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第1話 転生

うむむ、体がよう動かん。

「おぎゃー、おぎゃー」

これは、俺の声か?


どうやら、転生は赤ちゃんかららしい。


見知らぬ女性が、俺を抱える。

「おぉ、よし、よし。マシュー」


やはり、俺は赤ちゃんらしい。俺の名前は「マシュー」か。


泣き止んで、周囲を見回す。

一般的な家庭らしい。貧乏な家庭でないのが、唯一のなぐさめだ。


神様に感謝だ。

しばらくは、赤ちゃんに甘んじようと思った。


見知らぬ女性、母親?が部屋から出て行った。


しかし、自分の防御力、力はいかほどか?

ちょっと、試すか。


俺は、魔力を少し、天井に向かって放った。


「バキ、グシャ!」


天井に穴が開いた・・・


赤子がやっていいことではない。


しばらく、放心していたが、我にかえった。


「おい、おい、神様!どう言うこと!」


よくよく考えた。


確かに、「魔物や敵に対抗できる力は欲しい」と願った。

しかし、これはやりすぎでは?神様。


母親とおぼしき人が、部屋に入って来た。

「天井に穴があいてるわ。直して貰わないと」


母親は、のんきだった。


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