プーニャの想い
友達がAIで作品のOPを作成してくれました。
YouTubeで”かみさまのいるせかいMV”で検索してみてください。
よろしくお願いします。
部屋の窓から光がさして意識が覚醒する・・・。外から聞こえる小鳥の声。これが・・・朝ちゅんか・・・。目を開けるとソフィが起きて服を着ている最中だった。実に眼福である。
「おはよう。」
「アル、おはよう。・・・あのね・・・。」
「ハイ。」
「ダークみたいに盛る気はなけれど・・・、月に2.3回は夜2人で過ごす時間を作りなさい。もちろん外でよ。家ではダークにもさせないわ。」
「ハイ。」
どうやら今後もイチャイチャさせてくれるようだ。ひゃっほう!。2人で朝ごはんを食べに食堂に行くと全てを察した顔で母がうなずきながら言ってくる。
「ソフィアちゃん。ソフィアちゃんの作った料理を全部食べられる人間はアルクだけよ。逃がしちゃダメよ。」
ソフィがウンウン頷いている。・・・そんな前からこうなるシナリオだったのか・・・。すげえよマイマザー。
「アルクも、お嫁さんは何人いてもいいけれど、絶対全員幸せにしないとダメよ。」
「「は~い」」
父親だけは赤ちゃんの妹を抱きながらすごい目で睨んでくるが母の承認がこの家の決定なのだ。
ダークの家に説明に行ったら普通に喜んでくれた。ていうか結婚できるとは思っていなかったらしい。邪神の眷属じゃないだけでやってる事は痴女だしな。さもありなん。とりあえず、結婚式の時じゃなくていつでもいいからレオン君をちゃんと連れてきなさいという事で話はついた。ダークはめんどくさがったけど、今度は光の翼も一緒に里帰りとかもいいかもしれない。ナーラさんも喜ぶだろう。
意外とあっさり用事も済んで特に見る物もない田舎なので王都に帰ろうかとはなったんだけど、ソフィから待ったがかかった。プーニャのフォローをちゃんとするように言われたのだ。確かに両親に紹介はしたけれど、まだ付き合ってもいないし宿に泊まってもらってるから疎外感があるかもしれない。シルヴィは特になにも考えていない感じだ。ソフィと前に進んだのだ。そろそろプーニャともちゃんと話をしよう。
と、いうわけでプーニャと2人街はずれの丘にピクニックである。まぁペットとまおちゃんはいるので2人きりではないが、テイマーと従魔は基本一心同体なので今後結婚しても一緒にいる事にはなるのだ。なので気にせず見晴らしのいい場所で並んで座る。持ってきた紅茶とスイーツを楽しみながらおはなしだ。従魔のみなさんは一応気を使ってくれているらしく少し離れて口を挟まないでいてくれる。
少し緊張した表情でプーニャが問いかける。
「アルくん・・・。私は・・・みんなの役に立てていますか?」
「もちろん!このPTで一番の役立たずはオレで2番目はマリアンネだ!多分不動の順位だ!・・・・・でも、役に立つからプーニャをPTに誘ったわけじゃないよ?」
「はい・・・分かっています。PTに入れてもらってもうすぐ2年、全部がキラキラしてあっという間の2年でした。・・・最初に言った通り短くはありますが、十分にアルくんの事を見せてもらいました。アルくんはどうです?私の事が少しは見えましたか?」
「ああ。最初から好きだったけど、もっともっと好きになった。ソフィとくっついてこんなことを言うのも信じられないかもしれないけれど、愛してる。」
「私は・・・分からなくなりました。アルくんの事は好きだけれど、今の私には従魔のみんながいて・・・PTのみんながいて・・・。なにが一番なのか・・・分からなくなっちゃって。」
「オレにとってプーニャもソフィも一番大事だ。PTのみんなも従魔のみんなも全部一番大事だ。どれ一つだって無くしたくない。一番がたくさんあったっていいと思うんだ。こっちの方が大事とかバカらしい。」
「・・・・・・そっか・・・。全部一番でいいんだ・・・。」
「オレはこのPTのみんな好きだよ。好きの形はそれぞれ違うけどさ、家族だと思ってる。」
「・・・・・・・ソフィアさんとの話はついています。アルくんに最後の質問です。」
「はい。」
「私がおならの恩恵じゃなくても・・・私を好きになっていましたか?」
「オレが一目惚れしたのはおならの加護の女の子じゃない。プーニャだよ。」
「はじめて会った時から・・・アルクは私の王子様でした。幸せにしてくださいね。」
プーニャがそう言って微笑んでくれた瞬間、実に無粋な声がかかる。
「そいつはちょっと待ってもらおうかな。」
いつの間にかいつか見た顔と知らない顔の2人が10mほど先に立っている。小間切れになったハズのアンチアルクと知らない魔族だ。
「死んだハズだと思っただろ?いやまぁ死んだんだけどさ。オレは神人。神に作られた存在。死んだらまた作ればいいのさ。・・・まぁ今回はちょっとコストも厳しかったようだけど・・・。だが!!実に運命の通りだ!実に作戦の通りだ。オレを小間切れにした女はいない。運命に導かれ・・・ここで死ぬのさ。顕現せよ!”エリアしーしーWORLD!”」
急激におしっこの神の力が充満していく。この間は丸見えだったのに。
