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#砂時計の砂が落ちきる前に  作者: 海底の真珠
35/66

#砂時計の砂が落ちきる前に(34)

〜あらすじ〜

空は澄んだ色をし太陽が砂時計とカラビナウォッチを照らし出す。時が経っても変わらぬ時計。

彼女の人生は砂時計から始まることになる。砂時計とカラビナウォッチ…

2つそれぞれの時計の意味は何か…

彼女の幼年期から青年期を経て、成長し恋をしていく。

二学期を終え夏休みの折り返しを迎えた日。


お盆まであと3日かぁ…太陽はカンカンと照らしめちゃくちゃ暑い。

あと…めちゃくちゃ熱い人の所へ彼女は向かった。


『失礼します。島袋先生はいらっしゃいますか?』

教務室を開け周りを見渡す。

誰もいない。

"先生って部活なんだっけ?まぁ、いいっか。図書室行こう。”

ジージーと蝉の声か響き渡る。

汗ばむ体。

"暑い…でも図書室行けば涼しいから問題なーい♪”

夏休み中だと忘れていた彼女。

図書室を開けると、ムワァーンと部屋にこもった暑さが彼女を包む。

"あぢーっ“

取り敢えず、図書室窓を全部開けた。

彼女の目には、暑さに負けず、一生懸命部活している生徒たちが映った。

"暑くないのかなぁ…凄いなぁ…よし!私も負けないで頑張ろう!”

参考書を開き勉強をする彼女。

暑すぎて"下じき”で扇ぐ。

"暑過ぎる…図書館に行こう…“

再び席を立ち、窓を閉める彼女。


教務室の前にさしかかり、もう一度、教務室へ入る。

『失礼します。島袋先生いらっしゃいますか?』

校長室から教務室へ戻る熱い教師。

『島袋先生!』

彼女は呼びかけ反応する教師。

『おーっ!若葉!今日も勉強頑張ってるなぁ!どうだ調子は?』

『難しいけど、楽しいよ!でね、先生に話があって。』

休憩スペースに案内し話を進めてくれる教師。

『どうした?話ってなんだ?』

『推薦の事です。看護師に近付ける学校はどの位ありますか?』

『若葉。先生なぁ…一校に絞ってみた。そこの高校は4つの学科がある。普通科、商業科、看護科、総合学科この高校は高校に入学して5年間勉強したら看護師の国家試験が受けれる。この学校は全国的に人気だ。北は北海道から南は沖縄まで、沢山の受験を希望する生徒がいる。なぜなら、この高校は全国トップレベルの国家資格合格率が高い。だから、倍率もハンパない。

さっきも校長先生と打ち合わせしていたが、若葉の成績がこのまま続けば推薦で行けると思う。ただ、私立だから、その分、県立と違って学費も高い。若葉の両親と相談しつみてくれ。』

『わかりました。一校に絞るっう事ですよね?両親に話してみます。その高校でかかる費用が載った資料を頂きたいのですが。彼女ですか?』

『わかった!今から先生、資料貰ってくる。明日、取りに来てくれ!』

『はい!ありがとうございます!ミッチー!私、頑張るけん!!』

『おーっ!若葉!頑張れ!!先生も頑張るからお互い頑張ろうな!!』

『はい!!』

彼女の強い意志が熱血教師を熱くさせた。

"よし!!図書館に行こう!!“

一旦自宅へ帰り、昼食を済ませ急いで図書室へ向かう。

一歩入ると、オアシスだった。

"涼しいぃぃぃぃぃ!”

広い図書館、数えきれないほどの本。

"涼しいし沢山本あるし最高ー!“

勉強する場所を選び座る、ノート、ペンを出して、医学の本がある場所へきた彼女。

沢山の医学の本が並べられている。

《解剖学・生理学・病理学・疾病学・薬理学・栄養学・公衆衛生学…》数えきれないほどの種類があった。

彼女はウキウキしなが、先ずは《解剖学》から読む事にした。

《解剖学》の本が一番上の棚に並ばれていた。

“よいっしょ!"

背伸びをしてギリギリ届かない。

周り見渡す彼女。脚立があったが他の人が使っていた。使い終わるまで待っていようか、本棚に挑戦しようか迷う。

“よし!”

選んだのは本棚に挑戦だった。

これでもか!?と思うくらい背伸びをする。隣から手が伸びる。

『コレでしょ?』

横を見ると"水上光“が居た。

《解剖学》の本手に取り彼女に渡した。

『ありがとうござい…』

彼女は考え、以前彼から言われた言葉を思い出していた。

"その場で終わらすのだったら"ました“で、いいと思うし、その場で終わらず続けて行きたいのであれば"ます“の方がいいよ。“

そして言葉にした。

『先輩、ありがとうございます。』

彼は彼女の目線を合わせて、彼女の頭を撫でて言う。

『100点!』

その後、彼は自分の席に戻った。

彼の私服姿を初めて見た彼女。

いつも制服姿を見ていたから新鮮に感じた。


"ドクン、ドクン…“


"何…コレ…何で心臓が早くなるの…!?“





つづく。

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