↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
見習い冒険者はいつになっても正式採用を受けない  作者: Patriot
十歳〜十二歳

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
22/84

冒険者登録

二人は道具屋を出てギルドへ向かう。


「ガレス、待ってよ! ねぇ、本当に場所分かってるの!?」


石畳の通りへ飛び出すやいなや、ガレスは「おっしゃあ!」とばかりに意気揚々と歩き出す。


ヒロは慌ててその背中を追いかけながら、不安そうに声をかけた。

しかし、ガレスは歩みを一切緩めず、ニカッと笑って振り返る。


「ははっ、決まってるだろ! あっちによ、強え奴らの匂いがプンプンする!」


ヒロはもう呆れを通り越して、逆にここまで直感だけで生きている相棒に一歩引いたような尊敬すら覚え始めていた。

相変わらずのマイペースで、大柄な体躯を活かして通行人の間をスイスイと、時にはズンズンと人混みをかき分けて進んでいくガレス。

ヒロはその頼もしい背中を少し離されないように追いかけながら、ふと胸の奥が温かくなるのを感じ、小さく息をついた。


(――うん、これでいいんだ)


いつも直感的で、猪突猛進で、時に呆れさせられるけれど。

先を進む君を、僕はいつまでも追いかけるよ。

そう心の中で呟きながら、ヒロはガレスの背中を見失わないように、もう一段だけ歩調を早めた。


二人はギルドの前に到着した。


重厚な木の扉の向こう側から、怒号や笑い声、そして酒を酌み交わすような荒々しい熱気が伝わってくる。


二人は足を止め、扉の前でしっかりと目を合わせた。

かつて、ガレスから「一緒に冒険者になろうぜ」と誘われたとき、ヒロはそれを断った。


ガレスに対する負い目があった。

それに、村での鍛冶の仕事を守り、穏やかな日常を続けるためでもあった。


しかし、運命は残酷にもその日常を奪い、彼らをこの王都へと導いた。

今、ガレスにとってこの状況は本意ではないかもしれない。冒険というよりは生活費を稼ぐための手段としての仕事になるだろう。


それでも――。


ガレスは一切の迷いがない真っ直ぐな瞳で、ニカッと力強く笑ってみせた。

それはかつて、村で交わしたあの日の笑顔と少しも変わらない。

失ったものはあまりにも大きかった。

けれど、かつて遠い夢として描き、すれ違ったはずの「一緒に冒険者になる」というその夢の第一歩が、いま、確かに目の前で始まろうとしていた。

ヒロはぐっと拳を握りしめ、ガレスの笑みに頷き返す。

二人は大きく息を吸い込むと、これから始まる新しい物語の扉を押し開いた。


ギルドの扉を開くと、中からは扉を挟んで聞いていたその喧騒とは段違いの活気が押し寄せてきた。


クエストボードの前では、割りのいい依頼を巡って一刻を争う冒険者たちが互いに睨み合い、時には言い争いながらも我先にと手を伸ばしている。


また、朝の仕事を早々に終えた者たちは早くも昼から食堂でジョッキを傾け、すでに真っ赤な顔で陽気に騒ぐ者から、些細なことでつかみ合いの喧嘩を始める者まで現れる始末だ。


そんなカオスめいたフロアの中心、受付カウンターでは、気立てのいいギルドの受付嬢が、荒くれ者たちの横暴を涼しい顔でいなしつつ、軽口を叩きながら手際よく依頼の確認や報酬の受け渡しをこなしていた。


ガレスはその様子に目を丸くする

一方のヒロはそそくさと受付へ向かう


「お、おい!待てよ!どこ行くんだ?」


ヒロは足を止めずに振り返る


「冒険者登録だよ。なにはなくとも登録しないと仕事できないでしょ?」


ガレスは「お、おう……」と慌ててその大きな体を揺らしながら、足早に歩くヒロの背中を追う。

喧噪の渦巻くギルドの中、二人は荒くれ者たちの合間を縫うようにして、いよいよ喧騒の中心である受付カウンターへと辿り着いた。


二人は行列の後ろから受付の様子を眺めていた

長いカウンターには気立ての良い受付嬢たちがテキパキと作業をこなしており、荒くれ者たちと冗談を交わしては笑い、笑わせている。


そんな活気ある光景の中、カウンターの端に位置する一際目立つ受付があった。


そこを守るのは、他の受付嬢たちの中でも一番若い――と言うより、まだ子供と言っても差し支えない少女だった。歳は十五、六といったところだろうか。


艶やかな長い黒髪に、メガネの奥で鋭く光る切れ長の目と神秘的な青い瞳、そして透き通るような白い肌が目を引く。しかし、他の受付のように愛想笑いを振りまいたり無駄な雑談をしたりすることは一切なく、ただひたすらに冷徹なまでの手際よさで事務作業をこなしていた。


