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閑話 リアンの心※リアン視点

あまりにも攻略対象が薄いので彼らの心境とか書こうかなと!アリスの台無しにする言葉が無いのでギャグじゃなく、恋愛ぽくしてみました。


リアンだって考えてるの!


バカでちょろい攻略対象達だから良かった!

と思う人はこの話からの以下攻略対象達の心の閑話は飛ばして下さい。

読まなくて全然、支障のない話です。

なら書くなって……思いつたら書きたかったんです。


今日は朝から心がソワソワ嬉しい気持ちが溢れてきそう。

窓を開けたらいいお天気で鳥さんも気持ちよさそうに飛んでて、何だか良いことがあるかもって思ってたら本当に良いことがおきたんだ。

朝早く1人で登校してたら、後ろから心地よい声で名前を呼ばれた。


「リアン様。おはようございます。よろしければ一緒に登校しましょう。」


振り向くと天使みたいな笑顔でアリスが僕に駆け寄ってきた。


「アリス!嬉しい。喜んで。」


僕が微笑むとアリスも嬉しそうに微笑む。

アリスの笑顔を見ると心がソワソワしてとっても嬉しくなる。

一緒にまだ誰もいない朝の道を歩くと世界に2人だけみたいで、何だか特別で、ちょっとだけ緊張しちゃうけど、でも、とっても幸せなんだ。

学校までの道がすごく短く感じた。

アリスともっと一緒に居たいけど、アリスはエドワルド様の婚約者。

僕と一緒にいてアリスが嫌なこと言われないように、こっそり会ってる。

アリスはエドワルド様と結婚するのに、いけないことだよね。でもエドワルド様はアリスを愛していないと言っている。

それどころかアリスをマリアいじめの罪で退学させて婚約破棄して、マリアと結婚しようとしてる。

エドワルド様と婚約破棄は、きっとあまり周りからいい事として捕えられないかもしれないけど、愛していない人との結婚よりいいと思う。

何よりアリスがエドワルド様の婚約者じゃ無くなったら、僕もアリスに告白できるから、婚約破棄

してもらいたい。

でもアリスが退学になるのは嫌だ。だからマリアをいじめてないって証拠を僕は集めてるんだ。

1度は本気でこの人の為に生きようと思った女の子マリア。そのマリアの悪い所を探すようで嫌なんだけど、僕はマリアの嫌な所を見つけてしまった。

僕に優しくて僕を男として見てくれてる、とっても優しい女の子だと思ってたマリア。

だけどマリアはエドワルド様を選んだ。

そして僕は見守る事にしてたんだ。

そこにアリスと言う犠牲がある事に気付かずに。

僕はなんて馬鹿なんだろう。

か弱いアリスを何も知らないでマリアをいじめた人として見ていて。そして彼女を退学まで追い詰めようとしていた。

だけどアリスからエドワルド様を奪ったのはマリアで、今まで気づかなかった周りの声や、マリアの僕達以外の人達とのやり取りを探ると、マリアはとっても怖い、意地悪な女の子だった。

マリアが作ってくれたお菓子はアリスのレシピだった。心を込めて僕の事を考えていた作っていくれたと思ったのにそれは幻想だった。

そして何より婚約者の居るエドワルド様と恋仲になる。

それを耐えるしかないアリスはさぞ辛かっただろう。

初めて会った消えてしまいそうな儚い涙を流すアリスを忘れられない。

こんなに翻弄され周りが見えなかった僕をアリスは現実に引き戻してくれた。

アリスのおかげで僕は今まで気づけなかった色んなことに気づいた。

アリスは不思議て特別な女の子。

マリアの事で女の子は色んな顔を持っているって気がついた。

アリスがどんな顔を持っているのか気になった。

アリスを陰ながら観察してみると凛とした洗礼された佇まい。近寄り難いのに、誰よりも自然に人を助ける女の子だった。

本人は気に留めてないみたいだけど自然に優しい行動をとり、それが当たり前でそこに下心がない。感謝されても、なんで感謝されてるのかわかってない。ちょっと鈍感だね。

お淑やかに振舞って、令嬢の鏡みたいだけど時々ちょっと豪快なところもあるのが面白い。

こんなに魅力的なアリス。

僕はアリスと出会っていろんなアリスに触れて、アリスの事が日に日に好きになっていく。

僕の中でアリスはとっても大きな存在なんだ。

マリアの悪い所を探す、ちょっと嫌なお願いだけど、気づけばマリアは沢山周りに冷たくて優しくなかった。

モヤモヤと僕は頭の中で考えているとアリスの声が聞こえた。


「リアン様?どうしてのですか?」


「ごめん、アリス。ちょっと考え事。」


「まぁ、随分考えていらしたので。何か悩みがあるなら私でよければ聞きますよ?」


「うんん、違うんだ。僕はアリスがだいす」「そうですわ!今日はお菓子を焼いてきましたの!放課後裏庭でご一緒して下さいませんか?」


また大好きと言わせてくれないアリス。

良いんだ。たとえエドワルド様と婚約者破棄してくれなくても僕はアリスを攫ってでもいつかアリスに僕の沢山の大好き。愛してるを言うから。

今は誤魔化されてあげる。


「わぁ。嬉しいなぁ。アリスのお菓子僕、大好き!」


微笑むとアリスも微笑み返してくれる。

僕はいつかアリスの心からの微笑みを手に入れてみせる。

1度間違ってしまった僕の心だけど。

もう見失わないよ。

僕はアリスを愛してる。

もう間違わない。

盲目で夢見がちな恋とは呼べないものはもう終わった。

アリスの心を手に入れてみせる!

アリス。僕の事を本当に好きになって。

読んで下さりありがとうございます。

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