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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約6年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

波乱万丈の魔術師

作者:流星明
魔族と人間による戦争が終わって10年。ここ、べリア大陸は多少のいさかいはあるものの、平穏な状態が続いていた。しかし、それは突然破られる。魔族が再び軍を動かし、人間達の国に侵攻してきたのだ。この危機にロワール教教皇マーハル 4世は、諸国に聖十字軍の呼び掛けを行う。

「神の御名において、魔族を再び追い返すのだ。神の代行者たる我の下へ集え、人々よ。12聖騎士と共に戦おうではないか!」

教皇は自信があった。かつての聖十字軍のように人々が立ち上がり、魔族と戦うと。教会の下に団結すると。だが、それは大きな間違いであった。

「騎士団の編成に時間がかかる。今少し猶予を」

「パス。面倒臭い」

「俺の国は中立を保つ」

「早く、早く援軍に来てくれええ。め、滅亡しちゃうう」

「金にならん。断る」

「すいません。農作物が凶作でして、兵が出せません」

「儂ら、年でのう。後は若い者に任せますわい」

「お前らああ! 早く来いやああ!! 破門するぞおおお!!!」

キレる教皇、逃げる国王達。足並み揃わぬ人間達を尻目に、魔族の進撃は始まる。大陸中央に位置する獣人の国ビスティ。風光明媚なこの国にも、魔族は攻め込ようとしていた。後にある高名な歴史家は、著書の中でこう記す。

『この侵攻で魔族と人間は眠れる化物を目覚めさせた。殲滅の魔術師という名の人間を。彼は歴史に燦然と名を残す。破壊者にして、創造主。世界を変え、神を殺した人間。また、その妻達も世界を大きく変えるのに貢献した事は、まごう事無き史実である。彼の評価は難しい。とはいえ、1つ言える事がある。いや、声を大にして言いたい!リア充、爆発しろ!!』

‥‥どうやら、この歴史家。私生活は上手くいってなかったようだ。ともかく、殲滅の魔術師カレル=バーネットの物語は幕を開ける。大陸に多くの悲喜劇をもたらす男は、魔族の侵攻時にビスティ王国の王都で酒を飲んでいた。物語はここから始まる。

第1章 世に再び現れる英雄
第1話 かつての英雄
2018/11/17 12:00
第2話 師匠との再会
2018/11/17 21:00
第5話 ライラとの契約
2018/11/21 18:12
第6話 獣人王との会談
2018/11/22 00:00
第7話 泥棒の正体
2018/11/27 22:04
第16話 ヴェラの受難
2018/12/04 15:10
第17話 戦争の決着
2018/12/05 06:00
閑話1 ライラとヴェラ
2018/12/06 06:33
閑話3 フィンの日常 前編
2018/12/07 00:14
閑話4 フィンの日常 後編
2018/12/07 22:00
第2章 商会とヴェネルセの改革、大戦への介入
第19話 運命の会議
2018/12/09 17:00
第28話 マルフォンの罠
2018/12/25 06:00
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