ヒロは、その澱みのない見事な仕事ぶりに思わず目を奪われる。


持ち込まれた依頼書にざっと目を通すやいなや、要点を突いた的確な内容をよどみなく伝え、実力に見合わない無謀な依頼やランクの足りない者に対しては、容赦なく冷たく突き放して弾いている。

子供とは思えない圧倒的な冷静さと高い知性。報酬の計算や受け渡しも寸分の狂いもなくスムーズで正確だった。

その少女の列に並ぶ大人の男たちは、他の列の緩んだ空気とは打って変わり、皆一様にビシッと背筋を伸ばし、まるで軍隊の査閲でも受けるかのように緊張した面持ちで順番を待っている。

そのシュールな光景に、ヒロは思わず「ふっ」と小さく吹き出した。


(すごい人だ……あんな若いのに、あの荒くれ者たちを完全に手玉に取ってる)


感嘆の息を漏らすヒロの隣で、ガレスは獣の直感でも働いたのか、ガタガタと大柄な体を震わせながら、青ざめた顔でヒロの袖を引っ張った。


「な、なぁヒロ……俺たち、あの列に並ぶのだけはやめようぜ……! 絶対にあそこはやばい匂いがする……!」


それでもヒロは迷わずその列に並ぼうとするが、ガレスはまるで散歩を嫌がる犬のようにその場から一歩も動かない


「やだね! 俺はあんな冷たい目をする姉ちゃんのところには行かない!」と、床に踏ん張るような勢いだ。


仕方ないなと言わんばかりにガレスの首根っこを掴み引きずって列の後方についた


「ほら、わがまま言わないの。早く登録して仕事を探すよ」


「うぐっ、首が、首が締まる……! ひろ、お前なぁ……!」


ガレスが苦悶の声を漏らしながらも、ずるずると引きずられてヒロの前に並ばされる。

そんな二人のドタバタ劇を、前の冒険者が肩越しに二人を振り返る


「お前ら…..悪いことは言わねえ、他に並びな」


ヒロはその人を見上げながら言う


「じゃあなんでみんなここに並んでるんですか?」


男は気まずそうに頭をかきながら言う

「……あの子はなぁ」


ちらりと受付の少女へ目をやる。

その目は荒くれ者のそれではなかった….。


「……あぁめんどくせぇ! いいから、よそ並べって!」


男は面倒くさそうに手を振りながら、二人を他所へ追いやろうとする。

しかし、ヒロは一歩も動かない。


「やですよ。あの人が一番仕事ができるはず。僕らの冒険者登録は彼女にしか任せられない」


その頑なな態度に、男は「やれやれ……」と盛大な溜息をついて前を向き直った。

一方のガレスは、もうすっかり観念している。


(こうなったらヒロは絶対曲げないからな……)


諦めの境地に達したガレスは、やけくそ気味に腕を組んで天井を見つめ、どこか遠い目をするのだった。


徐々に列が進むにつれて、少女の声が聞こえてくる。

ヒロは列から顔を出しながら様子を見る。


「…次の方」


促された先頭の冒険者が、まるで処刑台にでも上がるかのような緊張した面持ちで受付をしている。

ガレスは心底嫌そうに言う


「ほら、名前すら覚えてねぇよ。『次の方』って……冷てぇなぁ」


他の受付たちは、皆気さくに冒険者たちの名前で呼び合っているのだ。それに比べてあの少女は、モノのように淡々と人をさばいている。

ヒロは首を振る


「ううん。名前を知らないんじゃないよ。その代わり、ほら」


「ん?」


ヒロがカウンターの向こうを指さす。

冒険者が一枚の依頼書を差し出す。

少女はそれを受け取ると、ほんの一瞬だけ目を通した。


「この依頼は受けられません」


「はぁ!? なんでだよ!」


「前回の依頼で右肩を負傷しています。医務室から完治の報告が届いていません」


冒険者の勢いが目に見えて萎む。


「いや、もう動くって。ほら」


「動くかどうかは聞いていません」


ぴしゃりと言い切る。


「完治の確認が取れていない状態で、この依頼を受注させることはできません」


「……ちぇっ」


「代わりにこちらを」


少女は迷うことなく別の依頼書を抜き取り、カウンターへ置いた。


「護衛依頼です。戦闘の可能性は低く、拘束時間は半日。今の状態ならこちらが適切です」


男はしばらく依頼書と少女を交互に見つめ――やがて頭をかいた。


「……分かったよ」


少女は小さく頷く。


「では、受注処理をします」


すぐに手元の書類へ視線を落とした。


ガレスがぽかんとする。


「……なんであんなことまで覚えてんだよ」


「だから言ったでしょ」


ヒロは少女から目を離さない。


その様子を背中で聞いていた、先ほど他に並べと言った男は、ふと振り返る


「……ガキ、名前はなんて言うんだ?」


ヒロは驚いて顔を上げる


「……っ、ヒロって言います」


「……あの子の名前はリリアだ」


男はそれだけ言うと、そっぽを向いて前を向きなおる。教えるのはそこまでだ、と言わんばかりの態度だった。

ヒロは首を傾げる


(……自分の名前じゃなくて、あの子の名前を教えてくれた? 普通は自分の名前を名乗るもんじゃないのかな……?)


