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この世界、モノづくりも名前もお風呂もありません。だから後輩といっしょに、魔術開発と現代知識で雑貨から兵器まで作り放題の3年間をのんびり送ります【連載改稿版】  作者: 菜乃花 薫
異世界道中の、はじまりはじまり

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第87話「守りは堅く」

ルカと一緒に阿部ちゃんから

何故か私までたっぷりお説教を受けた後

会議室に向かう


ちなみにルカは夜に続いての説教でめげたらしく

二度寝に尖塔へと向かった


私だってめげたいよ

しかも被害者ですよ、少なくとも今回は全面的に


こっちはこっちで町と里の防衛について考えておく

町については当面の措置として天蓋を付けてしまおう


まだ未整備とはいえ

農業区も居座られては困るので

防壁の形=鉄アレイ型に蓋を製作、だ


こういう時にクリエイトってのは非常に便利


まずは細かいメッシュ状の防壁を1枚作る

これだけだと熱や何かしらの液体、気体はスルーなので更にもう1枚硬質ガラスで蓋をする


給排気についてはクリエイト時の条件付けで

出来るようにしてある


密閉しているのに指定したものだけを透過する謎技術

イメージでなんでもできる魔術って

実は世界の根幹にかかわる特厄ネタじゃないのか?


これをドラゴンの里にも展開すれば終わり、か?


いやいや、備えあれば患いなし


物理的 ーとはいうものの魔術による属性付与ありだけどー 

に頑強であっても

イレースのようななんでも消してしまう魔法を

相手が持っていたら厄介なわけだ


一番表側と一番内側

それぞれに魔術による防壁をプラスする


最表面には防御魔術


そう、洞窟に張られていたあの魔法を

弥生さんが解析してアレンジして

私でも使えるようにしてくれたのだ


まるっきり再現、というのは無理だったと言うから

どんな術者が掛けた魔術なのかね


魔術陣を保護する魔術は「現時点では」使えないけど

個人認証の付与は再現できたとか


弥生さん、凄すぎるよ


『もっと褒めてくださってもいいんですよ』


良かった、体が無くて

ワンコだったら体当たりして褒めて!って

ねだってくるレベルだよ


『いくら体を作ってもいいと言われても

もし犬が流ちょうにしゃべったら怖いですよね』


そうだねぇ


あとは万が一突破された時、か

個人的にはイレースの技術を他の種族らに渡すのは

どうかと思うんだけど

弥生さんの意見を聞きたいかな


ご主人様(マスター)の意見に賛同します

万が一離反されると、こちらにその危険性が向いてくる

可能性が生じます

更に言えば、同じ理由により武装など動かせるものは

渡すべきではないと具申します』


なるほど

強い武器渡してそれでこっちが襲われたら意味ないしね


イレギュラーだから対処に協力するけど

やりすぎて自分の首締まるのもおかしな話


チェーン弾やスパイダーネットで龍が捕まえられるかね?

『そこまで高速移動するとは思えませんが

ドラゴン族が扱うのでなければよいかと思います』


それは私らが出向くって意味?


『いいえ、攻撃手段自身が自動で完結するものを

想定しています』


自動迎撃システムってこと?


『そうですね

イメージとすればPAC-3を固定砲台化したもの

でしょうか』


防衛範囲が決まっているドラゴンの里だから

里ごとに固定していいってわけか


『早期警戒システムなどについては

ネットワークでリンクさせて検知エリアを広くします

合わせてドローンを相当数新造して

上空監視と攻撃を可能にするよう提案します』


この人(?)、本当に私の脳内にある

“作られた人格”なのかね?


『そうですよ

PAC-3なんかは現物展示をご覧になってますよね?

クリエイトで全く同じものを再現できますが

ご主人様(マスター)が実際に見た記憶が元ですよ』


何でもお見通しされるねぇ、本当に


そうしたら町に戻って防御を固めてテストするか


でも、その前に朝ごはん作らないと

4人が腹減らして不機嫌になりそうだな


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