第23話 報奨金と討伐依頼
午前中は、各店舗の売り上げをまとめた。
「そろそろ、新商品をだそうかな」
***
午後になって、冒険者ギルドに向かう。
「こんにちは、マシューです。来ました」
受付に挨拶する。
「マシューさん、お待ちしてました。お金の受け取りですね。用意できてます。
「まずは、薬草の買い取り代金です」
小さな布袋が、カウンターに置かれる。
薬草採取は、そんなに貰えないんだな。
「次は、ビックモアの討伐の報奨金。よいしょっと」
ドスン、かなり大きい袋が、カウンターに置かれる。
「最後に、解体した素材の代金。うっ重い」
ドシン、めちゃくちゃ大きな袋が、カウンターに置かれる。
「合計で、56万8千600ゴールドです」
うひゃー!家が一軒建つ値段だ!
「そ、そんなに?」
「そうですね、報奨金もですが、魔石が思いのほか大きかったんで」
「どうします?持って帰ります?商業ギルドにマシューさん名義で預けることもできますが」
銀行みたいなものか。
「商業ギルドに預けて貰えますか。とてもじゃないけど、重くて持ち帰れません」
「そうですよね。では、そのようにいたします」
「あと、ギルド長が会いたいとの事なので、応接室でお待ちください。お茶をお持ちします」
何だろう、まあいいか、話を聞こう。
***
「マシューさん、お茶です。あと、ビックモアの肉の一部です」
そうだ、イノシシ鍋をするんだった。
「ビックモアの肉は美味しいので、高値で取引されるんですよ。私も食べてみたい」
そうこうしてるうちに、ギルド長が応接室に来た。
「いや、待たせて悪いね」
「いいえ、そんなには待ってません」
「今日は、どんなお話で?」
「いや、Cランクになって早々で、悪いんだが、討伐依頼を受けて欲しい」
「討伐依頼と言うと?」
「近隣の村の近くに、ゴブリンの集落ができてな。家畜に被害が出ているらしい」
「その集落の討伐を俺一人で?」
「いやいや、そんな無茶は言わん。Cランク冒険者のチームと合同でだ」
「急ですまないが、明日の朝出発してくれ」
「分かりました。集合場所は?」
「街の門の前で7時に集合だ」
こうして、ゴブリン討伐の依頼を受けた。