不可解に思いつつも、ヒロは目の前に迫った「リリア」の受付席を見据えるのだった。


ついに二人の番がやってきた。


「……次の方」


機械的な少女の声に促され、ヒロは真っ直ぐにリリアの青い目を見据えながらカウンターへと歩み寄る。その後ろを、ガレスはまるで断頭台へ向かう罪人のように俯きながら、とぼとぼと続いた。


「ご用件は?」


メガネの奥の切長の目が、じっと二人を捉える。

ヒロは道具屋でもらった革袋から、ずっしりと重みのある硬貨を取り出し、慎重に数を確かめながらカウンターの上へと差し出した。


「冒険者登録をお願いします」


リリアはじっとヒロを見つめる。

その細い指の動きが、ぴたりと止まった。


――若い、若すぎる。


無機質だった青い瞳に、わずかな温度のない光が宿る。


「……ご年齢は?」


「十歳です。規定上は登録できると伺いました」


リリアはふっと目を伏せる。

分厚い台帳に視線を落としながら、淡々とした声で告げた。


「ギルドの規定では十歳から冒険者登録が可能です。……ですが、それはあくまで『可能』というだけです」


ヒロはわずかに首を傾げる。


「どういう意味ですか?」


リリアは再び目を開き、一切の妥協を許さない真っ直ぐな瞳でヒロを射抜いた。


「こちらが危険と判断した場合、たとえ何歳であっても登録は出来ません」


ヒロは納得したように深く頷く。


(ああ、やはりこの人の列に並んで正解だった……。形だけの規定に頼るのではなく、冒険者の実力や安全を第一に考え、自身の裁量できちんと判断を下している)


それに、この人ならきっと、ただ突っぱねるだけでなく、今の自分に必要な代替案を出してくるはずだ。


ーーーそう考えたまさにその時だった。


リリアはわずかに目を細め、静かに口を開いた。


「……代わりに、冒険者見習い制度を使いましょう」


それからリリアは、見習いとして受けられる仕事や注意事項を一つずつ説明していった。

ヒロは時折頷きながら、その言葉を聞き漏らさないよう真剣に耳を傾ける。

やがて一通りの説明が終わると、数枚の資料を大事そうに胸に抱え、満足げにカウンターを離れた。


「……いい人だったね」


「どこがだよ……」


入れ替わるように、ガレスが嫌々カウンターの前へ立つ。


リリアの青い瞳が、今度はガレスを捉えた。


「……次はあなたですね」


「お、おう……」


リリアはガレスを見る。

先ほどの黒髪の少年より一回りも二回りも大きく、鍛え上げられた肉体、その背丈を優に超える大剣。

歳の離れた兄弟?

そう思いながら、淡々と問う。


「ご年齢は?」


ガレスは胸を張り、我が物顔で言ってのけた。


「十歳だ!」


その言葉を聞いた瞬間、リリアの眼鏡の奥の青い瞳が、すっと細められた。

まるで十歳には見えないその筋骨隆々な巨体を上から下まで値踏みするように見つめ、リリアはわずかに眉をひそめる。疑わしげな沈黙がカウンターの周囲を支配した。


しかし、少し離れた場所で手続きの書類を確認していたヒロは、やれやれと小さく息を吐きながら一歩前に出ると、呆れを含んだ声で補足する。


「……嘘じゃないですよ。僕たち、同い年ですから」


「……は?」


リリアが初めて、完璧に整えられた事務的な表情をわずかに崩した。

青い瞳が、信じられないものを見るようにヒロとガレスを交互に捉える。一見すれば年の離れた兄弟にしか見えない二人だ。


だが、ヒロの真剣なまなざしと、図星を突かれたように気まずそうに目を泳がせるガレスの様子を見て、リリアはそれが偽りではないと瞬時に察した。


ふう、とリリアは小さく息を吐き出すと、再び冷徹なまでのプロの表情へと戻る。


「……失礼しました。発育の良さは、冒険者としての優れた素養の一つですが……今後の見極めが必要ですね」


眼鏡を押し上げながら、リリアは手元の台帳に新たなページを開いた。


「では、あなたは冒険者登録をしましょうか」


「い!や!だ!」


ガレスは先ほどの緊張などどこへやら、再び子供のように大声を張り上げた。


「ヒロと一緒がいい!! ヒロも俺と同じ冒険者登録しろよ!!」


その大声に、周囲で静かに順番を待っていた冒険者たちがぴくりと反応し、一斉に視線を向けてざわめき立つ。

リリアの、あの冷徹な鉄の要塞のような受付の前で、ここまで我が儘を喚き散らす者など前代未聞だった。誰もが「あいつは一体どれだけ肝が据わっているのか、あるいはただの馬鹿なのか」と呆れたような目を向けている。


