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第47話 起きたら赤ちゃんでした

「バーブレス」

 ババブ、バブバーブバブ! バブブバブ!

 (私、コムギーノ・カホ! 14歳!)

 バブバブバブバブババブブバブバブ、ババブバブーバーブブババブブ!

 (ド田舎育ちのパン屋の娘で、チコク魔法学校2年生!)

 バブーバブバブバブバブバ!

 (詳しくは第1話を見てね!)

 バブバブバーブブバブバブブババブーブバブバブババブ!

 (でも第3話を見たほうがわかるって意見もあるよ!)


【説明しよう!

 チコク魔法学校とは――


 天才魔法使い!


 魔法100m走世界記録保持者(1.00秒)!


 登録者2330万人のダンジョン配信系インフルエンサー!


 など!


 数々の有名人を輩出している由緒正しき魔法学校である!】


「バブ?」

(あれ?)


 バブバーバブバ、ババブババブバブバババブバブバーババブババブブバブ。

 (朝起きて、顔を洗うために洗面台の鏡の前に立ったときに気がついた)


「バブバー」

(私……)

「バブバブバーバブー!?」

(赤ちゃんになってるー!?)


【説明しよう!

 カホは――

 赤ちゃんになったのである!

 理由は特に無く!

 作品の都合である!】


 バーブ……バーブバーバブバブバーブ!

 (でも……なんか新鮮で楽しいかも!)

 バブババブバー!

 (今日はこの姿で学校に行こうかな!)

 バブ!

 (こんな可愛い姿になった私を見たら、みんなメロメロになっちゃうだろうなー!

 もしかしたらチ魔校の『1000年に1人の美少女』として永遠に語り継がれることになるかも……?)


 とりあえず、赤ちゃん語は面倒だしやめよう!


【説明しよう!

 赤ちゃんカホは――

 普通に話せるようになったのである!】


 そして顔を洗おうと水道の蛇口をひねると――


 『バキッ!!』

 『ズバーーーーーーーーーッ!』


 うまく力が入らないよー!?


【説明しよう!

 赤ちゃんは――

 元気いっぱいである!

 そのため普段は『力を入れて』ある程度制御できていたカホのパワーがダイレクトに伝わり!

 今の行動で――

 周囲50kmの大地そのものが消滅してしまったのである!】


 ……あれ?


「なんで何もなくなってるの?」


 んー……。

 考えても仕方ない!

 このまま学校に行こう!


「いってきまーす!」


 地面がないし、仕方なく飛んで行くことにした。


 ◇


 学校は無くなっていた。


 登校してきた生徒たちも先生も混乱してるみたい……。

 私の家も無くなったし……。

 いったいなにが起きてるの……!?


「……ニュースは本当だったようですね」


 あ、ヘンリーくん!

 

「ヘンリーくん!

ニュースって……どういうこと?」


「……!

もしかしてカホさんですか?

その姿は……?」


 あっ、赤ちゃんになってたんだった!


「正解!

でも、よくわかったね?」


「いえいえ、やはりどこか面影は残っているものなんですね」


 メガネをクイッと上げ、ヘンリーくんは微笑んだ。


「それで、ニュースのことですが……。

今朝、何の前触れもなくチコク町を中心に、謎の天災が起きたと……『神の怒り』とも噂されているようです」


 えー!

 こわーい!


「とにかく学校が無い以上、今日は休校のようですね。

では僕は、登校中に見かけた『神の怒り』による衝撃の余波を受けた方々の支援に向かいますので」


 そう言ってヘンリーくんはボランティアへ向かった。

 さすがヘンリーくん!

 でも……。

 本当に神様が怒ったのかな?


 ……。


 確かめてみよう!


「神様?」


「え?」


【説明しよう!

 カホは地上と天界とを繋ぐゲートを開けて――

 シヴァの部屋にお邪魔したのである!

 これについては第3話を読むのである!】


「君は……?

まさか……!?」


「神様、怒ってるの?」

「もしかして私、またやっちゃった?」


「いえ!全然!

私は既にカホ様の世界とは無関係でございます!

もう反抗するつもりなんてこれっぽっちもありませんです!

はい!(第22話参照)」


「でもみんな噂してるみたいだよ?

ちょっと見に来て!」


 私は神様を引っ張って連れて行くために腕を掴んだ。


「ぎゃーーーー!!痛い痛い痛い痛い!!

許じでぐだざーーーーい!!」


【地上に連れてこられたシヴァは、カホが怖くてこの出来事を神の怒りによるものだと認め、土下座した。

 天界はその責任を負い、神々は頑張って地上を復旧させた。

 そして許可なく人間と接触したシヴァは、天地協定違反により2時間くすぐり続けられたという。】

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