#砂時計の砂が落ちきる前に(51)
〜あらすじ〜
空は澄んだ色をし太陽が砂時計とカラビナウォッチを照らし出す。時が経っても変わらぬ時計。
彼女の人生は砂時計から始まることになる。砂時計とカラビナウォッチ…
2つそれぞれの時計の意味は何か…
彼女の幼年期から青年期を経て、成長し恋をしていく。
美月の有無も聞かず、近くのコンビニに向かった二人は、チューハイ、ハイボールを買い公園に着きブランコへ座った。
光は無言でチューハイを開け美月に渡す。
そして、光もハイボールを開け飲み始めた。
美月は夜空を見上げた。
空には一つ一つ輝いている星が沢山あった。
そして光は、そっと話し始める。
『美月ちゃん、急にごめんね。二人で話したくて。一方的で悪いけど俺の話を聴いて欲しい。』
美月はブランコから降り、光の目線に合わせ言った。
『いいですよ。どうしたんですか?』
そして、光はブランコから降り美月の手を引きベンチへと向かった。
そして話す。
『俺、まだ美月ちゃんに恋してる。さっき俺は、《美月ちゃんに出会ってから俺も砂時計になっちゃった》って言ったの覚えてる?俺、美月ちゃんと一緒に居ないと砂時計の砂が落ちきっちゃうんだ…ずっとこれからも俺のそばにいて欲しい。そして、俺の砂時計の砂が落ちきる前に元に戻して欲しい。俺も一人前の医者になって小児科から何でも出来る総合診療医になる。そしてへき地医療をなんとかしたい!医師や看護師も増やして地域の人を助けたい!皆んなの笑顔が見たい!そうゆう思いにさせてくれた美月ちゃんと一緒に居たいんだ。一緒に支え合って励まし合いたい!お互いが寄りかかるんじゃなくて、寄り添い合いたい!だから…』
光はハイボールをベンチに置き、立ち上がりベンチの裏に回り、後ろから美月を抱きしめ言った。
『好きだ…』
つづく。




