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幕間 寄り道

俺とネネは、王都に行く前に、まず実家へ帰省した。

両親は喜び、町長(いや、今は市長か?)が、いきなり来られると、歓迎の準備ができないと嘆いていた。

これまでが、異常だったと、俺は思った。


両親は、豪邸でのんびりと暮らしている。俺も、早くそんな身分になりたいと、切に思った。


実家を後にし、ローゼンバッハの街へと来た。


まずは、商業ギルドに寄り、魔族領でため込んでいた新商品の商標登録を行う。


ギルド長との舌戦は、久しぶりであった。


その足で、街の第一号店に寄ったが、ジュディがふくれっつらで出迎えた。


「久しぶりすぎるじゃない!こっちは、この店から離れられないんだから!まあいいけど」


相変わらずツンデレである。


「ねぇ、ジュディちゃん。この商品は、どう使うの?」


「はーい、今行きます」


立派に従業員化していた。


最後に冒険者ギルドに寄る。


さっそく、応接室に通されギルド長が現れた。


「久しぶりじゃないか、マシュー」

「Aランク冒険者の義務も果たさず、よく顔を出せたな」


「まあ、そう言わないでください。魔族領にいたんですから」


「Aランク冒険者の案件は、ロックさん達がこなしてたぞ」


そうだったんだ、ロックさんさまさまだな。


「これからは、人間領の王都にいますから」


なんとか、機嫌を直してもらった。


そうして、俺たちは王都に向かった。


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