「マーキングした地点で魔法陣を描き、しーしーWORLDを展開したのさ!そして!キサマの周りをぎっしりとおしっこの神の力で埋め尽くせば能力も使えまい!おならの巫女はそこで見ているがいい!おまえの運命の相手はおなら神様が決めてくれる!”無限の尿意工場”」
「は?・・・ふざけないで・・・・。なにもしてくれない神様が・・・・父さんと母さんを奪った神様が・・・運命の相手を決める?・・・私の運命の王子様は!アルクよ!!」
「な!尿が送り込めないだと!ばかな!」
ちょっと今まで見た事がないほどプーニャが怒っている。オレのほうは周りの空白地帯がなくて力を外に出せないのでちょいピンチ。無理すれば出せない事もないけど大分力を使っちゃう。でも。ここはプーニャに任せよう。2年経ったがプーニャの従魔は増えていない。必要ないほど強いから問題ないけど、じゃあプーニャが強くなっていないかというとそんな事はない。神々がわざわざアップデートしてくれたのだ。ダンジョン84階層相当の強化。恩恵の力を使いやすくする・・・つまり神の力を自在に操る。今のプーニャはおならの神の力だけならソフィより強制力が強いのだ。体内に凝縮されたおならの神の力がおしっこの神の力の侵入を拒む。ちゃんと今後の為に対策もしてあるし、ソフィの神の力のコントロールだけで乗り切れない事態も想定してなるべくそのまま戦う訓練もしていたのだ。
「ぽん太!ミーちゃん!100%解放!」
フェンリルと邪竜が戒めから解放される。
「チッ聖獣と邪竜はそれぞれ作った神から動きを止める魔道具を借りている!止まれ!」
邪竜が止まらず鋭い爪で殴りかかる。アンチアルクは剣でギリギリ受け流すが止まらない従魔に驚いている。そう、100%解放は本来あり得ない。この間までは。毎日のおならテイムが積み重なり、頭だけだったおならテイマーの力は胴体に・・手足に・・・その元の巨体の隅々に行き渡り。ついに、おならの力がみっちみちに詰まったおならフェンリルとおならコアトルへと進化したのだ!進化したのだ!
元の創造した神との縁は切れ、忠実なるプーニャの僕としてその意思に従う。ぽん太はオレ達の防御についていてくれる。ミーちゃんが大暴れしているが、相手も尿ブースターでパワーアップして攻撃をかわしている。それどころが時々こちらに攻撃を飛ばしてくるのをぽん太の氷の盾が防ぐ。スピードが速すぎて攻撃が当たらないのだ。
「くそ!だが、今回はもう一人作戦に組み込んでいる!ローム!やれ!」
控えていた魔族が笑う。
「クックック!オレは邪神より異世界転生者の恩恵をもらった元日本人!ちょいと神様のお願いを聞いてチートをもらったのさ!くらえ!”スキルコピー!”」
えーそれアリならオレもそれでよかったじゃーんとは思ったがスキルコピーもちゃんと神の力を使っていた。だが異世界転生者の恩恵によりオレの眠れる森の美女をそのままコピー出来るらしい。確かに異世界転生物の知識があって相手の能力がコピー出来たら強いけどさあ・・・。
魔族はそのままその場で崩れ落ち寝始めた。オレもスキルもらって一週間は起きるのがかなり厳しかった。オレの力をコピーしたら眠くなって寝ちゃうのだ。しかも、睡眠欲を貯めないとならないからすぐにはほとんど使えない。急に崩れ落ちた魔族を見たアンチがやはり意味が分からなくて困惑する。その一瞬。動きは止めていないのにどこからか飛んできた丸まったウサギがアンチの腹にささる。ダメージも全く入っていないだろう。だが、吹き飛ばされ動きを止めたアンチにミーちゃんのブレスが直撃する。
まおちゃんは同じくおならの忠実な僕、兼魔王として・・・その変な力を磨いていた。世界に干渉して魔王の力を使って戦闘から離脱する。遠く離れる必要はない。戦闘という現象から隔離されるのだ。攻撃が当たる事もないし、戦闘中の人間には一切関知されない。そんなまおちゃんが抱えたウサギが認識外から突っ込んでくる。一切ダメージがない代わりにノックバックする必中の毛玉として・・・。あいつの突進はオレの能力でも躱せないのだ。どうなってるか知らないけど。もちろんそんな連携がその場で出来るわけがない。ちゃんと絆で結ばれて、練習もして、プーニャが声は出していないけどおならで指示をして、2年間が形となったのだ。
みーちゃんのブレスが直撃した時にはいつのまにかぽん太が反対側からブレスを吐いてアンチを消滅させていた。眠っちゃった魔族もさくっと殺して。100%解放した2匹はちゃんともう一回封印させてくれた。小さいほうがゴハンを食べた時の満足度が高いらしい。
「アルク!」
「はい。」
「運命の王子様は貴方です。覚悟を決めたのでさっさと済ませましょう!」
「はい。・・・はい?」
「ちゃんと責任とってもらいますからね!」
「はい・・はい!!」
「おならはナシですからね!」
「え・・?」
「おならの恩恵は関係ないんでしょ?」
「・・・・・はい。」
「そういうのは・・そのうち・・・・あの。。。もちもん初めてなので・・・優しくお願いしますね?」
「ボクも昨日が初めてでした!大丈夫!!きっと!」
プーニャがじとっとした目で見てくる。すぐに手を取って走り出す。街へ宿屋へ・・・未来へ。
街の近くで竜が暴れたのでナーラさんにしこたま怒られた。ヴィルヘルム君への借りという事で収めてもらった。