ヒロは頭痛がするとばかりに片手で額を押さえ、大きく息を吐き出すと、ガレスの分厚い肩にポンと手を置いた。


「……まったく、君はさっきから人の話を聞いてなかったのかい? リリアさんはちゃんと僕の安全のために、まずは見習いから始めることを勧めてくれたんだよ」


理路整然としたヒロの指摘に、ガレスは「ぐっ……」と言葉を詰まらせる。


「だって、それじゃあ俺一人で……」


ガレスは、耳を伏せた大型犬のようにすっかりとしょぼくれる。


そんなガレスの様子など一切意に介さず、リリアは冷徹な手際で登録用の書類を引き出し、トントンと机を叩いて記入を促した。


「……名前と年齢、住所をここに。早くしてください」

「うう……」


ガレスは不貞腐れたようにふんと顔を背け、持っていたペンを放り出すようにヒロの手元へと投げ出した。


ヒロは呆れたように大きなため息をつきながら、ガレスが投げ出したペンを拾い上げる。


「だから、村にいた頃から字を覚えろってあれだけ言ったのに……」


小言をこぼしながらも、ヒロは手際よくガレスの代わりに書類へと必要事項を書き込んでいく。その慣れた手つきに、リリアはわずかに目を細めて二人のやり取りを観察していた。


すべて書き終えた書類をヒロが丁寧に両手で渡すと、リリアはそれを無言で受け取る。

そして、引き出しからずっしりと重そうな金属製の台座を取り出し、その中央に据えられた透明な球体――鑑定用の水晶をドンとカウンターの上に置いた。


ヒロは一瞬でその水晶から視線を外せなくなった。


(――すごい魔力の回路だ……! 一体どうなっているんだ? これで個人の何がわかる? そもそも、こんな精巧な魔道具はどうやって作るんだ……?)


頭の中が一瞬にしてその鑑定用の水晶に対する知的好奇心でいっぱいになり、鍛冶職人としての血が騒ぎ出す。

しかし、その興奮も束の間、ヒロの視線はすぐに隣に立つガレスへと移った。


幼い頃からずっと共に育ち、常識や理屈を軽々と超越してきた、文字通りの怪物――。

村の中だけで燻っていたその圧倒的な才能が、いよいよ王都の基準という大きな舞台に立ち、世間の目に触れようとしている。彼がどれほどの数値や適性を叩き出すのか。


(――見せてくれ、ガレス)


ヒロの胸のうちは、水晶の謎に対する知的な興奮と、親友の真価が知らしめられることへの高揚感で満たされていくのだった。


ガレスはそんな親友の高揚などどこ吹く風といった様子で、リリアに促されるがまま、ぶっきらぼうにその大きな手を鑑定用の水晶へとかざした。


次の瞬間――。


バァンッ! と、まるで小型の爆発でも起きたかのような音と共に、水晶から周囲を白くぼやけさせるほどの眩い光が迸った。

その凄まじい閃光に、ギルドの喧騒がピタリと止む。

クエストボードの前に群がっていた者も、昼から酒を飲んでいた荒くれ者たちも、ギルドにいる全員の視線が一斉にそのカウンターへと集まった。

冒険者登録の鑑定で、これほどまでの規模の現象が起こったことなど前代未聞だった。


眩い光が収まり、鑑定結果が示された後、ガレスは自分の規格外すぎる数値にどよめく周囲の視線を一切気にする様子もなく、ただ退屈そうにあくびを噛み殺した。

ヒロもまた、周囲の喧騒やどよめきを背中で聞き流しながら、すっきりと晴れやかな顔でガレスの背中につづく。


二人はそのまま、まるで日常の買い物を終えたかのような平然とした足取りで、ギルドの重厚な扉を開けて外へと出て行った。


静けさを取り戻した受付カウンターの端。

他の職員たちが呆然と立ち尽くす中、リリアは両手で頭を抱え、深いため息を一つ零した。


(……なんなの、あの子たち)


冷静沈着を誇る彼女の平穏が、あの十歳の少年二人組によって完全に打ち砕かれるのだった。

お読みいただきありがとうございました!「続きが気になる」「面白い」と思っていただけましたら、画面下の「ブックマーク登録」や「★(評価)」で応援していただけると励みになります。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。