↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

PR
30/41

第28話 ダンジョン前半

冒険者のロックさんが、久しぶりに訪ねて来てくれた。


「よう!マシュー、冒険者になったんだって?」


「ええ、10歳になって、自分の実力を試したくて」


「この街の冒険者ギルドに寄って、びっくりしたぜ」

「破竹の勢いでBランクまで、昇格したんだってな」


「まあ、色々ありまして」


「そういえば、ロックさん達は、ランクは?」


「皆、Aランクだぜ。もたもたしてると、おまえさんに追いつかれるな」


「えっ!Aランクですか?馬車の護衛とか小さい依頼してるのに?」


「おれたちは、のんびり冒険を楽しみたいんだ」


「すてきな、考え方ですね。尊敬します」


「よせやい、楽がしたいだけだ」


「俺も本当は、平々凡々と暮らしたいんですが、周りが許してくれないんです」


「大変だなお前も」


「それで、今日はなにをしに?」


「冒険者になったって言うんで、うちのメンバーでダンジョンに行かないか?」


ダンジョン!あぁ、いい響きだ。ゲームで定番のダンジョン!


「行きます!行きます!連れていって下さい!」


「よし!決まりだな。明日、7時に門の前に集合な」


「分かりました。よろしくお願いします!」


ロックさんは、帰って行った。ダンジョンかぁ、どんな罠があるんだろう?エリアボスは、どんな強さだろう?夢が広がる。


***


翌朝、7時前に門に着いた。嬉しくて中々寝付けなかった。

ロックさん達がやって来た。

「おう!早いな」


「まずは自己紹介だ。荷馬車警護の時はしてなかったろ」


俺は、「ロック。剣士だ」

俺は、「ゲド。モンクだ」

俺は、「ルーク。アーチャーだ」

わしは、「ロナルド。見ての通り魔法師だ」

私は、「マリア。魔法師だけど、ヒーラー専門よ」


「マシューです。固くて強いです。魔法も使えます。よろしくお願いします」


「固くて強いって何だよ」

ロックが笑った。


「さあ、行こうか」


俺たちは馬車に乗り込む、御者はゲドだ。


***


「今から行くダンジョンは、比較的新しくてな、マッピングもされてない。気を付けろよ」

「もちろん、罠の位置とか種類も不明だ」


「ロックさん、罠に関しては案があります。俺を先頭にしてください」


「おいおい、危険だぞ」


「俺は固いと言ったじゃないですか。試しにロックさんの剣で、俺を叩いてください」


「いいのか、痛いぞ」


「どうぞ、お構いなく」


ロックさんは、剣の腹で俺を叩く。


カキン、カキン。


「本当だ、金属を叩いているようだ」


「ね、本当でしょ」


「あぁ、じゃあマシューが先頭な」


ダンジョンに着いた。


***


ダンジョンは、ツタに覆われた遺跡のようで、中央に入口がある。


「あそこだ、突入するぞ」


先頭を俺が歩く、しばらくして、カチッと言う音がして、両方の壁から無数の鉄の矢が放たれた。

カキ、カキ、カキン、カキ。

俺の体が、矢を弾く。


「もう大丈夫ですよ」


「マシュー、平気か?」


「全然」


その後も、底が針山になってる落とし穴、転がって来る大岩とか色々あったが、全てに引っ掛かり、全て無事だった。


「すごいな、おまえ」

「一家に一人欲しいわ」

みんなが、口々に言う。


***


罠エリアを抜けたのか、魔物が出現した。


「ここからは、いい所みせないとな。みんな!」

「「おおっ!」」

冒険者の攻撃力は圧倒的だった。さすがAランク冒険者。


***


階段を下りて、二階層目。魔物も強くなってきた。俺も銅の剣で、応戦する。

迷路の小部屋で宝箱を、見つけた。魔法師のロナルドが慎重に開ける。

『鋼の剣』だった。


「あぁ、この階層じゃこんなもんか、マシュー装備しろよ、それ『銅の剣』だろう?」


「いいんですか?」


「おれらの武器は、全てオリハルコンだ。問題ない」


さすが、Aランク冒険者。装備もすごい。


「では、ありがたくいただきます」


三階層目に下りる、ここから魔物が一段と強く、多くなった。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。