第25話 冒険者ギルドに帰って
村長のたってのお願いもあり、俺たちは、村に一晩泊まって行くことになった。
その夜は、村中総出で宴会が取り行われた。
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「だぁいたいぃ~ステファンは、見栄を張りすぎるのよ。こんかいもぉ、活躍なかったしぃ」
ステラがステインに絡んでいる。
「そう言うおまえだって、そう活躍はしてないだろうよ!」
「うぅ、全然活躍できなかった。。うぅ」
ボブは泣き上戸らしかった。
「そういったら、私もよ。あんなちびっこい火魔法で、魔導師なんて、恥ずかしいわ」
「マシューの火炎魔法に比べれは、クズよクズ」
マリアンも酔っている。
「「で、マシューは、なんであんなに強い(の)(んだ)?」」
冒険者に一斉に聞かれる。
「こ、これはあの、神様の行き過ぎた加護というか、何と言うか」
10歳でお酒を飲めない俺は、酔っぱらい4人組に絡まれるのであった。
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翌朝、村人全員に見送られ、馬車で街に帰る。冒険者4人組は、完全に二日酔いだった。
「そんなに、揺らすな!おえー」ステファンが馬車の外に吐く。
「みっともないわよ、ステファン。うっぷ!」ステラもかなり来ている。
と言うか、馬車の中が非常にお酒くさい。転生前では、事情聴取案件だろう。
時々、休みを挟んで、ようやく街についた。その足で冒険ギルドに向かう。
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ギルド長が応接室に俺たちを呼んだ。
「で、首尾のほうは?」
「ゴブリンの集落を壊滅しました。さすがに、ゴブリンキングが出た時は、焦りましたがね」
ステファンが説明する。
「何lゴブリンキングもいたのか」
「どうやって、倒した?」
「そりゃもう、僕の剣技で、痛って!」
ステラが脇腹をつねる。
「嘘はだめよ。ステファン」
「倒したのは、マシューでしょ」
「で、マシュー、どう倒した」
「どう倒したって、言われても、足を払って転ばせて、サクッと首を刈っただけです」
「サクッと首を」
ギルド長は、頭を抱えた。
「なぁ、ゴブリンキングは、Cランクチームでは倒すのは難しいと言われてる」
「Bランク冒険者が倒すものだ。おまえときたら、まったくもう」
「そんなことを言われましても」
「マシューは、魔法もすごいんですよ。あんな大きな火炎なんて見たことがないです」
マリアンが言った。
「おまえ、魔法も使えるのか?初耳だぞ」
「まあ、一応、一通りは使えます」
「攻撃力までもか、魔法までもかぁ」
ますます、ギルド長は頭をかかえる。
「・・・Bランクか、それしかないか、それしか」
ギルド長がつぶやく。
「よし、マシュー!あまえは、今日からBランクだ!」
「「えぇーーーーー」」
全員が驚く。
「ちょっと、ギルド長、この間登録したばかりの子供ですよ」
ステファンが、言う。俺も同意見だ。
「ステファン、単騎でゴブリンキングを倒せるか?倒せまい。倒せるのは、Bランク冒険者のみ。よって、マシューは、Bランクなのだ!あひゃひゃひゃー」
ギルド長が、壊れた!
しばらくして、ギルド長が元に戻った。
「すまん。ちょっと正気を失った」
「だが、マシューのランクは、Bランクだ。これは、ギルド長命令だ」
登録から、4日でBランクになってしまった。ネネにどう言おう?
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それから、討伐の代金が支払われた。
人数割りでいいと言う俺に、ステファン以外が、多すぎる、マシューは、もっと貰うべきと言ったが、みんなで討伐に行けて楽しかったと、無理やり人数分にした。
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ようやく、家に着いた。色々ありすぎで、疲れた。
家のドアを開けると、ネネがすわった目で仁王立ちしていた。
「ど、どううしたんだい。ネネさん」
恐る恐る声をかける。
「日帰りの仕事ではなかったの?」
「あ、あの仕事先で村長が是非に泊まって宴会でもと」
「ほほぉ、帰りが遅くて、心配して眠れなかった私をさしおいて、宴会とな?」
「ことわり切れなかったんですよ。あ、そうだ!お土産があるんだ」
「お土産?」
ネネの顔が、パッと輝いた。
「行った村に流れる川で取れる、綺麗な石を磨いて作った、ネックレス」
「わぁ!綺麗!貰っていいの?」
「もちろんさ、ネネのために買ってきたんだから」と言い、ネネに渡す。
ネネはさっそく、身に着けて、
「似合う?似合う?」
「ああ、綺麗だよネネ」
「もう、調子いいんだから。お母さん、お母さん、マシューから貰ったの」
リビングにかけて行く。
怖かった。。。ゴブリンキングより怖かった(汗)
ネネを怒らせないようにしようと思った昼下がりだった。




