#砂時計の砂が落ちきる前に(46)
〜あらすじ〜
空は澄んだ色をし太陽が砂時計とカラビナウォッチを照らし出す。時が経っても変わらぬ時計。
彼女の人生は砂時計から始まることになる。砂時計とカラビナウォッチ…
2つそれぞれの時計の意味は何か…
彼女の幼年期から青年期を経て、成長し恋をしていく。
『きゃー!』
悲鳴が聞こえた所へ急いで四人は向かった。
男性の若者が倒れていた。
"さっきの男の子"
蓮が反応をみる『もしもし!聞こえますか!?大丈夫ですか!?』
光は若者が倒れてる周りを見て言った。
『急性アルコール中毒かもしれない!』
倒れてる若者が飲んでいたであろうと思われるプラスチックコップが落ちていた。
そして、蓮はジャケットを脱ぎ倒れた若者の頭の下に引いた。そして指示を出す。
『………反応なし、呼吸なし!智恵ちゃん!救急車呼んで!119だよ!光さん!AEDを持って来て下さい!美月!一緒に着物緩めるぞ!』
四人は一斉に救助する。
『着物が緩まねぇ!そこのあなた!そこの店からハサミを持ってきてください!ダメだ!美月"CPR"するぞ!』
『わかった!始めて!』
彼女は、伯父に言われていたモノを急いでカバンから取り出した。"人工呼吸用のキューマスク"
蓮は、胸骨圧迫(心臓マッサージ)をする。
蓮は数を数える。
『1.2.3.4.5.6…28.29.30』
彼女は、キューマスクを若者の口に当て人工呼吸を二回した。
再び蓮は胸骨圧迫を始める。
周囲は野次馬だらけだった。
野次馬の中からハサミを持って来た女性が彼女にハサミを渡す。
『ありがとうございます!』
『失礼します!切りますね!』
華やかな袴着物にハサミを入れ切る。
周囲の声が聞こえた。
『勿体ねぇーな。たけぇー着物だべな。』
そんな言葉なんて、お構い無し!
この人の命がかかってる!
この人のこれからの人生がかかってる!
つづく。




