表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
#砂時計の砂が落ちきる前に  作者: 海底の真珠
54/66

#砂時計の砂が落ちきる前に(53)

〜あらすじ〜

空は澄んだ色をし太陽が砂時計とカラビナウォッチを照らし出す。時が経っても変わらぬ時計。

彼女の人生は砂時計から始まることになる。砂時計とカラビナウォッチ…

2つそれぞれの時計の意味は何か…

彼女の幼年期から青年期を経て、成長し恋をしていく。

目が覚め体を起こす美月。

その目には、光と蓮の姿があった。

目が覚めた美月を気付いた蓮は言った。

『美月、帰ろう!』

その言葉に反応し光は美月を見る。

そして光も言った。

『寝れた?もう遅いから帰ろっか。』

ニコッと笑いジャケットを美月から取り、美月に手を差し伸べる光。

美月は、なぜ蓮が居るのか分からなかった。

光の手を取り立ち上がる美月。

光は蓮に言った。

『俺が送るからお前は帰れ。』

そして、二人はそのまま駅まで向かう。

二人の姿が見えなくなるまで蓮はずっとその場を離れずにいたーー。

美月は不思議そうに光に話しかける。

『先輩、どうして蓮くんがいたんですか?』

光は話す。

『美月ちゃんの携帯がずっと鳴ってて、切れなかったから大切な電話かと思って電話に出ちゃったんだ。ごめんね…勝手に電話出ちゃって。』

美月は黙ったまま。

光は美月に話しかける。

『電車何時まで?』

美月は腕時計を見て焦りながら話す!

『やばい!もう23時!確か終電は23時5分だったと思います!私走って行くので、先輩帰っていいですよ!一人で大丈夫です!ありが…』

『俺も行く!走るぞ!俺の手離すなよ!』

光は急いで言い再び手を繋ぎ走り出す。

23時6分。

『美月ちゃん、ごめん。俺がタクシーで送るよ。』申し訳なさそうに話す光に美月は答えた。

『先輩謝らなくて良いですよ。私が寝ちゃったから。自分でタクシーに乗って帰ります。』

ペコっと頭を下げてタクシーが居る場所へ歩き出す美月。

『美月ちゃん!』

光の声で振り返る美月。

フワッと美月を抱きしめる光は言った。

『美月ちゃんと離れたくない。離したくない。迷惑かけてると思う。だけど、俺…もう無理だ…』

そして、彼女の目を見て言った。

『俺に恋して。』

そっと光は、彼女にキスをした。


"初めてキスされた時と全く違う。優しくてあたたかかった。”




つづく。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