第20話 冒険者ギルド
朝食を食べて、冒険者ギルドに向かう。
ネネのジト目が怖かった。
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冒険者ギルドは、商業ギルドの斜め向かいにある。商業ギルドほどではないが、大きい建物である。
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建物に入ると、いかにも冒険者と言ういでたちの筋骨隆々とした男たちでいっぱいだった。
女性もちらほら居る。杖を持っているんで、魔術師だろう。
俺は受付に向かう。すると、ガラの悪そうな冒険者が、足を出して来た。
スタスタ、ボキッ、スタスタ。
「足がぁー、足が折れた!」
構わず、俺は受付に向かう。
「ちょっと、待てや!坊主!」
足を出した男の連れが、引き留める。
「何か用ですか?」
「何かじゃねぇよ!仲間の足が折れちまっただろうが!」
「先に足を出したのは、そっちでしょ」
「うるせぇ!おらぁ!」
男が殴りかかって来た。
ゴン、ポキン。
「手が、手がぁー!」
「ふう、まったく。邪魔しないでください」
ギルド内が静まりかえっている。さわいでるのは、骨の折れた二人だけだ。
***
ようやく受付に着いた。
「お姉さん、冒険者登録をお願いします」ニコッ。
「坊や、強いのねぇ。ビックリだわ。札付きのワル二人組を帰り打ちなんて」
「俺は、固いんです」
「そう言う問題?まあいいわ、登録ね。あなた、いくつ?」
「この間、10歳になりました」ニコッ。
「じゃあ、問題ないわね。はじめは、Eランクからよ」
名前を告げ、冒険者ギルドカードを受け取った。
その後、色々と説明を受けて終わった。案外、あっけなかった。
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俺は、掲示板を見て、Eランクの依頼を探したが、側溝の掃除や、薬草の採取ぐらいしかなかった。
「地道にランクを上げるしかないか」
俺は、薬草の採取の紙を取り、受付に出す。
「これを、おねがいします」
「はい、薬草の採取ね。場所は紙に書いてある通り、街を出て左の森よ」
「気を付けてね、魔物が出たら逃げるのよ」
***
俺は、街を出て、左の森に向かう。しょぼい仕事だが、Eランクなんでしょうがない。
地道に行こう。地道に。
そう思った時期がありました。




