせ、そう言った後で、疑問げな顔になった。


 湖で濡れたが、ずっと首に巻きついていたルッコの匂いが、残っていたのだろうか。

 同じリス獣人で、貧民地区出身だからか? 


「あれ? ねぇエルフちゃん、あんた――」


 ゼラ「リコアちゃん! 何でこんな連中と!? ただのギャレスの秘書じゃなかったの?」

「あら、そうですよノーデント様? 私はただの秘書ですからぁ、上司の言う通り、証拠隠滅や暗殺、何でもこなすんですよぉ? お金さえ払い続けてくれる限りは? フフフ」


 皆「「!」」

「ええ!? そ、それじゃ、今度お茶しようって約束は!?」


「あー私ぃ、仕事優先なんですぅ、それに、あの時はただの“社交辞令”ですから。あらっ、本気にしちゃってましたぁ? ごめんなさぁい」

「そんなぁ~」

 しゃこうじれい? 嘘のことか?


 レックス「ケイラッド様を害ソう等、返り討ちに会うだけだゾ獣人!」

 リコア「まぁやり方は色々あるしぃ~」


 ブラッダー「またろくでもない女に引っ掛かったんですね? 恐らく手配中のローグですよ、その“傭兵”とやらは」

 彼はそう言って、リコアの腰の黒い刃を見た。


 手配中?

 組合のリゾットの手配書と同様のあれか。

 ……別の街でか?


 レックス「犯罪者を衛兵団は雇っているのか?」

 ゼラ「そんな……あでも、別の街か外国の、人相書きのない手配書ならありえますよ旦那、一応調べはするんですけどね」


 ブラッダー「ずいぶん良く調べて雇ったみたいですね?」

 あ、これは皮肉、というやつだな?

 ギャレスはそういうの調べなさそうだな、というか知ってて雇ったかもだ。


 ヴイイイイイイッ。


 リコア「~♪」

 ニヤニヤ。

 一番近い柱に近づいて破壊したいが、リコアが柄に手をかけて見ている。


 連中が話してる隙に“密かに動いていた”が……彼女はそれを察したようだ。

 私だけなんとか動けるのも、恐らくバレている。


 ヴァイン「……オーケー、まぁいいや、さっさと片付けて皆と合流しましょうシュトレイさん」

 オーケー? 奴がこちらを見た。

 シュトレイ「大使館を“引き払う”頃合いだな」


 たいし館? 連中の拠点か?

 奴はそう妙に強調して神父を見たな?


 マイケル神父「……おや、やっとこの街から出て行く気になりましたか?」

 シュトレイ「……あぁ、“空に”してな」


 意味深に笑ったな。

 大使館、とやらに何かあるようだが。


 多分、何かあるなこれは。

 抜け出たら行ってみるか?


 帝国は完全に敵だから街に戻ったら容赦しないぞ。


 ギャレス「おっ、おい! 儂の方を手伝わんのか!? 詰め所はすぐ隣であろう!」

 髭の仕事はケイラッドを倒すことだったな。


 大使館とやらは衛兵詰め所の傍にあるようだ。


 シュトレイ「手筈が進んでおるのだろう?」

 そう言って奴はリコアの方を見たな。


 リゾットも頷いている。


 手筈とは、暗殺の手筈なのだろうか?

 ギャレス「剣はともかく、奴は生身でも十分危険なのですぞ」


 ヴァイン「シュトレイさん、俺もケイラッドと戦ってみたいです」


「好きにするがよい、黒頭巾の計画通りなら、もはや止めることはできんからな」


 ギャレス「そっちこそ計画通りなのだろうな?」


「ハンッ、魔道具が紛失して候補が減ったが、他には仕掛けてある、問題ない(邪魔な組合と魔法協会以外にも、こいつの水教会も爆破したかったが、仕方あるまい)」

 ヴァイン「間違えて捨てちまったんじゃないんすか?」

 マイケル神父「……」


 リゾット「そっちも俺が手伝ってるんですよ、忙しくて手が回りませんよ 痛えっ!?」

 ガッ!

 ヴァイン「黙って働いてりゃいいんだよてめえは」

 鎧の靴で蹴ると折れるぞ。


 マイケル神父「一体何の話ですかな?」


 うん? 囁くのが小さ過ぎたのと、魔封じのせいでまるで聞こえなかった。

 魔道具の紛失? 帝国の連中の計画か? ソレに神父が僅かに反応したな……。

 帝国製の機械からくりを崖の巨大スライムから拾ったが、関係あるのか?


