雨に流された誓い
君の声だけが 雨に紛れて
傘もささずに 立ち尽くしてた
冷たい雫が 頬を伝えば
泣いてることさえ わからなくなる
小さな約束 信じたままで
指切りの跡 まだ疼いてる
言葉じゃなくて 触れた温度を
今も心が 離せないまま
雨に流された誓いは
帰れない日々を 濡らして消えて
君がくれた あの微笑みも
滲む景色に 溶けていったの
触れた指先の温度だけが
まだ心臓の奥で 泣いてるの
それでもまだ 探しているの
誰も知らない 傘の下では
最後のさよなら 隠していたね
笑顔の奥に 震えていたのは
私じゃなくて 君の方だった
ほどいた指先 ぬくもりだけが
鼓動のように 今も響いて
忘れることが 優しさだとは
頭ではもう わかってるのに
雨に流された誓いを
拾い集めても 熱は戻らず
君の声を 探すたびまた
胸の奥まで 降り続くのは
ほどけきれない想い出だけが
孤独の傘を揺らすみたいに
あの日と同じ 静かな雨
あのとき君が見ていた空は
泣いていたのか 微笑んだのか
答えのない 問いかけだけが
今も心を 濡らしていくよ
信じた未来 夢の行方は
雲の隙間に 置き去りのまま
雨に流された誓いは
戻らないこと 教えてくれた
想い出だけ 優しすぎるから
ほどけないまま 濡れた心に
君の言葉が まだ降り続く
触れられないのに 暖かくて
静かな雨が 今も降ってる
傘のないまま 立ち尽くしてる
微かな君の 声を抱いて




