↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
引っ越し先を見に行っただけなのに、女神が想像力皆無な世界に私と後輩を転移させて、現代知識で文明社会を創れ、それも3年間でって……それって厳しくないですか?【連載改稿版】  作者: 菜乃花 薫
異世界道中の、はじまりはじまり

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
80/126

第83話「統べる者」

私の言葉にニール、ルカ双方が固まる


「我ら全てを従えるじゃと?」


「だとすれば理由はなんでしょうな」


「あくまで推測にしか過ぎない仮定の話だよ?

もしドラゴン全てが自分に従って手足のように動くなら

この【世界】を手中に収めることも不可能じゃないと

思うんだよね

曲がりなりにも最強を謳っている種族なんだし」


二人とも腕組みをして考え込む


「そして、それがもしも他の【世界】からの生物による

干渉だとすれば

余計にその可能性も考えられるんじゃないかな?

まあ、もしかしたらこの【世界】の誰かが

考えていることかもしれないけどね」


ニールが唸る


「見たことのないドラゴンが他の【世界】からやってきた

そしてそれが類似種族の私共を従えてこの【世界】の頂点に

立つつもりだ、ということでしょうかな?」


「あくまで仮定の話、だよ?

私らの世界でもドラゴンはドラゴンなんだけど

話を聞く限り里を襲ったのは私らのほうで

【龍】と呼ばれるものかもしれないんだよね

どっちにしても実在は確認されてはいないけどさ」


「「私らの世界?」」


龍神族二人のユニゾンが帰ってきた

そうか、この二人もヴェルーリアも説明してなかったか


かいつまんで阿部ちゃんと二人、異世界から来たことを話す


「では旦那様とアヤノは本当に女神様の使いなのじゃな?」


「使いというか使いっぱしりというか

そんな大層なものじゃないんだけどね」


「女神様は我らの前に姿を見せることはめったにないのです

だからこそ女神様とお会いされたお二方は使命があって

ここにおられる、と思うのが当然です」


ニールの言葉にみんなが頷く


続いてヴェルーリアが


「ご主人様の強さも魔術の凄さもありますし

女神様が選んで当然です」


「阿部ちゃんもいますけど?」


「アヤノさんは旦那様よりお強いですよね?よね??

お二人の力関係見てるとそんな気がします」


随分と押してくるんですが

そして私、阿部ちゃんの尻に敷かれてますか?


「ヴェルーリアはよく見ていますね」

鷹揚に頷いてる


なんで君、ヴェルーリアには少し上から

変な言葉遣いで喋るのだ?


「話を戻すけど、あくまで私の世界は想像上で2種類あるって話なの

この【世界】で長命なドラゴンが見たことない龍という生物が

実際に居たとすれば、その生物はどこから来たのか?ってなるよね


もしかしたら他の【世界】から来た

私らのような異世界人ならぬ

異世界生物って可能性もありそう


そもそもこっちの【世界】を移動できるのかは

全くわからないけどさ

実際出来るものなのかね?」


「ドラゴン族の最長老が存命であれば

【世界】の理について知っているかもしれませんな」


ニールの話にルカが噛みつく


「長老共ですら居場所がわからぬものが多いのじゃぞ?

そ奴らを探し当てても

最長老の寝床を知っているものがいるものなのか

どれだけ時間がかかるかわからぬのじゃ」


ふむ


「ルカの話の通りなら時間がかかるかもしれないけど

とりあえず長老たちへの聞き取りはやってもらうとして

先に謎の龍対策として今やるべきことを考えようか


二人の里も含め確か8つ、里があるんだっけ?

位置関係を明確にして

全てに連絡が取れるようにしたい

もし襲撃があれば応援なり

次の襲撃予測ができたりするかもしれない

あとはどうやって対処するか、だよな」


言っておいて、思わず考え込んでしまう


地図がない

距離が不明な上に移動手段が限られる

ドラゴンはイレース効くから消滅させられるけど

龍はどうなるのだろう?


そもそも龍って蛇の親玉みたいなもので

レールガンぶっ放しても当てられるのか?

ゲームの世界ではボスキャラが蛇型のドラゴンだと

めっちゃ強い、って相場は決まってる

あれ?そういえば・・・・・


ニールたちに向かって

「一つ確認したいんだけど」


「なんでしょうか」


「里を襲った正体不明の龍らしき生物って

君たちみたいに飛んでたの?」


「そう聞いています」


ふむふむ


「そうなるとますます東洋の龍っぽいよね」


「確かに、昔ばなしのオープニングに出てくる奴ですよね

でんでん太鼓持った子が乗ってる奴」


「君、オンタイムで見てないでしょ?」


「先輩だって再放送でしょうに」


なんか、生暖か~い目でみんなに見られてる気がするよ


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ツギクルバナー
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。