 シュトレイ「貴様には全く関係ないことだ、いつも通り施設と物資を用意しておればよい」

 マイケル神父「……」


 ブラッダー「ちょっと、そこのかっこいい帝国の魔道師さん、処刑する前にほんの少しで良いですから教えてくださいよ、じゃないと気になってちゃんと死ねなくて、アンデッドになって蘇っちゃいますよ? 魔族が怒るかもなぁ? 材料が変質しちゃって」


 ゼラ(滅茶苦茶言ってるよこの人)


 シュトレイ「ハッ! 我々帝国が魔族なんぞの言うことなどを聞くとでも、本当に思っていたのか? 安心して消炭になるがいい、薄汚い亜人デミヒューマン共」

 リゾット「ちょっ、どこで聞いてっかわかんねーすよ? って――」


 バシュウッ!

 そう言うなり、シュトレイが短杖を抜いて、火魔術をいきなりこちらに放った。


 ゼラ「な!?」

 ジュウッ!


 近かったゼラの目前の床の方へだ。


 短剣の投擲のような、火線が杖先から飛び出して行ったが、床に当たる前に魔封じの柱の波動に寄って掻き消えた。

 詠唱がなかったな……魔道具か?


 シュトレイ「チッ、小賢しい光だ、魔法を消し去りよった」


 ヴァイン「俺のムチなら! ウィップ!」

 シュボボボウッ!

 む、ヴァインが魔法剣を鞭に変化させて振り上げたな。

 恐らく、あの炎の鞭もこの波動内に入れば消えるはずだろうが。

 ボシュウ~ッ!


「あぁ!? くっそ! これもか?」

 やはり鞭が私達に届く前に、掻き消えた。

 鞭を戻すように奴が短剣を振ると、波動の向こうに戻った鞭の先が復活して見えるな。


「……」

 私は傍にある、肉屋の首なし死体の手が握る、“鞭”を見た。


 シュトレイ「ふむ……まとめて焼き払おうと思ったが駄目なようだな……おいオーク共、弓矢を持てっ、そこの斧持ちも入ってこい!」


 それで処刑するのか。


 このままではいかんな。


 ブラッダー「魔法で殺せないなら、物理的な手段ですよね」

 彼は色々考えているようだが、身体をだるそうにして動きがにぶいままだ。


 レックス「ぬぐぐっ……動けええっ!」

 彼は唯一立った状態を保たせているが、柱までは歩けそうにない。


 ゼラ「くっそ! 街にさえ知らせられりゃあっ!」

 ベル「られりゃれ? え~ん、動けないよルーナぁ~っ」


 クリオス少年「ひっ」

 オフィーキュス「……あぁ、ソんな……せっかく救出サれたと、思っていたのでスが……」


 ドカドカ……。


 弓矢や、戦斧を持ったオーク達が入って来たぞ。


 シュトレイ「ハッ! 昨晩の宿の礼がやっとできるな」


 ヴァイン「チッ、弓矢でかぁ? おいオークッあの亜人デミヒューマン女をこっちのとこまで引っ張って来い! 俺の剣で斬り殺すんだ!」


 オーク達「ブウ? ……プギィーー!」「ゴフゴフ!」

 ガラアアンッ!

 言うう通りにしようとした数体のオーク達が私の元に近づき、波動の照射されている位置に入った途端、崩れ落ちたり、斧を落とした。


 オーク達「なんダ? 力が入ラなイ!」「ムりむリ!」

 仲間のオークが驚き引っ張り戻している。


 ギャレス「何じゃ? 何が起きた? そう言えばこれは魔封じであるな? 何故オークが倒れたのだ? 見ればこ奴ら、あの漁師蜥蜴も、ゼラも倒れておるな気付けば……?」

 ゼラ「今頃かよっ」


 リコア「なんか改良したってさっき言ってましたけどぉ?」

 リゾット「流石魔道具使いの黒頭巾様っすね、ヘヘヘ、こいつは便利そうだ」

 魔道具使い。


 シュトレイ「ええい何をやってるヴァイン! 余計なことをするな!」

 ヴァイン「なんだよ畜生! その弓を寄こせピッグ!」


 弓矢を持つオーク達だけでやるようだな。


 リゾット「くっくっくっ、やっとイカれエルフの最後が拝めるぜ。あぁそう、俺様の銃ならここからでも殺れますよ」

 カチャ。

 オークに並んで、奴も蒸気銃を抜いて構え、私を狙っている。


 シュトレイ「偉そうに、盗賊っそれは魔族がいじりはしたが、元は我々帝国が提供した品だということを忘れるなよ」


「へへぇ~、わかっております」

 にこやかな表情だが、憎らし気な眼が内心を物語っているな。


 ギャレス「ぐっふっふっ、とうとう貴様も終わりだな、孤児貴族めが、貴様の死体からぎ取った“貴族証”は、儂が受け取り引き継いでくれるわ。礼金や褒章は確実だろうが、ひょっとしたら儂がノーデントの名を引き継ぐかもしれぬしな」


 貴族証? 冒険者認識票みたいなものか?


 ゼラ「これは、あんたなんかが持っていていい物じゃない!」

 彼は座り込んで動けない状態にもかかわらず、その手を胸にやって髭を睨んだ。

 おぉ、貴族っぽいな?


 リコア「ばいばぁーい……」


 クリオス「ひいっ!?」


 奴が私に笑顔で手を振るが、怯えた少年と目が合った。


 ほんの一瞬、リコアの眼に、動揺が走ったな。

 同じ獣人族だからか?


 マイケル神父「獣人は材料に生かしておくのでしょう? 子供だけでもとっておくべきですな」

 努めて冷静に言っているが、彼の胸中が、高鳴っているのが僅かに聞こえる。


 ヴァイン「はぁ? 何で? 亜人デミヒューマンは全部処分しないとだろ、爺さん」


 毎回驚くが、こいつは本心でそう言っているな。

 奴にとってそれが当たり前のことなようだ。


 レックス「帝国人が!」

 蛇女「どうか……子供だけでも……どうか、お助けを!」


 ブラッダー「……生き延びたにせよ、実験材料にされるだけですよね……」

 彼はそう言って、部屋に転がる、特殊な変異スライム兵の、骨となった蜥蜴族の死骸を見た。


 マイケル神父「やめなさい! やめるのです!」

 ヴァイン「うるせぇうるせぇ」


 リコア「……」

 神父の背後に彼女が陣取ったな。

 柄を握っている。


 彼を斬る気か?


 シュトレイ「構えろオーク共」


 奴の指示を聞いた牙折れが、オーク達に合図した。


 ギリギリギリ……。


 蒸気銃を抜いていたリゾットと、オークから奪った弓矢を持つヴァインも、武器を構えた。

 他は見てるようだな。


 レックス「おの……れぇっ」


 ゼラ「ルーナさん、愛しています」

 うん?

 まだ余裕そうだな? 見ると密かに槍を構えている。

 弾くつもりか?


 クリオス「あ……あ……」

 オフィーキュス「クリオス、眼を閉ジていなサい」

 彼女は少年に覆いかぶさった。


 背中の炎の剣の、酷い切り傷が見えた。

 彼女の細い体では、矢は貫通し少年まで届くだろうな。


 ブラッダー「……私だけ丸まってもどうなんでしょうね、何か策はありますかルーナさん?」

 彼は硬い鱗の鎧があるから、何とかなるのかもしれないな。


 だがそうしないで私を見ている。


「皆死なないし、させない、貴様らは斬る」


 最早一刻の猶予もない、やるしかない。

 グググッ。


 ヴァイン「何言ってんだこいつ?」


 ギャレス「……その小娘、妙な術を使いますぞ、さっさと処刑した方が良いですぞ!」


 シュトレイ「ハッ! この状況でか?」


 リゾット「そ、そうっすよっ! このイカれエルフがキレれたら、絶対に変なことになりますって!」


 魔術歌か浄化か何か知らないが、猛毒にあらがえる、魔力に抗がえるなら、魔封じに抗がってみせよう。


 あの時ミウを助けた時に感じた、体の奥にある、樹の枝を探すんだ、その根元にある力を。


「スゥーー」

 魔力が滅茶苦茶に乱れているが、水槽の部屋に入る前に瞑想して抑えたことを思い出せ。


 早く、早く、矢や球が飛んで来る前にっ――。



 部屋の者達「「!?」」


 一帯の空気が変わった。


 見ると膝を付いて動けない中で、何故かエルフの娘が普通に立ち上がり、中剣を握っていたのだ。


 ――集中すれば集中するほど、感覚が研ぎ澄まされて来る。


 ――戸口の向こうの廊下を、こちらへ近づく巨体のオーク、肉屋より強い。


 ――マイケル神父がかなり興奮し、汗を多く出している匂いがする。やはり完全に敵側ではないかもしれない。


 ――リゾットが外套の内に下げているいくつかの蒸気銃の、新しい物らしきところから、魔封じと同じ魔力を感じる。


 ――石床の下を流れる水の流れと、どこか遠くで歌う、フーケの声や、彼女の所で聞いた謎の歌う声も、ほんの微かに聞こえる。


 ――魔法のケープの中の絵も見えて来た、そこに仕舞われている、ミスリルの矢や、折れた剣や、転がっている二つの偽爆裂茸の絵を。


 ――レックスの背の鞄内の魔力の塊、魔道具の魔力、転移に近い何かな気がする、何故かわかる、転移を食らった身だからかもしれない。


 魔力の、魔術文字? 何だ? 入れ替え? ケープの絵の様に、文字が、魔道具の効果が一瞬ちらつくように浮かんだ……。

 上手く使えるかもしれない。



 そして分かった、魔封じの範囲外の天井に、“モードが潜んでいる”ことを。


 読んでくださりありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